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混乱
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「俺がお前と雷亜の家に行った時、俺はスマホをリビングに置きっぱなしにしただろう?!その時じゃないのか?!」
「言いがかりだよ!俺、そんなの知らねぇよ!!一体、どんな写真だって言うんだよ!!」
シャノンと達也が揉めに揉めている。でも、雷亜には話の内容がよく分からない。二人を止めようと駆け出したら、その前にバーニング高校の連中が二人に近付いた。
「それはこんな写真だろ?」
そう言って、揉めるシャノンと達也の間に入ったのは、シャノンを追いかけていたトム・サラヤンだ。スマホを二人に見えるようにして、近付いて行く。不意にシャノンがトム・サラヤンのスマホを奪い、地面に捨てると、直ぐ様それをへし折った。
「うわあ!てめぇ!何をしやがる!!」
怒るトム・サラヤンを無視して、シャノンは達也の襟首を掴んだ。
「お前、一体どれだけ写真をばら蒔いたんだ!!」
「だから、俺は知らねぇってば!!きっと雷亜が自分でばら蒔いたんじゃないのか?そんな瓶をケツに突っ込むくらいだ!お相手募集中なんだろ?」
雷亜の目の前が真っ暗になる。なんのことを言っているんだろう?瓶をケツに突っ込む?それって……あの時の写真か?シャノンに車の中で薬を盛られた……あの時の……?
「あいつがそんな事、する訳ないだろ!!全くの経験がなかったんだからな!!」
「ふーん……。何でそんな事をシャノンが知ってるの?経験がないなんて、普通は断言なんて出来ないよね?」
「それは……俺がやらせたからさ!あの時は、まだあいつを信用できなかったから、弱みを握るためにやらせた。それをお前は……なんてことをしてくれたんだ!!」
「シャノンは俺にそんな事、言えたもんじゃないよね?だって、元はといえばシャノンが全て悪くない?あんな卑猥な写真を撮って、友達面して持っているなんてさあ、――最低だよね」
シャノンは唇を噛んで達也を殴りたい衝動を抑えていた。確かに元はと言えばシャノンが悪い。雷亜に消してくれと頼まれていたのに、いつまでも持っていたのだから……。しかし、だからと言って、達也がその写真をバラまいていいことにはならない。
「お前こそ最低だよなぁ……。従兄弟の癖に、そんなに雷亜が気に入らねぇのか?いつもあいつに辛く当たるのは何故だ?」
「そんな事……シャノンには関係ないだろ!!」
「はははは!なんだかよく分からないが、この写真はそいつがバラまいたみたいだな。そんで、その写真を撮ったのは、なんとこの街の英雄シャノン・ホワイトだってのか?!こいつは面白いな!!」
トム・サラヤンがのけ反って笑い出した。
「変態だぞ!こいつも変態!!普通、弱みを握るのにア〇ニー写真なんか撮るかよ!絶対、そういう趣味が元々あるんだぜ、こいつ!!面白れぇ!写真の出どころはシャノンだと言って広めようぜ!!おい!お前、この状況を動画で撮っておけ!面白れぇぞ!!」
トム・サラヤンが横にいる茶髪に命令する。茶髪はあわててスマホを取り出し、動画を撮り始めた。それを見てシャノンが「やめろ!」と言って動き出す。
「言いがかりだよ!俺、そんなの知らねぇよ!!一体、どんな写真だって言うんだよ!!」
シャノンと達也が揉めに揉めている。でも、雷亜には話の内容がよく分からない。二人を止めようと駆け出したら、その前にバーニング高校の連中が二人に近付いた。
「それはこんな写真だろ?」
そう言って、揉めるシャノンと達也の間に入ったのは、シャノンを追いかけていたトム・サラヤンだ。スマホを二人に見えるようにして、近付いて行く。不意にシャノンがトム・サラヤンのスマホを奪い、地面に捨てると、直ぐ様それをへし折った。
「うわあ!てめぇ!何をしやがる!!」
怒るトム・サラヤンを無視して、シャノンは達也の襟首を掴んだ。
「お前、一体どれだけ写真をばら蒔いたんだ!!」
「だから、俺は知らねぇってば!!きっと雷亜が自分でばら蒔いたんじゃないのか?そんな瓶をケツに突っ込むくらいだ!お相手募集中なんだろ?」
雷亜の目の前が真っ暗になる。なんのことを言っているんだろう?瓶をケツに突っ込む?それって……あの時の写真か?シャノンに車の中で薬を盛られた……あの時の……?
「あいつがそんな事、する訳ないだろ!!全くの経験がなかったんだからな!!」
「ふーん……。何でそんな事をシャノンが知ってるの?経験がないなんて、普通は断言なんて出来ないよね?」
「それは……俺がやらせたからさ!あの時は、まだあいつを信用できなかったから、弱みを握るためにやらせた。それをお前は……なんてことをしてくれたんだ!!」
「シャノンは俺にそんな事、言えたもんじゃないよね?だって、元はといえばシャノンが全て悪くない?あんな卑猥な写真を撮って、友達面して持っているなんてさあ、――最低だよね」
シャノンは唇を噛んで達也を殴りたい衝動を抑えていた。確かに元はと言えばシャノンが悪い。雷亜に消してくれと頼まれていたのに、いつまでも持っていたのだから……。しかし、だからと言って、達也がその写真をバラまいていいことにはならない。
「お前こそ最低だよなぁ……。従兄弟の癖に、そんなに雷亜が気に入らねぇのか?いつもあいつに辛く当たるのは何故だ?」
「そんな事……シャノンには関係ないだろ!!」
「はははは!なんだかよく分からないが、この写真はそいつがバラまいたみたいだな。そんで、その写真を撮ったのは、なんとこの街の英雄シャノン・ホワイトだってのか?!こいつは面白いな!!」
トム・サラヤンがのけ反って笑い出した。
「変態だぞ!こいつも変態!!普通、弱みを握るのにア〇ニー写真なんか撮るかよ!絶対、そういう趣味が元々あるんだぜ、こいつ!!面白れぇ!写真の出どころはシャノンだと言って広めようぜ!!おい!お前、この状況を動画で撮っておけ!面白れぇぞ!!」
トム・サラヤンが横にいる茶髪に命令する。茶髪はあわててスマホを取り出し、動画を撮り始めた。それを見てシャノンが「やめろ!」と言って動き出す。
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