31 / 33
第20話「卒業式中だろうと能力は使いたい」
しおりを挟む
卒業式当日、俺は中学生活最後にせっかくなら能力を使おうと考えた。とはいっても俺もさすがに最低限の常識は弁えている。同級生に最後にお漏らしさせるというのはさすがに気が引けた。なので、俺は在校生を狙おうと考えた。
中学生活最後のターゲット、それは今の生徒会長である。清楚可憐な見た目に違わず落ち着いた性格ということはわかるが、それ以外は彼女のことはわからない。だからこそ、最後に彼女のおしっこ我慢とお漏らしを見ようと思ったのだ。
そんなことを考えているうちに卒業式が始まった。うちの卒業式は最初に校長やらPTA会長やらの話がある。その中で、生徒会長の話もあるのだ。俺は早速彼女の頭上を確認した。
現在:190ml
最大:600ml
どうやら彼女の膀胱は比較的大きいようだった。続けて、俺は彼女のお漏らし歴を確認した。
──ものすごく白紙だった。彼女はこの能力で見れる範囲──保育園・幼稚園入園以降──でお漏らしどころかおしっこをちびってしまったことすらないようなのだ。
まさかの初めてを経験させる形になってしまったが、それはそれで面白い。俺は早速彼女におしっこを送り始めた。
俺がおしっこを送り始めて30分ほどが経ち、卒業式が半分ほど過ぎた頃、彼女のおしっこの量は300mlに達した。彼女は少し尿意を感じ始めているようで、
(……少し、トイレ行きたくなってきたかも……まあ、あと1時間もないくらいだし、全然我慢できるはず……)
と心の中で呟いていた。
それから30分ほどが経ち、卒業式があと15分ほどになると、彼女のおしっこの量は550mlを超えた。
(……っ⁉ 結構トイレ行きたくなってきた……。けど、今まで一回もトイレに間に合わなかったことはないんだから、大丈夫な、はず……)
彼女はかなり不安なのをごまかすように心の中で強がって見せたが、すでに片手で前押さえを始めてしまっており、限界が近づいていることを物語っていた。椅子に座っていることで内股になっているのもよく見える。きっと彼女は平静を装っているのだろうが。
それから15分ほどが経ち、卒業生の退場が始まった。俺はあえて彼女におしっこを送るペースを調整し、卒業生の退場が終わると同時に彼女の膀胱はおしっこで満たされた。
(早く卒業式終わって……早くトイレ行かせて……本当に……おしっこ、限界だから……っ……)
俺が【千里眼】で彼女を見ると、彼女は椅子の上でうずくまるようにして両手でおしっこの出口を押さえていて、太ももも力強くぴったりと閉じられていて、誰が見ても彼女がおしっこを我慢していることは明らかだった。
そして、在校生が体育館から出始めたその時、ついに彼女の水門に限界が訪れた。彼女の身体が一瞬小さく震えたかと思うと、ぴたりと閉じられていた太ももの下に小さなおしっこの滝ができ始めた。
(嘘っ……、おしっこ……出ちゃっ……てる……)
(私……みんなの前で……お漏らし……しちゃってる……)
彼女は小さく震えながらおしっこを漏らし続け、2分ほど経って彼女のおしっこがで終わると、彼女はその場で泣き崩れた。
* * *
数日後、俺の前にまた女神が現れた。
「……今日は何の用だ?」
「今日はあなたに大事な話をしに来たの」
「大事な話? 俺の能力が消えるとかか?」
「むしろその逆ね。新しく能力者を増やすことにしたの」
「……それをなぜ俺に?」
「一応能力者1号のあなたには伝えておいたほうが良いと思っただけよ」
「ふーん」
「それともう1つ。これからは突然能力が増えるかもしれないけど、その時は上手く対応して」
それだけ話すと、女神は俺の前から姿を消した。
────────
読んでいただきありがとうございます!
大学のサークルとしての作品執筆に追われこちらの更新がとても遅くなってしまったことは申し訳ないです。
ただ休止中に新作の準備をいくつか進めていたので、それらの新作もご期待下さい!
