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剣をレンタルし始めて10日ほどがたった。
多少は一日あたりのスライムを倒す数は増えた。
その成果もあってか、スライムが泣かない夜がこの10日間のうちに何度かあった。
だがそれでも農場にはスライムは依然、たくさん残っていた。
そして今朝もまたスライムの鳴き声で全然寝られなかったラーナは朝食を食べた後、いつもならそのまま蜃気楼箱に直行しているが、今日はモニター室に入り、映像を見た。
「全然剣の使い方がなってないじゃないの!」
映像をみてラーナは驚いた。
「元冒険者でも、もう魔物が出なくなって4年経ってますからね。」
ジイが椅子に座ってモニターを見るラーナの横に控えていた。
「蜃気楼箱で遊んでいる人はなかなか形にはなっているから来てほしいのに全然いないんじゃないの」
モニターに映る人はみなもたついているので、皆素人だとラーナは思った。
「蜃気楼箱でスライムは倒せますからね……」
「そ、そんなこと知ってるわよ!」
ジイのいうことは正論だった。それが余計に腹が立った。
「百歩、いいえ千歩譲ってそんなことがあったとして、こっちは蜃気楼箱とは違って、現実の金貨や銀貨がもらえるのよ? なぜよ、なぜ来ないのよ!」
「分かりません……ではお嬢さま、報奨金をあげるのはいかがでしょうか?」
「今の報奨金の額じゃだめって言いたいわけ?」
「いえ、決してそんなつもりでは……」
ジイは素早く首を横に振った。
「剣代もばかにならないんだからこれ以上は無理よ。絶対に!」
ラーナはテーブルを叩いた。
「ではラーナ様、いかが致しますか?」
「うーん」
ラーナは目を閉じ、腕を組みしばらく考え込んだ。
「そういえば、ジイ、あなたも昔冒険者だったって前言ってたよね」
ラーナは横で立っているジイの顔を見上げた。
「え?はい、そうですが」
ジイの顔が少し曇ったように見えた。だがラーナはそれを気にしなかった。
「じゃぁジイ、あなたが教えなさい!」
「教えるとは剣術をですか?」
「それしかないでしょ?」
「ですが……昔剣術を教えることがあったのですが不評でして……」
「大丈夫よ、スライムを倒すぐらいのスキルならジイでも教えられるわよ」
「いえ、そういうことでは……」
「何? まだ言いたいことがあるわけ?」
「……わ、分かりました」
ジイは頭を下げた。
「それで広告の件だけど、また作ってちょうだい。教室の宣伝をしなくちゃ」
「私の剣術教室をですか?」
「ええ、そうよ。ちなみに冒険時代、倒した魔物の中で一番高かったランクのものは何?」
魔物にはそれぞれランクがつけられている。
このランクは、魔物退治をギルドに頼む際、依頼主が出す報酬額の下限設定に利用される。
ランクは上から大きくS、A、B、C、D、と分かれており、
それぞれ何もマークなしと+があり、総合して10段階に分かれている。
「えっとですね、B+ですね。」
「えっそうなの? 結構すごいわね」
「ありがとうございます、ですが大昔のことです」
「でも大昔でも虚偽にはならないよね」
「えっと、どういうことでしょうか?」
ジイの質問にラーナは答えず、近くにあった、紙とペンをとり、何か書いた。
【B+級魔物を倒したことのある元冒険者による、剣術教室、開催!】
「うーん、ちょっとインパクトさが足りないけど、これでいっか」
「お嬢様、そんな、これは……」
「よろしくね、ジイ」
何も言わせまいとラーナはジイに向かってニコリと笑ってみせた。
「あまり期待はしないでくださいね、ラーナ様」
そうためらいがちにジイは言ったが、
次の日になると、とても気合いが入っているのか、冒険時代の鎧を着て、朝食を食べているラーナの前に現れた。
「ど、どうしたの、その格好?」
「いや、最初はとまどいもありましたが、この服を見るとちょっと懐かしく感じましてね」
「……そ、そう、じゃあよろしくね」
「はい!お嬢様!」
いつもの6割増しの声の大きさでジイは返事して執務室にすたすたと戻っていった。
「気合い入ってるのは良いけど大丈夫かしら……」
