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学園編 18歳
117 恋の苦しみを吐き出そうか
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一方、クリスが重い足取りで向かったのは当然ドルトン商会であり、暗い顔で入ってきたクリスを見た受付係が、目を剥いて二階にいるカイルの元にすっ飛んで行った。すぐに困惑顔のカイルが階段を降りてきて、クリスと目が合うと半笑いを浮かべる。その顔はありありとめんどくさいと物語っていた。
カイルは従業員たちに今日は早めに帰ってもいいと指示を出し、クリスを二階に招き入れた。来客用の部屋に通し、グラスとワインを用意する。クリスの相手など、酒がなければやってられない。その上、クリスも飲みたいのだと思ったからだ。
気を利かせた従業員がつまみになるものを持って来て、一礼して出て行く。その間クリスは一言も話さず、ただ負のオーラを放出しているだけだった。
「んで? 死にそうな顔してるけど、エリーナちゃんに嫌われたの?」
クリスが思いつめた顔をする時は、エリーナ以外の理由はない。容赦なく切り込まれ、クリスは力なく笑った。
「泣かせたんだ……今日はベロニカ様のとこへ行って帰らないって」
「はっ? 泣かせたの?」
溺愛しているクリスがエリーナを泣かせたと聞いて、カイルは目を丸くする。なにが起こったのか想像がつかない。クリスは自分でワインをグラスに注ぎ、ぐっとあおった。カイルも自分のグラスに注ぎ、一口飲む。これは長くなりそうだ。
「ベロニカ様、殴り込みに来るんじゃない?」
「それよりもまずは、帰してくれるかだな」
クリスは憂鬱な顔で溜息をついた。ぼうっと視線を宙に飛ばしている。
「それで? なんでそんなことになったのさ」
カイルはクリスのグラスにワインを注ぎ、詳しい話を促す。だがクリスは話をしに来ただろうに、言い渋って苦々しい顔をしている。カイルはめんどくさいと思いつつも、そこは商売人、顔には出さない。
しばらく言いあぐねた後、クリスは重い口を開いたのだった。そしてエリーナと遊びに行ったこと、カフェで話をしたこと。そこまでは頷くだけだったカイルも、エリーナの結婚相手の話になった頃には眉を顰めて苦り切った顔をしていた。
「お前、それはひどい」
「ひどいって、なんでさ。僕はエリーナのために」
「それがまず間違ってんの。お前が色んな可能性を加味して動いてるのは知ってるけど、エリーナちゃんはお前にどうしてほしいと思ってるんだよ。訊いた?」
呆れと怒りが混ざった表情で、カイルが責める口調で問いかけるが、クリスからの返答はない。口をへの字に曲げているということは、訊いていないということだ。
「家族同然に思ってる人が家を出て行く準備をしてると知ったらどう思うよ。しかも、勝手にラウルさんと結婚すると思われてるし、好きに選んでと丸投げときた」
ここぞとばかりにカイルは責めたてる。クリスと短くない付き合いの中で、弱っている時はとことん攻めると決めているのだ。クリスからの反論はない。
「お前、結婚だぞ? そう簡単に決められるかよ。しかも、その決断しだいでお前の人生まで変わるんだぞ。重すぎるわ。そりゃ、相談したくもなるよ。なのにすでに選択がされたみたいな言い方すりゃ、泣くわ。俺かて泣くわ」
もはやぼろくそである。日頃の鬱憤を込めたりはしていない。さすがに私怨は込めず、純粋にクリスのエリーナに対する態度に対して怒っていた。クリスはくっと眉根を寄せて泣きそうになるのを我慢していた。胸が詰まり、エリーナの泣き顔と震えた叫び声が何度も繰り返し思い浮かぶ。
「選択ってのは簡単にはできないの。わかる? お前は基本的にエリーナちゃんを基準に選択しているから楽だろうけどな」
「……僕だって、選ぶことは不慣れだ」
「あぁ、お貴族様はだいたいレールが敷かれているからな。というか、普通の令嬢は敷かれたレールの上を進んで結婚するだろ。だからそもそもが特殊なんだ」
カイルは深々と溜息をついて、ワインを呷る。酔いが回ってきたことで目が据わり、さらに厳しい顔つきになる。対するクリスは酒を飲むこともせず、ただ机の一点を見つめていた。沈鬱な表情であり、カイルはさらに追い込みをかける。
「まぁ、エリーナちゃんについては今後相談にのってあげるとしてだ。結局、ラウルさんが結婚相手でいいの?」
どうせクリスがここに来たという事は、限界までため込んだということだ。エリーナを泣かせたことだけが理由ではないだろう。カイルはとことん吐かせようと、まだ少し残っているグラスにワインを注ぎ飲ませる。
クリスは虚ろな目でワインに口をつけ、ぼそりと気持ちを零す。
「いいわけないだろ」
それは偽らざる本音であり、エリーナに隠し通している想いである。それを知っていたカイルははぁと大げさに溜息をつく。
「じゃぁ、いい加減伝えろよ。さすがに鬱陶しいわ」
「でも、エリーナが選ぶ邪魔になるから……」
