ダウンロード症候群★

天仕事屋(てしごとや)

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Episode#01 私がいる

#03 再ダウンロード

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 家に帰ってから遥花は、さっさと課題を済ませると部屋着に着替えた。

 一階のキッチンの冷蔵庫からレモンソーダのペットボトルを取って、すぐに自分の部屋に戻ってきた。

 私の携帯のアプリは依然としてーメンテナンス中ーの文字を表示すると、またホーム画面に戻った。

 ソーダをゴクリと飲むと、蓋をして机に置き、母に借りている携帯を手にベッドに仰向けになった。


 さて、、、ストアから、、時間の迷宮、、、
 あ!、あった、、、ダウンロード、、、

 無料のアプリだし、何の問題もなく落とせるはず。、、、これで落とせなかったら、運営側でトラブルって事だよね。

 
 ーーーーーーーしばらく待ってみて、いつものアプリの穏やかなBGMが流れる。

 あぁ、!久しぶりに聴く~!

 やっぱり癒やしアプリだ。
 遥花は心を踊らせた。

 BGMに合わせて、この時間の迷宮の世界の説明が始まる。
 森の中の遊園地や、不思議な生き物、お城、色んな迷路、
 この世界に主人公と一緒に迷い込んで共に冒険してくれるのが『クマのムー』という愛らしい紫のクマのキャラクターである。
 時に神秘的で自虐的、けれど寂しがり屋のクマさんが自己紹介を始める。

 『はじめまして。かるちゃん。』 

 私は、本名はそのまま入れない。
 「はるか」を下だけ逆さ読みにしたものをハンドルネームに使っている。
 はじめてアプリを入れた時と名前は同じにした。
 
 次にプロフィールの入力。
 「アプリが立ち上がらなくなったので、登録し直しました。ヨロシクお願いします!」
 とメッセージに入れておこうかな?

 『ところで、かるちゃんは謎解きはスキかな?』

 あ、これも久しぶりのやつ。

 『目を開けているときは見えないのに
  目をつぶっているときに見えるもの、
  って 何だと思う?』


 今回は、、、簡単なナゾナゾだね。
 楽勝だ。

 「答えは、夢。」を入力。

 『ピンポーン、セイカイだよ!』
 『オイラのナゾトキメモにチェックしておく!』
 『ご褒美もあげるよ!』

 クマのムーはそう言うと、アメを一つくれた。
 どうやらこれらを集めると色んなアイテムと交換出来るシステムなのだ。


 ひとまずダウンロード出来た喜びに一安心したのか、遥花はそのままうとうとと、眠ってしまった。

 

 
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