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78天国
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僕とリーゼとお姉さんはアルザスの王都に向かう街道の宿場町に一泊していた。そして、僕は大好きな大浴場のお風呂に入って、部屋に戻って休もうとしていた。だけど…
「ふふ~ん、ふ~ん。せんぱ~いは~へ・ん・た・い・~」
「誰が変態なの? ナディヤ!!」
僕は怒りのあまりに言ってしまった。なんでナディヤが僕の部屋に?
「先輩、酷すぎません? ナディヤも女の子なんですよ? 久しぶりに再会したのに…」
「ナディヤは女の子の部類にカウントしていないんだ。僕は!」
「そうなんですか? こんな可愛い女の子を? 後悔しますよ?」
ホント、こいつウザいな? でも、どうやって部屋の鍵を手に入れたんだ?
「ねえ、どうやって僕の部屋に入ったの?」
「宿のオーナーに恋人ですって言ったら、合い鍵くれましたよ。簡単に」
セキュリティ弱すぎっ! とにかく、合い鍵はだけでも回収しよう。
「ナディヤ、合い鍵返してよ!」
「いいですよ。好きなように持って行ってください」
そう言って、挑戦的な笑みを浮かべるナディヤ。僕は大体察しがついた。ナディヤはうつ伏せで本を読んでいたが、仰向けに寝がえりをうった。いつもの様にたわわな果実がメロンの様に動くが、こいつに女等感じたら、散々ウザ絡みされる。無視しなきゃ。だけど、目に入ってしまった。ナディヤのスカートから赤いヒモが伸びている。
「ナディヤ、何か紐が出ているよ」
「このヒモの先に合い鍵はあるんですよ。さあ、どうします? 調べていいですよ? ナディヤは訴えたりしませんよ。でも、チキンの先輩にできます?」
カチンと来た。ナディヤは散々僕を馬鹿にして、エロい身体を使って、僕を翻弄しようだなんて、とんでもない。ここは先輩の偉大さを教えてあげないとね。
「ナディヤ、スカートずり上げるからね」
僕はナディヤのスカートをたくしあげた。ナディヤは抵抗しなかった。ナディヤと目が合う。ナディヤは知らん顔だ。スカートめくられているのに…
「よいしょっと」
ナディヤはそういうと、脚をひらいた。M字状に…
「えっ?」
僕は動揺した。スカートをめくった訳だから、当然パンツは丸見えだ。それは想定内だ。だけど、ナディヤのパンツ位で動揺しない自信はあった。でも、ナディヤは脚を開いて、エッチなポーズになった。…M字開脚。
「先輩、鍵が取りやすい様にお手伝いです。ナディヤは優しいな」
と言って、にへらと笑う。これはナディヤの挑戦だ。受けてやろう。僕は1mmもナディヤに動じる事無く、鍵を回収しよう。鍵はあった。糞! ショーツのまたがみに挟まっている! 僕はナディヤのショーツに挟まった鍵に手を伸ばすと、
「――――――~~~~ッ!!!!」
ナディヤは突然、脚を閉じた。ナディヤの太ももの心地良い感触が伝わる。柔らかい…ナディヤの太ももってこんなに柔らかいんだ。それに暖かい。
「ごくり…」
しまった。僕は思わず生唾を飲み込んでしまった。
「あららららら~ら? 先輩、ナディヤに女を感じちゃいましたよね? 言ってください? ナディヤの太ももが気持ちいいって?」
負けてたまるか! そんな気持ちしか湧かなかった。僕は慌ててナディヤの太ももに挟まれた手をもぞもぞ動かしてショーツに挟まった鍵を探す。でも、ショーツにも触れてしまう。ヤバい、流石に興奮度がMAXになりそうだ。太ももの気持ち良さと合わせて、ちょっと、ヤバい。だが、何とか鍵を回収した。
「も~、先輩のバ~カ!!」
珍しく、ナディヤが怒る。自分から仕掛けたからか、こういう時、いつも怒らないのに。
「自分でピンチ作っておいてなんだよ。僕はナディヤに女を感じる事無く、鍵を回収したんだからね!」
「それ、ナディヤ、傷つくんですけど!」
「じゃ、こんな事しなきゃいいだろ!!」
「それはそうでした、ペシ、ペシッ」
ナディヤは自分の頭を叩いてそういった。何なんだ、こいつはホントに…だが、僕は一つ気がついた。
「夜逃げがバレてるぅぅぅぅぅぅぅ!!」
「ふふ~ん、ふ~ん。せんぱ~いは~へ・ん・た・い・~」
「誰が変態なの? ナディヤ!!」
僕は怒りのあまりに言ってしまった。なんでナディヤが僕の部屋に?
