男子高校生ヒロサダの毎日極楽

ITO法人

文字の大きさ
170 / 181
2020年

ステイファーム4-1「小休憩〜眞名井ちゃん&松野さん編〜」前編

しおりを挟む
 4人がそれぞれ部屋に落ち着いたのは、午前8時10分だった。
 「皐月先生にはああ言ったけど、松野やっぱり眠たいかなぁ~」
 「私も~」
 車内で皐月先生のサポートを交代で行っており、2人の乙女はしっかりとした睡眠はとれていないようだ。
 「じゃあ、お布団に入りましょっか」
 「そうするかなぁ~」
 皐月先生とヒロサダがゲストルームを出てすぐ、2人は座りっぱなしの疲れを癒すため、布団へと入っていった。

 「っあ~!!!横になれるの気持ちいい~!!!」
 「最高かなぁ~!!!」
 前日の午前10時半にヒロサダ宅を出発してから、一度も横になっていなかった2人は、ヒロサダがいないのをいいことに、ヒロサダに負けず劣らない程のおっさんっぽさをかもし出していた。
 「松ミョン。ヒロサダ君の家で過ごした、年越しの夜を思い出すわね~」
 「そうだねまなりん~」
 年越しの夜に2人っきりで姐御の部屋で泊まったことを思い出した2人。しかし、あの時とは決定的に違うことが一つだけあった。
 「でも、ヒロサダ君のことがやっぱり気になるかなぁ~………」
 年越しの夜は男子に囲まれ年を越したヒロサダだったが、今回は皐月先生と2人っきり。ヒロサダに限って何か起こることはないとは思っているが、その状況が松野さんにとっては大きな心配要素だった。
 「そ、そうね~」
 眞名井ちゃんもその点については心配ではあるが、純粋にヒロサダのことを心配する松野さんの隣で、自分が年越しの夜にとった行動を考えると、どういった感情でどういった態度を取ればいいのか分からなかった。

 「なんだか、ヒロサダ君と皐月先生のこと考えてたら、松野眠れなくなったかなぁ~………」
 「じゃあ、少しお話しましょっか。あの時の夜みたいにねっ!」
 睡眠不足ではあったが、不安を紛らわすために、慰め励まし合うことにした2人。運転を頑張ってくれた皐月先生を、ヒロサダと2人っきりにさせるための口実を、実行することになるとは思ってもみなかったようだ。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
 中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ  ★作品はマリーの語り、一人称で進行します。

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。 カレンと晴人はその後、どうなる?

秘密のキス

廣瀬純七
青春
キスで体が入れ替わる高校生の男女の話

処理中です...