ノーストレスライフ!~魔王を倒した勇者、スライムに屈する!?~

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決戦

画面に表示が出た。

ラーナは意外に思った。ユーリは対戦モードをやるような人ではなかったからだ。

そっか、この対戦モードを使って私と出会い、また説教されるのか。

ラーナは(いいえ)ボタンを押そうとしたが。

その時、脳裏にこないだのボス戦の後のことが浮かんだ。

すると指は、勝手に(はい)ボタンを押していた。

ユーリに謝りたい。この町を出て行く前に謝りたい。


そんな気持ちを抱えたままラーナはバトルフィールドにワープした。

フィールドは無観客だった。これは申し込む側がそういう設定にしていたためだ。


もうすでにユーリはフィールドの向かい側に立っていた。




「ユーリ、……そのこないだはごめん。」

ユーリのほうに近づきながらラーナはたどたどしく話をはじめた。

「全部……ユーリの言うとおり、私が悪かったよ。ギルドに頼むか、もしくは自分で退治すれば良かった」

まともにユーリの顔を見ることができず、きょろきょろ周りを見渡しながら、
近づいていく。

「だけどいまさら気づいても遅いよね、ハハハ……。こんなことになったんだから、町を出ることにしたよ。」

ラーナは苦笑した。

それからラーナは足を止め、ユーリに向かって頭を下げた。

「ユーリ、今まで本当に――」

ありがとう、そう言おうとしたが、言えなかった。

「ぇ?」

ラーナは突然お腹に何か熱いものを感じた。感じたときにはすでに体は一回転して後ろに吹っ飛んでいった。

さっきまで頭を下げ、地面が視界に入っていた。けれど今、視界には天井があった。

えっ今なにが起きたの? 私、今仰向けに倒れてるの?

数十秒がすぎたあと、ラーナは上体を起こした。

ユーリが少し離れたところにいる

そのユーリの右手は拳の状態だった。

ラーナはそこでようやく気づいた。自分はユーリに殴られたことを。

「ここは、バトルフィールドよ。ラーナ」



ラーナを見つめるユーリのまなざしはかつて冒険時代、敵と対峙したときに見たことのあるまなざしだった。

そしてユーリは腰についた鞘から剣をすばやく抜きとり

そのままラーナにめがけてものすごい勢いで突撃してきた。

慌ててラーナは立ち上がり、ジャンプしてその剣をかろうじてよけ

地面に着地し、周りを見渡すがユーリはいない。

「ここよ、ラーナ」

背後から聞こえたその低い声に反応し、ラーナは振り返ってみると

剣が目の前に近づいていた。



ラーナは

後ろに少し下がりよけた。

よけられたと思ったが。


「いたっ」

剣の先端が、ラーナの肩の皮膚を切っていた。



右肩に手を当てるラーナにお構いなしにユーリはすかさず、ラーナの懐に入りこみ、剣を下から振りあげた。

「カキンッ」


ラーナも右手で剣を抜き、そのユーリの剣の動きをかろうじて止め、肩に添えていた左手も剣の持ち手を持った。

だが、しばらくその状態が続くと

「うっ」


ラーナの剣がユーリの剣の勢いに負け、自分の顔のほうにだんだんと近づいてきた。

ユーリってこんなに力があったっけ?

ラーナは交わる二つの剣で少し隠れてるユーリの顔を見た。

まずい、このままじゃ……

ラーナは後ろにじりじりと下がっていく。

それでもなんとかもちこたえていたラーナだったが

「あっ」

一瞬のできごとだった。

ユーリの右足蹴りがラーナの左脇腹に直撃。

ラーナは吹っ飛び、地面にうつむけにたたきつかれた。

地面に倒れこんだラーナは蹴られた部分が痛すぎて立つこともできず、

体を仰向けにすることが精一杯であった。

仰向けになったラーナの視界には再び天井が入った。

その天井とラーナの間にステータス画面が表示された。HPが残りわずかになっていた。


「そ、そんな私が……」

私が、英雄の私が負ける?