ではまた次回!(もしくは新作か他の連載作品で!)
中学生活最後のターゲット、それは今の生徒会長である。清楚可憐な見た目に違わず落ち着いた性格ということはわかるが、それ以外は彼女のことはわからない。だからこそ、最後に彼女のおしっこ我慢とお漏らしを見ようと思ったのだ。
そんなことを考えているうちに卒業式が始まった。うちの卒業式は最初に校長やらPTA会長やらの話がある。その中で、生徒会長の話もあるのだ。俺は早速彼女の頭上を確認した。
現在:190ml
最大:600ml
どうやら彼女の膀胱は比較的大きいようだった。続けて、俺は彼女のお漏らし歴を確認した。
──ものすごく白紙だった。彼女はこの能力で見れる範囲──保育園・幼稚園入園以降──でお漏らしどころかおしっこをちびってしまったことすらないようなのだ。
まさかの初めてを経験させる形になってしまったが、それはそれで面白い。俺は早速彼女におしっこを送り始めた。
俺がおしっこを送り始めて30分ほどが経ち、卒業式が半分ほど過ぎた頃、彼女のおしっこの量は300mlに達した。彼女は少し尿意を感じ始めているようで、
(……少し、トイレ行きたくなってきたかも……まあ、あと1時間もないくらいだし、全然我慢できるはず……)
と心の中で呟いていた。
それから30分ほどが経ち、卒業式があと15分ほどになると、彼女のおしっこの量は550mlを超えた。
(……っ⁉ 結構トイレ行きたくなってきた……。けど、今まで一回もトイレに間に合わなかったことはないんだから、大丈夫な、はず……)
彼女はかなり不安なのをごまかすように心の中で強がって見せたが、すでに片手で前押さえを始めてしまっており、限界が近づいていることを物語っていた。椅子に座っていることで内股になっているのもよく見える。きっと彼女は平静を装っているのだろうが。
それから15分ほどが経ち、卒業生の退場が始まった。俺はあえて彼女におしっこを送るペースを調整し、卒業生の退場が終わると同時に彼女の膀胱はおしっこで満たされた。
(早く卒業式終わって……早くトイレ行かせて……本当に……おしっこ、限界だから……っ……)
俺が【千里眼】で彼女を見ると、彼女は椅子の上でうずくまるようにして両手でおしっこの出口を押さえていて、太ももも力強くぴったりと閉じられていて、誰が見ても彼女がおしっこを我慢していることは明らかだった。
そして、在校生が体育館から出始めたその時、ついに彼女の水門に限界が訪れた。彼女の身体が一瞬小さく震えたかと思うと、ぴたりと閉じられていた太ももの下に小さなおしっこの滝ができ始めた。
(嘘っ……、おしっこ……出ちゃっ……てる……)
(私……みんなの前で……お漏らし……しちゃってる……)
彼女は小さく震えながらおしっこを漏らし続け、2分ほど経って彼女のおしっこがで終わると、彼女はその場で泣き崩れた。
* * *
数日後、俺の前にまた女神が現れた。
「……今日は何の用だ?」
「今日はあなたに大事な話をしに来たの」
「大事な話? 俺の能力が消えるとかか?」
「むしろその逆ね。新しく能力者を増やすことにしたの」
「……それをなぜ俺に?」
「一応能力者1号のあなたには伝えておいたほうが良いと思っただけよ」
「ふーん」
「それともう1つ。これからは突然能力が増えるかもしれないけど、その時は上手く対応して」
それだけ話すと、女神は俺の前から姿を消した。
────────
読んでいただきありがとうございます!
大学のサークルとしての作品執筆に追われこちらの更新がとても遅くなってしまったことは申し訳ないです。
ただ休止中に新作の準備をいくつか進めていたので、それらの新作もご期待下さい!
ではまた次回!(もしくは新作か他の連載作品で!)
0
あなたにおすすめの小説
プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?
九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。
で、パンツを持っていくのを忘れる。
というのはよくある笑い話。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる