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魔法瓶
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ラーナは二日に一度、昼間に一時間の教室を開いた。
本当ならその一時間さえも、蜃気楼箱に費やしたいと思ってたので不満だったが、
スライム倒しのためにはこれぐらいはやるかと思った。
そのラーナの教えのおかげなのか、スライムをすぐに倒せる人が増え、
その結果、スライムの合唱も2~3日に一度ぐらいになった。
しかし、スライム教室を開始して2週間がたつと
「スライムしか出ないのかよ」
と、だんだんスライム倒しがつまらなく感じる人が増えてきて。
入場者は減っていった。
そのためラーナはユーリに相談のために蜃気楼箱にはいり、コミュニティー広場に行った。
「あっいたいた! ユーリ」
ユーリに向けてラーナは手を振った。ユーリは広場にあるテーブルのあるベンチに座っていた。
「何よ急に? もしかして、鍛えることにしたの?」
そのテーブルにユ-リは頬杖をついていた。ラーナはその隣の椅子に座った。」
「いや、そうじゃないけど、ねぇ蜃気楼箱みたいに、架空の魔物を現実世界に登場させることはできないのかしら。」
「は? どういうこと?」
ユーリは首をかしげた。
「ゴブリンとか登場させたいの!」
ラーナは頭を下げる。
「……意味が分からないんだけど」
「と、とにかくお願い!何かない?」
ラーナは頭をあげ、今度は両手をあわせて、ユーリに懇願した。
「……じゃあ魔法瓶でどうかしら」
ユーリは腕を組んだ。
「何それ?」
「煙の魔法瓶よ。これを開けると想像した魔物が煙で作られて出てくるわよ」
「え、煙なの?」
「そうだけど?」
「いや、まぁ良いわ、そのびんから何匹出すことが出来る?」
「何を出すかにも寄るけど、ゴブリンなら最大10体ほどだせるじゃない?」
「その魔法瓶、何個あるの?」
「たくさんあるわよ。別に使わないからね」
「よし! 全部もらった!」
ラーナはパチン、と指を鳴らした。
「全部? あなた、いったい何を企んでいるわけ?」
「企む? 何も企んでいませんよー。で、それを私の屋敷に送ってくれない?」
蜃気楼箱に基本的に自分の持ち物を持ち込むことはできない。
「分かったわ……」
「ありがとうございます!」
ラーナはまた頭を下げた。
「たく、こう言うときだけ調子が良いんだから……あっそれとラーナ」
「何?」
「師匠から手紙がきたわ」
「師匠? ああ、エリーさんのことね」
ラーナの冒険仲間のもう一人、エリーさんは幼少期のラーナに剣術を教えた人だ。
エリーさんは他にも教え子がいたが、その中からラーナを選び、魔王退治の旅に誘った。
魔王を倒した今は、世界を旅しながら、子供達に弓術を教えているらしい。
「で、実はスライムのことで研究所の方がエリーさんの意見が聞きたいって言っててね。それで私が間を取り持つことになってね」
エリーさんは世界一の弓術者と言われているが同時に世界最高峰の魔物研究者でもあった。
「で今日手紙の返答が私のところにやってきたのよ」
そう言ってからユーリは手紙に書かれた内容を話しはじめた。
手紙によると現在、エリーがスライムにかけられた魔王の魔法の解析をしている。完全にはまだ分かってないけど、一部はとけ、分かったそうだ。
魔王はラーナに倒された。ただ、最後の攻撃を受けてから、倒れるまでの間にほんのわずかなタイムラグがあり、そのわずかな時間の間に魔王は、極小のスライムを作った。
「極小のスライム? なんでそんなものを作ったの?」
「話は最後まで聞いて、ラーナ。で、その極小スライムはね――」
その極小スライムはラーナの背中にくっつき、今の土地に来たとき、ラーナから離れ、密かにその土地で暮らした。
それで、そこから、長い時を経て、分裂機能を身につけ、小さいスライムを次々に生み出していった。
ラーナはこの時点でまた一つ疑問を持った。通常なら、スライムは成長して、それから分裂するからだ。
その点をユーリに聞くと、これも魔王の魔法によるものだとという。
なぜ、そんな魔法をかけたのかははっきりとは分からない。だが、師匠の見解によると、スライム一個が先に大きく成長してしまったらラーナに見つかって倒されてしまう。だからそれを防ぐために小さいまま、分裂して、ある程度の数になるとそこで一気に成長するように魔法がかかっていたという。