そう思った矢先。

剣の先がラーナの喉元に当てられた。

「たちなさいラーナ! あなたは今も重力レベル2なんでしょ。私は今レベル5よ。それに私は魔法じゃなく剣であなたを追い詰めている。ねぇ、この意味分かる?」
「え……?」 

「あなた、それだけ弱くなったのよ。あの頃の強さはもうあなたにはないのよ。」
ユーリは首を横に振った。
「そ、そんなことない……私は今も世界一強い英雄、ラーナよ!」
「じゃあなんで今私に負けてるの?」

「違う、これは違うの! 冒険時代の時のような強さがもうないことなんて私だって分かってるわよ。だけど私は世界一なの! こないだ世界大会で優勝したっていったでしょ?!」
必死に主張するラーナに対して、ユーリは冷めたような目線を向け、少し口元が薄ら笑っていた。

「聞いたわよ。だけどもう一度聞くわ。重力レベルのことだけど――」

「だから、言ったでしょ。皆レベル1よ!」

そう叫んだラーナのあごに

ユーリは剣先をあてた。

「話を最後まで聞いて。あなた以外でレベル4の人は本当にいなかったの?」

「重力レベル4? いないよ。そんな人! そんなレベルの人がいるから私が1位になれたとでも言いたいわけ?」

「違うわよ。その逆よ」

「……逆?」

ラーナは眉をひそめた。

「どういう意味?」

「レベル4の人が参加してたらあなたは確実に1位にはなってなかったってことよ」
ユーリの視線はいつのまにかラーナから離れ、どこか遠くのほうに向いていた。
「……は? どういうこと? レベル4の人に負けるって言うの、この私が? そんなわけ……」
「ねぇ、昨日誰かと戦わなかった?」
ユーリは、ラーナの顔を見ず、周りを見渡していた。
「え……」
ラーナは黒装束の女のことをすぐに思い出した。
「戦かったけど……それがどうしたの?」
「実は見てたの私、その戦い。あなただいぶ苦戦してたよね」
「……それは、だけど勝ったわよ。だから私が最強だということに変わりない」
「2ヶ月よ」
ユーリはそこでやっと地面にうずくまるラーナを再び見下ろした。

そのユーリの顔の表情はどこまでも冷たかった。

「え……何が?」

ラーナにはユーリのその一言の意味がまったく分からず、ただ口を開けたままの状態になった。

「あの子冒険を初めて2ヶ月よ。」


「えっ2ヶ月……」


ラーナの体はフリーズしたかのように固まった。

「あの子に特別に協力してもらってあなたとレベル2で戦ってもらったの。あなたがいかに弱くなったのか知ってもらうためにね」
「そんな……そんなの絶対にありえない! あの子が冒険初心者なわけない。世界一のこの私を、英雄の私を手こずらせたあの子が……そんな、そんなわけ!」

「ここまできてまだ理解してないようね。」

ユーリはラーナから視線をずらし、ため息をついた。

「私、あの子に特別に協力してもらったって言ったよね? あの子本来はレベル2で戦っちゃだめなのよ。今回はギルド協会に掛け合ってなんとか実現したものなのよ」

「ちょっと待って、話がよく分からない。戦うことが禁止ってどういうこと?」

ラーナは首を横に振った。

「実は私ね他国でギルド登録をしててね。その国では魔王がいなくなってから一年がたってまた魔物が頻繁に出るようになったから、勇者の報償制度が残っていてね。」
「へえそうなんだ……」
「そのギルド登録者の禁止条項、なんだと思う?」
「ギルド登録者の禁止事項? なにそれ? そんなのあった……?」

「私達の冒険が終わった後に出来たのよ。その禁止事項ていうのは蜃気楼箱でレベル3以下で遊ぶことよ」
「え……」
「今冒険者は皆蜃気楼箱ではレベル4以上でないといけないの。重力レベルを下げて蜃気楼箱を遊んでいると体が衰えて、ギルド側もこまるからね。ほかの国のギルト登録条件も同じよ」
「あ……」
ラーナはユーリが言いたいことが今、分かった。分かったときには血の気が引いたような感じになっていた。
「つまりあなたは居の中のかわずなのよ。あのイベントに参加してるのは、冒険者じゃない。ただの素人の集まり。」

「……」

「そして冒険二ヶ月の初心者に苦戦するあなたはもう、英雄なんかじゃない。あなた、前に少しは衰えたけどまだまだ、みたいなこと言ってたけどね、少しどころかあなたはもうすっかり衰えてしまったのよ!」
「そんな……」