カイルは頬をひくつかせ、怒鳴りそうになるのを押さえて息を吐いた。その頑固さに呆れを通り越して、ただ腹立たしい。
「お前さぁ、ずっと疑問だったんだけど。なんでお前は結婚相手の選択肢にないわけ?」
「僕とエリーナは家族だ。僕が選ばれるはずない」
クリスはそれが当然だと疑っておらず、カイルはもういいやと投げやりにワインを飲んで、つまみのナッツをかみ砕く。
「それで、そうやって逃げ腰のままラウルさんにエリーナちゃんを取られて、ここで泣くわけ? 馬鹿らしい」
「お前は知らないからそんな簡単に言えるんだ。本当はラウル先生より僕のほうが!」
キッとカイルを睨みつけ語気を荒げたクリスは、ふいに言葉を切って唇を引き結ぶ。
「そうやって、いつも自分の気持ちを押さえてさ。お前こそ、好きに生きろよ。お前の人生だろ?」
「……僕の人生」
クリスは目を瞬かせて、初めて耳にした言葉のように繰り返した。
「そう。腹を括れよ。エリーナちゃんのことが好きなら、お前が幸せにしろ」
お前が幸せにしろ。その言葉が胸に響いた。以前にも似たようなことを誰かに言われた気がする。
「当然だ……いつだって、僕だけが傍にいて、僕がエリーナを幸せにしたいと思っている」
「なら、家族がどうとかいう前に、その気持ちを伝えろよ」
クリスは苦し気な表情で、眉尻を下げた。悩んでいるようにも見える。そして弱弱しい声で言葉を返した。
「……エリーナがラウル先生を選ばず、誰とも結婚したくないなら伝える」
と、どこまでも消極的な答えにカイルは「あぁ?」とガラの悪い声で訊き返した。それにひるまず、クリスは硬い声音で言葉を続ける。そこには譲れないという意思が込められていた。
「俺は、選択肢にはなれない。俺は時がくるまでは、家族として見守ると決めたんだ」
「じゃぁもういいわ。好きにしろ。けど、次にここに来て泣き言を言ったら罵倒するからな。そんで、今までの情けないお前の姿を全部エリーナちゃんに暴露する」
「エリーナには言わないでくれ!」
カイルに罵倒されるよりエリーナに知られるほうが堪えるため、クリスは間髪入れずに言葉を返した。とことんエリーナに弱いクリスに、カイルは何度目か分からない溜息を零す。
「こんなめんどくさい拗らせた男とくっつくよりは、誠実で大人なラウルさんとくっついたほうが幸せな気がしてきたわ」
「……だから前も言っただろ。僕の愛は重すぎるって」
「けど、他の男に取られたくないんだろ」
それに対する答えは無い。つまり肯定だ。
これ以上は堂々巡りになると経験から知っているカイルは、「今日は帰れ」としっしと手で追い払った。クリスは不愉快そうに舌打ちをしたが、これ以上ここにいても仕方がないと重い腰を上げた。心なしか来る前よりは悲壮な気持ちがましになっている。
「後で覚えていろよ。今日の暴言は高くつくからな」
「おい、友人からのありがたい忠告だぞ。むしろアドバイス料を取りたいぐらいだわ」
最後はそんな軽口を叩き合い、クリスはまた来ると言い残して帰っていった。見送りもせず部屋に残ったカイルは、ぬるくなったワインを飲み干す。
「ま、エリーナちゃんも脈はあるみたいだけど、おもしろいからもう少し黙ってよ」
ミシェルからエリーナの気持ちについては少しだけ聞いていた。それを伝えなかったのはささやかな意趣返しだ。カイルは次に来た時に浮かべているクリスの表情を考え、ふっと温かな笑みを零したのだった。
カイルは従業員たちに今日は早めに帰ってもいいと指示を出し、クリスを二階に招き入れた。来客用の部屋に通し、グラスとワインを用意する。クリスの相手など、酒がなければやってられない。その上、クリスも飲みたいのだと思ったからだ。
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「はっ? 泣かせたの?」
溺愛しているクリスがエリーナを泣かせたと聞いて、カイルは目を丸くする。なにが起こったのか想像がつかない。クリスは自分でワインをグラスに注ぎ、ぐっとあおった。カイルも自分のグラスに注ぎ、一口飲む。これは長くなりそうだ。
「ベロニカ様、殴り込みに来るんじゃない?」
「それよりもまずは、帰してくれるかだな」
クリスは憂鬱な顔で溜息をついた。ぼうっと視線を宙に飛ばしている。
「それで? なんでそんなことになったのさ」
カイルはクリスのグラスにワインを注ぎ、詳しい話を促す。だがクリスは話をしに来ただろうに、言い渋って苦々しい顔をしている。カイルはめんどくさいと思いつつも、そこは商売人、顔には出さない。
しばらく言いあぐねた後、クリスは重い口を開いたのだった。そしてエリーナと遊びに行ったこと、カフェで話をしたこと。そこまでは頷くだけだったカイルも、エリーナの結婚相手の話になった頃には眉を顰めて苦り切った顔をしていた。
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呆れと怒りが混ざった表情で、カイルが責める口調で問いかけるが、クリスからの返答はない。口をへの字に曲げているということは、訊いていないということだ。