「スライムが絶対に倒しきられないようにしたい、そんな魔王の意図がひしひしと感じるわね。1匹でもいれば、あなた、夜寝れないもんね」
「どこまで執念深いのよ! 私にそんなにも嫌がらせをしたいわけ?」
ばん、ラーナはテーブルをたたいた。
「そりゃ、自分を倒した相手だからね」
ユーリはそう言って立ち上がった。
「じゃあ魔法瓶は送るから蜃気楼箱から出るわ」
そう言ってユーリはラーナの目の前から消えた。
その後、ラーナは蜃気楼箱のボス戦をした。B級のボス戦をした。
いつもならSクラスのボスを倒し、賞金稼ぎをするところだが、この魔物を選んだ。その理由は
「この魔王め! ギッタギタにしてやる!」
顔が魔王に少し似ていたことであった。
その後蜃気楼箱からでてダイニングルームに行くとジイが「お届け物です」と
段ボールをラーナに見せた。宛名はユーリだった。
「あっもう届いたのね。さすがユーリ!」
今日の昼間に言っていた魔法瓶がもう届いていた。
ラーナは早速、その魔法瓶を使ってみた。
ユーリに言われたとおり、頭の中で想像して中身を開けた。
すると、白い煙が出て、それからゴーレムが現れた
「わーすごい! だけど……」
ユーリはゴーレムの全体を見渡した。
「蜃気楼箱に出てくるものより、リアリティはないよね……どうしよう」
ラーナは悩みはじめた。そして数分後ひとつの解決策を見つけた。
「じゃあ弓矢コースを作ったら良いかもしれないね。遠目からだと偽物とはばれないしね」
次の日、
「弓矢コースができました! スライム以外にもたくさん魔物がいますよ!」
ジイは参加者に向かって叫んだ。
弓矢コースのバックヤードにて、ラーナは魔物をつくってはすぐに出動させていた。
剣で切れないことに皆不満をジイにぶつけていたが、スライムと違い、こちらは危険だから遠目から倒すコーナーしか設けられないというていの言い理由をラーナは思いつき、弓矢コースの看板に注意書きとして書き加えた。
「見て本物のゴーレムよ」
「うわ、変な蛇もいる!」
「あれはスネークよ」
戦わずただ見るだけの観客もいた。
「スライムより、賞金たかいだろうな」
参加者のその声を聞きラーナははっとした。
自分で作った魔物を倒してもらってその賞金を出さないといけないなんてありえないでしょ!
ラーナは頭を抱えたが仕方なく、さらなる報奨金の用意をした。
本当ならその一時間さえも、蜃気楼箱に費やしたいと思ってたので不満だったが、
スライム倒しのためにはこれぐらいはやるかと思った。
そのラーナの教えのおかげなのか、スライムをすぐに倒せる人が増え、
その結果、スライムの合唱も2~3日に一度ぐらいになった。
しかし、スライム教室を開始して2週間がたつと
「スライムしか出ないのかよ」
と、だんだんスライム倒しがつまらなく感じる人が増えてきて。
入場者は減っていった。
そのためラーナはユーリに相談のために蜃気楼箱にはいり、コミュニティー広場に行った。
「あっいたいた! ユーリ」
ユーリに向けてラーナは手を振った。ユーリは広場にあるテーブルのあるベンチに座っていた。
「何よ急に? もしかして、鍛えることにしたの?」
そのテーブルにユ-リは頬杖をついていた。ラーナはその隣の椅子に座った。」
「いや、そうじゃないけど、ねぇ蜃気楼箱みたいに、架空の魔物を現実世界に登場させることはできないのかしら。」
「は? どういうこと?」
ユーリは首をかしげた。
「ゴブリンとか登場させたいの!」
ラーナは頭を下げる。
「……意味が分からないんだけど」
「と、とにかくお願い!何かない?」
ラーナは頭をあげ、今度は両手をあわせて、ユーリに懇願した。
「……じゃあ魔法瓶でどうかしら」
ユーリは腕を組んだ。
「何それ?」
「煙の魔法瓶よ。これを開けると想像した魔物が煙で作られて出てくるわよ」
「え、煙なの?」
「そうだけど?」
「いや、まぁ良いわ、そのびんから何匹出すことが出来る?」
「何を出すかにも寄るけど、ゴブリンなら最大10体ほどだせるじゃない?」
「その魔法瓶、何個あるの?」
「たくさんあるわよ。別に使わないからね」
「よし! 全部もらった!」
ラーナはパチン、と指を鳴らした。
「全部? あなた、いったい何を企んでいるわけ?」
「企む? 何も企んでいませんよー。で、それを私の屋敷に送ってくれない?」
蜃気楼箱に基本的に自分の持ち物を持ち込むことはできない。
