悪役令嬢の兄に転生した俺、なぜか現実世界の義弟にプロポーズされてます。

ちんすこう

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15【お兄ちゃん、監禁される】

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 仕事で船旅に出た父が海難事故で行方不明になったという報せが届いたのは、二年前の早朝のことだった。

「お父様が……?」

 呆然とするレジーナの肩を支えて、俺はエディが持ってきた手紙の続きを読んだ。

「"突然嵐に襲われ、船が転覆したため――ホワイトハート子爵は波にさらわれてしまった……。
 まだ遺体は見つかっていないが、当時の状況を考慮すると、ご家族には覚悟をしておいていただきたく"……」

 使用人たちは顔面蒼白で俺の読み上げる内容を聞いている。

「リチャード……!」
「お母様!」

 卒倒した母の体をメイド長のマーガレットが支えた。奥様、奥様、とあちこちから心配する声が飛び交う中で、俺は手紙の最後の署名を確認した。


――デイビッド・モーリス。

 父が世話になっている、貴族家当主の名だった。
 地位は伯爵で子爵のホワイトハート家より位が高いので、こちらがモーリス家の恩恵にあずかるような付き合いだったと思う。
 俺はパーティで何度か顔を合わせた程度の関係だが、父とは二人で旅行に出かけるほど仲が良かった……はずだ。

 この手紙を彼が送ってきたのも、難破した船には伯爵も同乗していたからだそうだ。
 報告には事務的な文言だけではなく、俺たち家族の心身を気遣うような文章や、今後モーリス家はホワイトハート家に支援を惜しまないと言った旨の内容が、丁寧に書き綴られていた。


 二週間後。
 他の遭難者の遺体がどこかしらに漂着してもなお父は発見されなかったが、状況は絶望的だろうということで葬儀を行うことになった。

 屋敷のはずれに設置された墓場に賛美歌が流れる。
 空は重い雰囲気に呼応したように灰色に翳り、霧雨が降っていた。
 葬儀には多くの弔問客が参列し、空っぽの棺にたくさんの花が手向けられる。

「リチャード、あなたがいなくなったら私はどうすればいいの!? リチャード……!」
「お母様、わたくしがいますのよ。泣かないで、おかあさま……」

 狂ったようにむせび泣く母に、レジーナが涙を流しながら寄り添っていた。
 俺はホワイトハート家の新しい当主として二人を労わってやらなければならないと思いながら、身動きがとれなかった。

 ……訃報が届いた夜に、父の書斎で見つけた書簡のことが頭から離れなかったのだ。

 前々から、父に『自分の身に何かがあったときに開けるように』と言われていた棚があった。
 俺にだけ伝えられていた解錠魔法で引き出しを開けてみると、そこには土地の権利書や帳簿などと一緒に短いメモが残されていた。


 “エリザベスとレジーナを頼む”。


 父は今年で三十七になるはずだった。
 加えて、命に関わるような持病などはなかった。
 こんな遺書じみた走り書きを遺すような事情などないはずなのに、あまりに用意周到だ。

 自分の死期を悟っていたのか、あるいは死ぬ可能性があると知っていたようだった。


「ホワイトハート公」


 突然後ろから肩に手を置かれて、硬直する。
 低い声が俺の耳元で響いた。

「リチャードのことは非常に残念だよ。彼は貴族にはめずらしい人情家だった」
「っあなたは」

 振り返った先には――神妙な表情を浮かべた、長身の男が立っていた。
 黒い長髪を後ろで一つに括り、真っ黒な喪服を纏っている。
 男は持っていた黒い傘を雨に打たれていた俺に差し向けて、微苦笑を浮かべた。

「こうしてちゃんと挨拶をするのは初めてかな。
 それじゃあ、自己紹介をしておこう。
 僕はモーリス家伯爵のデイビッドだ」

 伯爵は俺の肩を数度叩いて、切なそうに眉を顰める。

「君のお父上とは十年来の付き合いで、彼の持つ株式会社の援助などもさせてもらっていた。リチャードは仕事仲間としても優秀で、貴重な友人だったよ」
「モーリス伯爵……」
「ああ、気を遣わずデイビッドと呼んでくれていい。お父さんと同じようにね」

 こちらも名乗ろうとすると、唇に指を当てられて戸惑う。

「君はユーリだ。もちろん、知っているとも。
 これからは君が子爵として家を切り盛りしていくことになるから、リチャードのように僕と交流することもあるだろう?
 だから、少し年は離れているけれど、僕たちは友として親しくなろう」
「……はい。ありがとうございます」