ラーナの目から大粒の涙が一粒、二粒こぼれ落ちていた。

「あなたはもう、冒険者の初心者に毛が生えた程度の実力なのよ」
「な、なんでよ!」
ラーナは叫んだ。だが、ユーリの固く、冷たい表情は崩れない。
「長い間、軽い重力に慣れたせいで、あなたの力は衰えていった。ただそれだけのことよ」

「だけど、レベル4でやっていたときもあったよ」

「だとしても、もう遊びはじめて4年でしょ? そんなにやっていたらそうなるのよ。なんで気づかなかったの?」

「そんな……そんなこと!」

「レベル4がいないのはそもそもそんなイベントに参加してない。彼ら彼女らは日々の鍛錬のために蜃気楼箱を使う。竜騎士の鎧? そんなのはどうでも良いのよ!」

ラーナはもう、何も言い返せなくなった。その目の焦点は先ほどまではユーリの顔に定まっていたが今はもう、左右に揺れに揺れていた。

そんな様子を気にしないかのようにユーリは話しを続けた。

「あなたと戦った子、普段は鎧の上にとてもおしゃれな服を着てるんだけどね。今回は挑戦したかったらしく、あんな服になったそうよ。まったく振れ幅がすごいんだから」

あきれた感じで話すユーリにラーナは何もいわなかった。


「戦いのほうはだけど、あの子はあの壁のギミックを知らなかったようね。バトルモードは初めてだったからちょっとかわいそうだった。まぁもっとも、そんなギミックは冒険のためにはまったく知る必要はないけどね」

「まったく知る必要はない」という言葉にラーナはビクッと反応した。壁を使うのはルール違反ではないが、ずるで勝ったという罪悪感が今、ラーナの心にしみ出した。


「ユーリ、もうやめて」

ラーナはもう一度目の前に立つユーリの顔を見た。

「本当のところ」



「気づいていたはずよ。どこかで自分はもうすっかり衰えてるってこと。けど意識しようとしなかった。現実世界でスライムを倒そうとしないのは、単にめんどくさいだけじゃない。」

ユーリはそこでいったん口を閉じ、そしてまた口を開いた。

「本当に倒すことができなかったら、嫌だからよ。自分が本当に弱くなってしまったっていう現実を認めることが怖かったのよ」

「そんな……」

そんなことない、そう言おうしたラーナだったが言えずに顔を下に向けた。

「だからラーナ、もう一度、修行しない? さっき私に謝ろうとしてたけど、そんなことは良いのよ。」


「もう良いの、ユーリ。私、この町を出て行くってさっき言ったでしょ」

「ええ、あなたが町を出て行くことは知ってたわ。国王に謁見したときにね」

「ええ、なんで……」

ラーナは顔を上げた。

「あなたが国を出て行くって言うから、どうにかならないかって王に相談されたのよ、私」
「……」
「私もちょうど良かった。あなたを正気に戻すために、冒険者のレベル2の使用許可を王からギルドに頼んでもらいたかったから」
「……」
「王がなんで三ヶ月も猶予をくれたか分かる?」

「それは……私が国を出て行くための準備期間のためじゃ……」

ラーナの再び目を開け、ユーリの顔を見た。
「王はそんな嘘をおつきなったのね。でも私にはこうおっしゃったわよ」



「あなたならきっとまた市民に愛される英雄になれると信じているってね」
「……」
「……ねぇラーナ本当にこのままで良いの? 町を離れても良いの?」

そうラーナに聞くユーリの顔は真剣さそのものだった。

3ヶ月で、なにが変わる。

私はもう終わったんだ。

私は潔くこの町を出て行く。

それが私が唯一できること

すこし、頬を緩め、ラーナは目を閉じた。

「もう、良いの、ユーリ。私なんてもう――」
「私は嫌だ!」







その声の大きさに驚き、ラーナは目を開いた。その声の主は誰なのかは分かっている。このフィールドには二人の人間しかいない。なのに、本当に目の前にいるユーリの声なのかと疑ってしまった。そしてラーナはまた驚くことになる。ユーリの目は先ほどとは変わらず真剣なまなざしだった。が、その目から涙がこぼれていた。