ラーナは執務室のあるほうを見て、コンスープを一口飲んだ。
教室初日は10人程の申し込みがあった。
昼食前と昼食後の二部に分かれており、第一部は子供だけだった。
ラーナはいつも通り蜃気楼箱で遊ぼうと思ったが、教室のことが少し気になり、モニター室に入った。
画面を見るとジイが子供達に剣をもたせ、そのまわりを回っていた。
「こうやって、こう! なっとらんぞ! それだと魔物にやられるぞ!」
相手は子供よ、何もそんな厳しく……
ラーナは首をかしげ、苦笑いを浮かべた。
ジイが一人の男の子に近づいた。
「お前は全然、だめだめじゃ! さぁ剣をこう持て!」
あかん、これはもうだめだ。もう泣きそうになってるよ。
「ちょっとジイ、良いかしら?」
ラーナはモニターの付近にあったマイクイヤホンに話しかけた。
「はい、なんでしょうか、お嬢様?」
そのマイクはジイの耳のイヤホンに繋がっていた。
「もっと優しくよ。」
「そのつもりでやっておりましたが……?」
「……不評の理由がよく分かったわ。ジイ、戻ってきてちょうだい」
「分かりました……」
「うん」
「では、最後に皆さんに手本見せてから終わります!」
「そう? じゃあ……ってちょっと待て!」
ラーナは声を大にして、言ったが、ジイは聞かなかった。
「さぁ皆、わしが見本を見せる! 小僧、その剣をよこせ!」
ジイはさっきの生徒から剣を奪い取り
太い竹に向かって思いっきり剣を振り降ろした。
そして、案の定……
ギコッ
「あああああああぎゅああああああ」
はぁこんな展開になると思ったのよ。
ラーナはモニターの置かれたテーブルに両肘をつき手を目にあてた。
ジイは病院に送られた。
で、結局私がやるのね……
ラーナは午後の部から剣の指導役を務めた。
もちろん、身バレ防止でマスクをかぶって務めた。
「どう、先生!」
「うん、ちょっと違うかなぁ~」
自己流で満足している生徒
「先生、持ち手はこうですよね?」
「えっと、それはね~」
話を聞かない生徒。
はぁ、ノーストレスのためにスライムパークを開いたのに、今、私とても
ストレスじゃないの?
ラーナは生徒達のいるほうに背中を向け、ため息をついた。
多少は一日あたりのスライムを倒す数は増えた。
その成果もあってか、スライムが泣かない夜がこの10日間のうちに何度かあった。
だがそれでも農場にはスライムは依然、たくさん残っていた。
そして今朝もまたスライムの鳴き声で全然寝られなかったラーナは朝食を食べた後、いつもならそのまま蜃気楼箱に直行しているが、今日はモニター室に入り、映像を見た。
「全然剣の使い方がなってないじゃないの!」
映像をみてラーナは驚いた。
「元冒険者でも、もう魔物が出なくなって4年経ってますからね。」
ジイが椅子に座ってモニターを見るラーナの横に控えていた。
「蜃気楼箱で遊んでいる人はなかなか形にはなっているから来てほしいのに全然いないんじゃないの」
モニターに映る人はみなもたついているので、皆素人だとラーナは思った。
「蜃気楼箱でスライムは倒せますからね……」
「そ、そんなこと知ってるわよ!」
ジイのいうことは正論だった。それが余計に腹が立った。
「百歩、いいえ千歩譲ってそんなことがあったとして、こっちは蜃気楼箱とは違って、現実の金貨や銀貨がもらえるのよ? なぜよ、なぜ来ないのよ!」
「分かりません……ではお嬢さま、報奨金をあげるのはいかがでしょうか?」
「今の報奨金の額じゃだめって言いたいわけ?」
「いえ、決してそんなつもりでは……」
ジイは素早く首を横に振った。
「剣代もばかにならないんだからこれ以上は無理よ。絶対に!」
ラーナはテーブルを叩いた。
「ではラーナ様、いかが致しますか?」
「うーん」
ラーナは目を閉じ、腕を組みしばらく考え込んだ。
「そういえば、ジイ、あなたも昔冒険者だったって前言ってたよね」
ラーナは横で立っているジイの顔を見上げた。
「え?はい、そうですが」
ジイの顔が少し曇ったように見えた。だがラーナはそれを気にしなかった。
「じゃぁジイ、あなたが教えなさい!」
「教えるとは剣術をですか?」
「それしかないでしょ?」