 片手を差し出され、軽く握手をする。
 するりと離れていった男の手は、そのまま俺の頬に伸ばされた。

「濡れてる」
「……傘を差し忘れていたので」

 本当は、周りの人々に泣いていると知られたくなかったのだ。
 母やレジーナが不安がっている横で、俺が泣き喚けば皆が狼狽する。

 だが――男の指は涙が流れた跡を的確にたどっていって、掌で頬を包み込んだ。


「手紙にも書いた通り、僕は君たち一家を惜しむことなく支援するよ。
 君個人のことも」
「俺を……?」

 男が浮かべた微笑みは、ひどく誘惑的なものに見えた。

「ユーリはまだ若い。一人では不安なこともあるだろう?
 だから君が立派な大人になるまで、僕が後見役をつとめようということさ」


 その後デイビッドはその言葉通り、うちの屋敷へまめに顔を出してサポートをしてくれた。
 まだ十六歳で世間に舐められがちな俺に後ろ盾をくれたり、慣れない仕事で戸惑っているとアドバイスをくれたりした。

 その間に母が気を病んで倒れてしまい遠方の別荘で治療に専念することになったのもあり、俺はプライベートの面でも彼に相談に乗ってもらうことが増えた。

 子爵になって半年が過ぎたころには、デイビッドは毎週末うちに来て仕事や社交場での話をしていくのが恒例になっていた。


「ユーリ、どう? そろそろ今の暮らしには慣れてきた?」

 湿り気を帯びた夏の夜の空気が、客間に流れ込んできていた。客間と言っても普段から解放されている大部屋ではなく、小ぢんまりとした一室だ。本当にごく親しい人物しか通さないその部屋で、俺はデイビッドと向かい合っていた。

「父様がお亡くなりになった直後よりは。……ただ、慣れてきたというにはまだ早いかと」
「そうか。僕が見た限りでは問題なさそうだけどな」

 ソファにゆったりと掛けている彼とは対照的に、俺は膝の上で拳を握り締める。そこにデイビッドの視線が向けられているのを感じながら、小さな声で呟いた。

「屋敷の主という重圧は、耐えがたいです。
 母様と妹を守るだけで精いっぱいなのに、そこへ使用人たちの人生ものしかかってくる」
「ふうん。まあ、主人というのはそんなものだけれどね。君が当主になったのは突然だったし、まだ若いからな」

 歳の差なんて気にせず友人になろう、と言っていた通り、デイビッドはあくまで対等に接してくれる。そのぶん気負わずなんでも話せてしまえて、穏やかに相槌を打たれるままに感情を吐き出してしまった。

「デイビッド、あなたの助けがなければ俺は――家族を守ることすらままならなくて……辛い」
「ユーリは優しい子だね」

 ふっと影が差して顔を上げると、いつの間にか目の前に立っていたデイビッドの笑みが降り注いだ。

 その黒い瞳の禍々しさに見入っていると、頭を撫でられる。

 そのまま引き寄せられて、彼の腰あたりに顔が押しつけられた。

「デイビッド……?」
「守りたいかい?
 この屋敷の人たちを……家族を」
「守りたい……父様と約束したから。守らなきゃ、ならない」

 白い指が俺の頬をするりと撫でて、顎を掬う。
 上向かされた視線の先に、悪魔の笑みが浮かんでいた。


「ならば、僕の言う通りにするといい。
 なにも難しいことはないよ。身内を守りたければ、それ以外の者を踏み潰していけばいいんだ」


♢♢♢


「――がはっ! げっほ、ごほ……っ!」

 急速に意識が浮上して、俺は激しくむせ返った。

 なぜかって――


「な、なんだあのお耽美ちっくな回想はぁっ!? ユーリが男に、げっほ!!」


 ――気を失っている間に見た夢だか回想は、俺の覚えにないものだった。あれは『ユーリ』の記憶だろう。
 あの男……デイビッドとのやりとりがメインだったので、パーティ会場であいつと出会ったのがこの身体の記憶を引き出すトリガーになったのかもしれない。


 というのはさておき、だ!!

 あのエピソードはなんなんだ? 