「家族同然に思ってる人が家を出て行く準備をしてると知ったらどう思うよ。しかも、勝手にラウルさんと結婚すると思われてるし、好きに選んでと丸投げときた」
ここぞとばかりにカイルは責めたてる。クリスと短くない付き合いの中で、弱っている時はとことん攻めると決めているのだ。クリスからの反論はない。
「お前、結婚だぞ? そう簡単に決められるかよ。しかも、その決断しだいでお前の人生まで変わるんだぞ。重すぎるわ。そりゃ、相談したくもなるよ。なのにすでに選択がされたみたいな言い方すりゃ、泣くわ。俺かて泣くわ」
もはやぼろくそである。日頃の鬱憤を込めたりはしていない。さすがに私怨は込めず、純粋にクリスのエリーナに対する態度に対して怒っていた。クリスはくっと眉根を寄せて泣きそうになるのを我慢していた。胸が詰まり、エリーナの泣き顔と震えた叫び声が何度も繰り返し思い浮かぶ。
「選択ってのは簡単にはできないの。わかる? お前は基本的にエリーナちゃんを基準に選択しているから楽だろうけどな」
「……僕だって、選ぶことは不慣れだ」
「あぁ、お貴族様はだいたいレールが敷かれているからな。というか、普通の令嬢は敷かれたレールの上を進んで結婚するだろ。だからそもそもが特殊なんだ」
カイルは深々と溜息をついて、ワインを呷る。酔いが回ってきたことで目が据わり、さらに厳しい顔つきになる。対するクリスは酒を飲むこともせず、ただ机の一点を見つめていた。沈鬱な表情であり、カイルはさらに追い込みをかける。
「まぁ、エリーナちゃんについては今後相談にのってあげるとしてだ。結局、ラウルさんが結婚相手でいいの?」
どうせクリスがここに来たという事は、限界までため込んだということだ。エリーナを泣かせたことだけが理由ではないだろう。カイルはとことん吐かせようと、まだ少し残っているグラスにワインを注ぎ飲ませる。
クリスは虚ろな目でワインに口をつけ、ぼそりと気持ちを零す。
「いいわけないだろ」
それは偽らざる本音であり、エリーナに隠し通している想いである。それを知っていたカイルははぁと大げさに溜息をつく。
「じゃぁ、いい加減伝えろよ。さすがに鬱陶しいわ」
「でも、エリーナが選ぶ邪魔になるから……」
カイルは頬をひくつかせ、怒鳴りそうになるのを押さえて息を吐いた。その頑固さに呆れを通り越して、ただ腹立たしい。
「お前さぁ、ずっと疑問だったんだけど。なんでお前は結婚相手の選択肢にないわけ?」
「僕とエリーナは家族だ。僕が選ばれるはずない」
クリスはそれが当然だと疑っておらず、カイルはもういいやと投げやりにワインを飲んで、つまみのナッツをかみ砕く。
「それで、そうやって逃げ腰のままラウルさんにエリーナちゃんを取られて、ここで泣くわけ? 馬鹿らしい」
「お前は知らないからそんな簡単に言えるんだ。本当はラウル先生より僕のほうが!」
キッとカイルを睨みつけ語気を荒げたクリスは、ふいに言葉を切って唇を引き結ぶ。
「そうやって、いつも自分の気持ちを押さえてさ。お前こそ、好きに生きろよ。お前の人生だろ?」
「……僕の人生」
クリスは目を瞬かせて、初めて耳にした言葉のように繰り返した。
「そう。腹を括れよ。エリーナちゃんのことが好きなら、お前が幸せにしろ」
お前が幸せにしろ。その言葉が胸に響いた。以前にも似たようなことを誰かに言われた気がする。
「当然だ……いつだって、僕だけが傍にいて、僕がエリーナを幸せにしたいと思っている」
「なら、家族がどうとかいう前に、その気持ちを伝えろよ」
クリスは苦し気な表情で、眉尻を下げた。悩んでいるようにも見える。そして弱弱しい声で言葉を返した。
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と、どこまでも消極的な答えにカイルは「あぁ?」とガラの悪い声で訊き返した。それにひるまず、クリスは硬い声音で言葉を続ける。そこには譲れないという意思が込められていた。
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カイルに罵倒されるよりエリーナに知られるほうが堪えるため、クリスは間髪入れずに言葉を返した。とことんエリーナに弱いクリスに、カイルは何度目か分からない溜息を零す。
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「けど、他の男に取られたくないんだろ」
それに対する答えは無い。つまり肯定だ。
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最後はそんな軽口を叩き合い、クリスはまた来ると言い残して帰っていった。見送りもせず部屋に残ったカイルは、ぬるくなったワインを飲み干す。
「ま、エリーナちゃんも脈はあるみたいだけど、おもしろいからもう少し黙ってよ」
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