「ですが……昔剣術を教えることがあったのですが不評でして……」
「大丈夫よ、スライムを倒すぐらいのスキルならジイでも教えられるわよ」
「いえ、そういうことでは……」
「何? まだ言いたいことがあるわけ?」
「……わ、分かりました」
ジイは頭を下げた。
「それで広告の件だけど、また作ってちょうだい。教室の宣伝をしなくちゃ」
「私の剣術教室をですか?」
「ええ、そうよ。ちなみに冒険時代、倒した魔物の中で一番高かったランクのものは何?」
魔物にはそれぞれランクがつけられている。
このランクは、魔物退治をギルドに頼む際、依頼主が出す報酬額の下限設定に利用される。
ランクは上から大きくS、A、B、C、D、と分かれており、
それぞれ何もマークなしと+があり、総合して10段階に分かれている。
「えっとですね、B+ですね。」
「えっそうなの? 結構すごいわね」
「ありがとうございます、ですが大昔のことです」
「でも大昔でも虚偽にはならないよね」
「えっと、どういうことでしょうか?」
ジイの質問にラーナは答えず、近くにあった、紙とペンをとり、何か書いた。
【B+級魔物を倒したことのある元冒険者による、剣術教室、開催!】
「うーん、ちょっとインパクトさが足りないけど、これでいっか」
「お嬢様、そんな、これは……」
「よろしくね、ジイ」
何も言わせまいとラーナはジイに向かってニコリと笑ってみせた。
「あまり期待はしないでくださいね、ラーナ様」
そうためらいがちにジイは言ったが、
次の日になると、とても気合いが入っているのか、冒険時代の鎧を着て、朝食を食べているラーナの前に現れた。
「ど、どうしたの、その格好?」
「いや、最初はとまどいもありましたが、この服を見るとちょっと懐かしく感じましてね」
「……そ、そう、じゃあよろしくね」
「はい!お嬢様!」
いつもの6割増しの声の大きさでジイは返事して執務室にすたすたと戻っていった。
「気合い入ってるのは良いけど大丈夫かしら……」
ラーナは執務室のあるほうを見て、コンスープを一口飲んだ。
教室初日は10人程の申し込みがあった。
昼食前と昼食後の二部に分かれており、第一部は子供だけだった。
ラーナはいつも通り蜃気楼箱で遊ぼうと思ったが、教室のことが少し気になり、モニター室に入った。
画面を見るとジイが子供達に剣をもたせ、そのまわりを回っていた。
「こうやって、こう! なっとらんぞ! それだと魔物にやられるぞ!」
相手は子供よ、何もそんな厳しく……
ラーナは首をかしげ、苦笑いを浮かべた。
ジイが一人の男の子に近づいた。
「お前は全然、だめだめじゃ! さぁ剣をこう持て!」
あかん、これはもうだめだ。もう泣きそうになってるよ。
「ちょっとジイ、良いかしら?」
ラーナはモニターの付近にあったマイクイヤホンに話しかけた。
「はい、なんでしょうか、お嬢様?」
そのマイクはジイの耳のイヤホンに繋がっていた。
「もっと優しくよ。」
「そのつもりでやっておりましたが……?」
「……不評の理由がよく分かったわ。ジイ、戻ってきてちょうだい」
「分かりました……」
「うん」
「では、最後に皆さんに手本見せてから終わります!」
「そう? じゃあ……ってちょっと待て!」
ラーナは声を大にして、言ったが、ジイは聞かなかった。
「さぁ皆、わしが見本を見せる! 小僧、その剣をよこせ!」
ジイはさっきの生徒から剣を奪い取り
太い竹に向かって思いっきり剣を振り降ろした。
そして、案の定……
ギコッ
「あああああああぎゅああああああ」
はぁこんな展開になると思ったのよ。
ラーナはモニターの置かれたテーブルに両肘をつき手を目にあてた。
ジイは病院に送られた。
で、結局私がやるのね……
ラーナは午後の部から剣の指導役を務めた。
もちろん、身バレ防止でマスクをかぶって務めた。
「どう、先生!」
「うん、ちょっと違うかなぁ~」
自己流で満足している生徒
「先生、持ち手はこうですよね?」
「えっと、それはね~」
話を聞かない生徒。
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