 脳に直接流れ込んできたユーリの声。


 『けど恋』にユーリ視点の話は無かったから、ユーリの背景や本音なんて知りもしなかったけど……。
 回想で見たあいつは、作中で金と権力に溺れたバカ貴族みたいな描かれ方をしていたのとは、だいぶ違う印象を受けた。

 凍り付くほど寒く、暗いどこかで、ユマのことを呼んでいるのも聞こえた。
 自分の婚約者だったユマを無慈悲に切り捨てた男が、あんな風に彼女を思い出すことがあるのか……?


「つか、ここどこ……?」

 疑問ばかりで埋め尽くされた頭が痛み、目の前の現実に還った。
 明かりはなく、倉庫のような場所にいることは分かる。けれど周りには誰もいないし、他に手がかりになるようなものはなかった。

「……くそ、痛ってぇ」

 手足はどこかに縛り付けられていて動かない。

 ……確か、婚約会見の途中で奏がフレデリックと喧嘩を始めて、その間にデイビッドとかいう伯爵に話しかけられたんだったよな。

 そいつが持ってた変なカエルが俺めがけて跳んできて、噛まれてから、記憶がない――。


「お目覚めかな?」

「――ひぎゃあああああっ!?」


 と、後ろから突然抱き締められて、悲鳴を上げた。

 暗くてよく見えないが、この鳥肌の立ち方は――噂のデイビッド本人だ。


「やだなあ、そんな風に鳴かれたら僕が変態みたいじゃないか」

「お、おおお前、なんでいっつも後ろから来るんだよ!!」


 変態だろうがと内心で思いつつ身をよじらせるも、拘束された手足はびくともしない。


「ああ、駄目駄目。術をかけてあるから、君の意思では解けないよ」

「な、ななな、なっ」

「ユーリ、そう焦るなよ。
 やっと二人になれたんだ、僕のユーリ」


 はぁはぁと荒い吐息まじりに囁いたデイビッドは、俺の頬に口付けた。


「ぎゃっ!?」

「あああ、今日まで長かったなぁ。
 十二年と三か月前、はじめて君を見た日からずっと。ずーっと、君が僕のものになる日を待ちわびていたんだ。
 待ち遠しすぎて発狂するかと思ったよ……けど、そのぶん今とっても嬉しくて絶頂してしまいそうなくらい気持ち良いから、これもまた一興だね」


 ウーン、そういえば『けど恋』って西洋風の世界なのに言葉は分かるよなーとか思ってたけど今ちょっと急に何言ってんのか分かんなくなってきたな。変態伯爵様、あんたが何語話してんのか俺全然ワカリマセーン。

 ――つーかこいつ十二年って、ユーリがいたいけな子供だった時から目つけてたってことかよ!?


「はあ、はあ、ユーリ、君は悪い子だね。
 ウィングフィールドなんて貧民上がりの薄汚い男と婚約なんてして、わざと僕の気を引こうとしたんだよね? ああ、いじらしい子だ」


 べろおおおと熱い舌でネットリ頬を舐め上げられて、芋虫に這われたようなぞわぞわがせり上がる。


「ひいっ……」

「もう少し様子見で安全圏から君を折檻しようと思っていたのに、我慢できなくてさらっちゃったよぉ」


 婚約会見作戦効いてんじゃん!! 斜め上の方向に!!
 まさか暗殺しやすさじゃなく、嫉妬で犯人が釣れるとは思ってなかったが。
 奏とはぐれて俺だけ拉致られるなんてのも想定外だったが!

「お前、俺をどうするつもりだ……っ?」
「どうするって?」

 底の見えない闇が広がる目が俺を捉えた。怖い。怖すぎる。

 目が全く笑っていない状態でデイビッドは唇だけを歪めて、俺の反対側の頬を噛んだ。かじられる。食べられてる。

 声にならない悲鳴を上げてぷるぷる震えている俺に、吐息まじりの笑いが吹きかけられた。


「訊くまでもない、僕とユーリが夫婦になるんだよ。
 一年前に失敗した『あの続き』を、今しよう」


 あの続きってなんだよ! って思うけど、間違いなく自分がいま貞操の危機に陥ってるってことだけは分かります!

 後ろから両手を回されて、凄まじい力で着ていたシャツを引き裂かれた。


「はぁ、ふははは、僕と一つになろう! ユーリ・ホワイトハート!」


 ヒィイイイイイ助けて奏……っ、奏様、っカナえもーーーーーーーーん!!!!


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