「先輩、酷すぎません? ナディヤも女の子なんですよ? 久しぶりに再会したのに…」
「ナディヤは女の子の部類にカウントしていないんだ。僕は!」
「そうなんですか? こんな可愛い女の子を? 後悔しますよ?」
ホント、こいつウザいな? でも、どうやって部屋の鍵を手に入れたんだ?
「ねえ、どうやって僕の部屋に入ったの?」
「宿のオーナーに恋人ですって言ったら、合い鍵くれましたよ。簡単に」
セキュリティ弱すぎっ! とにかく、合い鍵はだけでも回収しよう。
「ナディヤ、合い鍵返してよ!」
「いいですよ。好きなように持って行ってください」
そう言って、挑戦的な笑みを浮かべるナディヤ。僕は大体察しがついた。ナディヤはうつ伏せで本を読んでいたが、仰向けに寝がえりをうった。いつもの様にたわわな果実がメロンの様に動くが、こいつに女等感じたら、散々ウザ絡みされる。無視しなきゃ。だけど、目に入ってしまった。ナディヤのスカートから赤いヒモが伸びている。
「ナディヤ、何か紐が出ているよ」
「このヒモの先に合い鍵はあるんですよ。さあ、どうします? 調べていいですよ? ナディヤは訴えたりしませんよ。でも、チキンの先輩にできます?」
カチンと来た。ナディヤは散々僕を馬鹿にして、エロい身体を使って、僕を翻弄しようだなんて、とんでもない。ここは先輩の偉大さを教えてあげないとね。
「ナディヤ、スカートずり上げるからね」
僕はナディヤのスカートをたくしあげた。ナディヤは抵抗しなかった。ナディヤと目が合う。ナディヤは知らん顔だ。スカートめくられているのに…
「よいしょっと」
ナディヤはそういうと、脚をひらいた。M字状に…
「えっ?」
僕は動揺した。スカートをめくった訳だから、当然パンツは丸見えだ。それは想定内だ。だけど、ナディヤのパンツ位で動揺しない自信はあった。でも、ナディヤは脚を開いて、エッチなポーズになった。…M字開脚。
「先輩、鍵が取りやすい様にお手伝いです。ナディヤは優しいな」
と言って、にへらと笑う。これはナディヤの挑戦だ。受けてやろう。僕は1mmもナディヤに動じる事無く、鍵を回収しよう。鍵はあった。糞! ショーツのまたがみに挟まっている! 僕はナディヤのショーツに挟まった鍵に手を伸ばすと、
「――――――~~~~ッ!!!!」
ナディヤは突然、脚を閉じた。ナディヤの太ももの心地良い感触が伝わる。柔らかい…ナディヤの太ももってこんなに柔らかいんだ。それに暖かい。
「ごくり…」
しまった。僕は思わず生唾を飲み込んでしまった。
「あららららら~ら? 先輩、ナディヤに女を感じちゃいましたよね? 言ってください? ナディヤの太ももが気持ちいいって?」
負けてたまるか! そんな気持ちしか湧かなかった。僕は慌ててナディヤの太ももに挟まれた手をもぞもぞ動かしてショーツに挟まった鍵を探す。でも、ショーツにも触れてしまう。ヤバい、流石に興奮度がMAXになりそうだ。太ももの気持ち良さと合わせて、ちょっと、ヤバい。だが、何とか鍵を回収した。
「も~、先輩のバ~カ!!」
珍しく、ナディヤが怒る。自分から仕掛けたからか、こういう時、いつも怒らないのに。
「自分でピンチ作っておいてなんだよ。僕はナディヤに女を感じる事無く、鍵を回収したんだからね!」
「それ、ナディヤ、傷つくんですけど!」
「じゃ、こんな事しなきゃいいだろ!!」
「それはそうでした、ペシ、ペシッ」
ナディヤは自分の頭を叩いてそういった。何なんだ、こいつはホントに…だが、僕は一つ気がついた。
「夜逃げがバレてるぅぅぅぅぅぅぅ!!」
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