社会復帰日記

社会復帰中

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19.06.26

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 最近、何故だか寂しくなることが多く誰かに抱き締めて貰いたい気持ちが高まっていて、恋人がいない私はいっそのこと渋谷の駅前でYouTuberよろしくフリーハグの看板でも掲げてみようかなんて一切やる気が起きない空想を巡らせてしまう程なのだが、自分の歳を考えると抱き締められたいなんて考えること自体が醜く思えて、この人恋しさは性欲ということにしてやはりまた風俗か、と考えることがあった。今日はその考えを少し進める。歳を考えると、なんて書いたが、人恋しさは歳に依って制御をされなければならないものなのだろうか。私が三十路を目の前にしてそんなことを考えてしまうということは、他の人も実は同じくらい人を求めているのではないか。確かに歳を喰ってまで人恋しさなんて、恥ずかしいしグロテスクに私は思えてしまうが、それは私がそういう風潮、世間の空気に揉まれてきたからかもしれない。年甲斐もなく、人恋しさを振り撒くこと。いや、年甲斐なんて言葉がいけない。私はこの歳になっても自分が大人になったなんて全く思えない。どうなのだろう。周りの大人達は、人恋しさを耐えられているのか。私は無理そうなので、仲間が欲しいし、そんな人と抱き締めあいたい。

 昨日からの続き。内定を貰った私は会社を辞めようと決めた。どんなフレーズを使って辞めようか、私は頭を悩ませ、その日の夜は余り寝られず、眠気が襲ってきたのはようやく日が明けてきた頃で、目覚めるともう昼を過ぎていた。夜を越えて悩んでいても結局良いフレーズは浮かんでいなかった。割りきって、転職をします、と言ってしまえば良かったのだが、鬱で休職しながら転職をしていた事実をそのまま伝えることが出来ず、かと言って先を決めずに辞めると言えば、長く引き留められそうに思えて、その日はぐずぐずしている間に終わってしまった。

 更に翌日、翌々日と時間は過ぎて、それでも私は辞めるということが出来ずに、毎日上手く辞める理由を考え、いつまでもそんなものがないことに気が付かなかった。いや、気が付かない振りをしていた。そもそも医務室担当だけにすら辞めることを告げるのならば、簡単だった。余りに関係が薄い。私が気にしていたのは、私を飲み会に誘ってくれた昔の上司だった。彼には、真っ先に伝えなければならない。その人に上手く言う方法が見つからなかった。その人も転職していると思えば、簡単な話だったのかもしれない。ただ、やっぱり裏切りのように思えて、いつまでも駄目だった。

 そのまま一週間が過ぎた。再びの月曜日。時間が経てば経つほどに心理的プレッシャーも大きくなり、それで潰れてしまいそうになった。自分で決めて転職の道を選んだはずなのに、一体どうしたいのだろうか。私は去ろうとしている環境に対しても、良い人として振る舞おうとしていて、それが足を引っ張っていた。

 メールで出版社から、いつ頃こちらへ来ていただけるか決まったでしょうか、と連絡が入る。もう時間は無い。散々悩んでいたのに、結局、会社を辞めることにしました程度のことしかメールを書けず、それでもそれを元上司に送ろうとした丁度その時、正にその元上司から電話が入った。

細かい話は明日以降に続ける。
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