「分かったわ……」
「ありがとうございます!」
ラーナはまた頭を下げた。
「たく、こう言うときだけ調子が良いんだから……あっそれとラーナ」
「何?」
「師匠から手紙がきたわ」
「師匠? ああ、エリーさんのことね」
ラーナの冒険仲間のもう一人、エリーさんは幼少期のラーナに剣術を教えた人だ。
エリーさんは他にも教え子がいたが、その中からラーナを選び、魔王退治の旅に誘った。
魔王を倒した今は、世界を旅しながら、子供達に弓術を教えているらしい。
「で、実はスライムのことで研究所の方がエリーさんの意見が聞きたいって言っててね。それで私が間を取り持つことになってね」
エリーさんは世界一の弓術者と言われているが同時に世界最高峰の魔物研究者でもあった。
「で今日手紙の返答が私のところにやってきたのよ」
そう言ってからユーリは手紙に書かれた内容を話しはじめた。
手紙によると現在、エリーがスライムにかけられた魔王の魔法の解析をしている。完全にはまだ分かってないけど、一部はとけ、分かったそうだ。
魔王はラーナに倒された。ただ、最後の攻撃を受けてから、倒れるまでの間にほんのわずかなタイムラグがあり、そのわずかな時間の間に魔王は、極小のスライムを作った。
「極小のスライム? なんでそんなものを作ったの?」
「話は最後まで聞いて、ラーナ。で、その極小スライムはね――」
その極小スライムはラーナの背中にくっつき、今の土地に来たとき、ラーナから離れ、密かにその土地で暮らした。
それで、そこから、長い時を経て、分裂機能を身につけ、小さいスライムを次々に生み出していった。
ラーナはこの時点でまた一つ疑問を持った。通常なら、スライムは成長して、それから分裂するからだ。
その点をユーリに聞くと、これも魔王の魔法によるものだとという。
なぜ、そんな魔法をかけたのかははっきりとは分からない。だが、師匠の見解によると、スライム一個が先に大きく成長してしまったらラーナに見つかって倒されてしまう。だからそれを防ぐために小さいまま、分裂して、ある程度の数になるとそこで一気に成長するように魔法がかかっていたという。
「スライムが絶対に倒しきられないようにしたい、そんな魔王の意図がひしひしと感じるわね。1匹でもいれば、あなた、夜寝れないもんね」
「どこまで執念深いのよ! 私にそんなにも嫌がらせをしたいわけ?」
ばん、ラーナはテーブルをたたいた。
「そりゃ、自分を倒した相手だからね」
ユーリはそう言って立ち上がった。
「じゃあ魔法瓶は送るから蜃気楼箱から出るわ」
そう言ってユーリはラーナの目の前から消えた。
その後、ラーナは蜃気楼箱のボス戦をした。B級のボス戦をした。
いつもならSクラスのボスを倒し、賞金稼ぎをするところだが、この魔物を選んだ。その理由は
「この魔王め! ギッタギタにしてやる!」
顔が魔王に少し似ていたことであった。
その後蜃気楼箱からでてダイニングルームに行くとジイが「お届け物です」と
段ボールをラーナに見せた。宛名はユーリだった。
「あっもう届いたのね。さすがユーリ!」
今日の昼間に言っていた魔法瓶がもう届いていた。
ラーナは早速、その魔法瓶を使ってみた。
ユーリに言われたとおり、頭の中で想像して中身を開けた。
すると、白い煙が出て、それからゴーレムが現れた
「わーすごい! だけど……」
ユーリはゴーレムの全体を見渡した。
「蜃気楼箱に出てくるものより、リアリティはないよね……どうしよう」
ラーナは悩みはじめた。そして数分後ひとつの解決策を見つけた。
「じゃあ弓矢コースを作ったら良いかもしれないね。遠目からだと偽物とはばれないしね」
次の日、
「弓矢コースができました! スライム以外にもたくさん魔物がいますよ!」
ジイは参加者に向かって叫んだ。
弓矢コースのバックヤードにて、ラーナは魔物をつくってはすぐに出動させていた。
剣で切れないことに皆不満をジイにぶつけていたが、スライムと違い、こちらは危険だから遠目から倒すコーナーしか設けられないというていの言い理由をラーナは思いつき、弓矢コースの看板に注意書きとして書き加えた。
「見て本物のゴーレムよ」
「うわ、変な蛇もいる!」
「あれはスネークよ」
戦わずただ見るだけの観客もいた。
「スライムより、賞金たかいだろうな」
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