「私はあの時、あなたに助けてもらった。」
ユーリは頬に流れる涙を手で拭った。

「あの時…………」
ラーナはユーリのいうあの時がいつのことかすぐに分かった。


ラーナが師匠とともに旅をはじめ、半年が過ぎた頃だった。ギルドのミッションである町にお使いにいく途中だった。


魔物の集団に襲われそうな親子がいた。



その魔物の集団をラーナは師匠の力も借り、撃退した。


その時助けた子がユーリだった。



「あの日、私の住んでいた村は魔物に襲われた。それでお母さんと私は必死に逃げていた。でももうおしまいと思った時、あなたと師匠が現れた。それで魔物を倒してくれた。」

「でも、あの時は師匠がいたから…………」

「もちろん、師匠の弓はすごかったよ。けれど同い年のあなたがあんなにも勇敢に魔物と戦っていたのを見て、本当にすごいと思ったし、かっこよかった」

「……」

「助けてくれた後、あなたが私に言った言葉覚えてる?」


-皆剣や弓を持たずに済む平和な世界にしたいんだ-


「そして私も思った。平和な世界にしたいってことを。もう私の村のような悲劇を起こしたくないってことを。それで仲間にいれてもらった。」

ユーリはラーナの喉元にずっとあった剣を下ろした。
「それから私は魔物との戦いで何回も師匠とあなたの足を引っ張ってしまった。けれどその度に師匠とそしてあなたに何度も助けてもらった。」
「……」


「気弱だった私は師匠と、そしてあなたの姿を見て強くなれたと思う。戦う勇気をくれた。なのにラーナ」

カラン

ユーリは握っていた剣を落とした。

「どうしてこうなっちゃったの?」


「……」
「ねぇ、ラーナ。もうあの頃のラーナには戻れないの?  強くて頼もしいラーナはどこにいったの?」




ラーナはなにも言い返せなかった。ただ涙を一滴二滴と、こぼしていた。
         

あぁ私はなんて幸せだったのかしら。
こんなに自分のことを心配してくれる人が近くにいるのに今の今まで気づかなかった。でももう遅い




本当に、もう遅いの?…………




「ユーリ、」

ラーナはゆっくりと起き上がった。

「ごめん。私は本当にばかだった。だけどひとつだけ、間違えているわ」
「え?」
ユーリは頬に流れる涙をまた手で払った。
「ユーリは足を引っ張ってなんかいなかったわ。ユーリは魔術だけじゃなく、剣術も弓術もすぐに習得してくれて、そのおかげで魔王戦の時なんて私と師匠がピンチだった時、助けてくれたじゃない。」

「習得っていうけど、魔術もそれなりだったし、剣術も弓術もあなたや師匠と比べたら全然だったわ」
「それは……そうかもしれないわ」
「そこは、『そんなことはないわ』でしょ?」
ユーリは少しあきれつつ笑った。
ラーナもその顔につられ、笑った。



「ねぇユーリ」

笑っていたラーナの視線はユーリの目から少し下にずれた。

「なに?」

「もう遅いのかな? 私」



「遅くなんかないよ。」

「本当?」

ラーナはユーリの目を見た。

「本当よ」

ユーリは瞬きを一度して、それからゆっくりとうなずいた。




「決めたよ、ユーリ」

ラーナは手で涙を払った。

「自分で、自分の力で、この農場を守って見せるよ。だからって、それで何か変わるとは思えない。だけど、今はそれしかないと思うの」

ラーナのその答えにユーリはまたゆっくりとうなずき、そして微笑んだ。

「じゃあ今日はもうやめてしっかり体を休めましょう。そして明日から頑張ろう。私も特訓付き合うから」
「ありがとう!」



そして、次の日、蜃気楼箱内のフリー空間内にて

「どうした? そのたるんだお腹は。情けない。これがかの英雄ラーナ様なの?」
「痛っ」


ユーリの魔法の杖が仰向けに寝転がるラーナのお腹に食い込んだ。

「ユーリ……その杖の使い方、間違えてない?」
「つべこべ言わず、はい後10分腹筋!」

昨日の最後のあのやさしい笑顔のユーリはどこにいったのかとラーナは腹筋しながらそう思った
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