132 / 194
学園編 18歳
126 感謝の想いをこめて踊りましょう
しおりを挟む
「先生⋯⋯」
エリーナはラウルが目に入るなり微笑んだ。気まずさよりも一緒に踊れる嬉しさのほうが大きい。クリスの次に大切な人であり、これからも大切にしたい。エリーナにとってラウルは先生であり、家族だった。
「お美しいですよ、エリー様」
ラウルは恭しくエリーナの手を取り、腰に手を回した。曲に合わせてステップを踏めば、以前よりも動きが滑らかになっている。
「先生、ダンスが上手になっているわ」
そう素直に口にすれば、ラウルは恥ずかしそうに苦笑いを浮かべた。
「毎日特訓ですよ。私はダンスをするために復位したつもりはなかったんですが」
先生であるラウルが苦手なダンスを練習している様子を思い浮かべると、なんだかおかしくなって噛みしめるように笑う。
「エリー様、ご卒業おめでとうございます」
シャンデリアの光に藍色髪が透け、深い海のようにきらめく。灰色の瞳は甘く優しく、いつも心地よい熱を持っている。悔しいほど大人で、一生届かないような気がするのだ。
「学園で先生に会えないと思うと、寂しいわね」
「その分、茶会や夜会で会えますよ。それに二人の邪魔をしに遊びに行きますから」
そう意地悪っぽく片目をつぶったラウルからは、子供っぽさが感じられる。その表情に初めて会った時の笑顔が重なって、懐かしさに胸が熱くなった。感謝の気持ちが溢れ、笑顔が零れる。
「先生、色々なことを教えてくれてありがとう」
「エリー様は、素晴らしい生徒でしたよ。そして、何よりも大切な人です」
変わらぬ想いを伝えてくれるラウルに、エリーナは気恥ずかしそうに笑みを返す。
「先生、これからもよろしくお願い。大好きよ」
尊敬と親愛と感謝を込めてその言葉を紡げば、ラウルは少し目を見開いてこそばゆそうにはにかんだ。
「大人をからかうのがお上手でいらっしゃる」
「あら、本気よ?」
「なら、クリス様をやめてこちらに来てくださいますか?」
と、試すような笑みに変えたラウルは悪い大人の表情をしていて、エリーナはくすくすと小さく笑う。
「だめよ、クリスが泣いちゃうわ」
そう答えるとラウルは軽く噴きだし、喉の奥で笑った。
「想像できませんね」
「あら、クリスってけっこう泣きやすいのよ?」
「ほう、いいことを聞きました」
楽しくおしゃべりをしていれば曲が終わり、ラウルは名残惜しそうに一度手を握ってから離れていった。また後でと微笑みダンスの輪から抜けようとすれば、すぐに令嬢たちに囲まれる。人気があるなとその背中を見ながら思っていると、背後から声をかけられた。
「エリーナ嬢。お相手を頼めるかな」
他の令嬢と踊り終わったルドルフが傍に立っており、紫の瞳と目が合えばにこりと微笑まれた。何かを企んでいるような微笑が彼らしく、深緑の髪と眼鏡がさらに底の知れない印象を与える。だが、その内面は時に独占欲を滲ませる情熱が潜んでいた。
「もちろんですわ」
エリーナはルドルフの手を取り、その身を預ける。ルドルフのリードは明確で気遣いが感じられる。紫色の瞳は柔らかく和んでおり、楽しそうに口角が上がっていた。
「エリーナ嬢との縁を強くしなければな。何があっても離れないように」
そう耳元で囁いたルドルフに、エリーナは意地悪な顔を作って言い返す。
「でも、ルドルフ様はわたくしより多くの人たちと縁を強くされているようですけど?」
先ほども別の令嬢と踊っていたうえに、踊っている間も至る所からご令嬢の視線が飛んでくる。
「これは痛いところをつく。それでも貴女は特別ですよ」
「そんなことを言われては、わたくしは誰かに刺されてしまいそうですわ」
女の嫉妬が恐ろしいことを、エリーナは今までの悪役令嬢人生で身をもって知っている。
そして二人して微笑み合って踊ればすぐに曲が終わり、令嬢方の圧力を感じたのでエリーナは微笑みを固めたまますっとルドルフから離れる。曲が終わる前から令嬢方の順番争いが視線だけで行われていた。
令嬢たちの視線から外れてほっと息を吐きだせば、案の定ミシェルが近づいて来た。ミシェルはすっかり背が高くなり、出会った時はエリーナより少し高いくらいだったのに今では頭一つ分は高くなっていた。
「エリーナ様。僕と踊ってよ」
「ミシェルってダンスできたの?」
職人気質であまり夜会に参加していなかったため、エリーナはミシェルと踊ったことはなかった。そう尋ねれば、ミシェルは不服そうに唇を尖らせて目を三角にする。
「エリーナ様、僕が踊れないって思ってたでしょ。失礼だなぁ。これでも小さい時から叩きこまれたんだからね。嫌いだけど」
最後の一言に感情が滲み出ていて、笑いを誘った。淑女らしく微笑みに抑えようと笑いをかみ殺すが失敗して、笑い声が漏れる。差し伸べられた手を取って踊り始めれば、確かによく踊れていた。
「こうやってエリーナ様と踊るために、今まで頑張って来たと思うことにするよ」
「それなら、もっと夜会に出ればいいのに」
「やだよ。他の人とも踊らないといけないじゃん」
そう素直な想いを口にするミシェルが好ましくて、エリーナは頬を緩ませた。
「エリーナ様、幸せそうだね。クリス様に向ける笑顔は、僕がいい商品を見せた笑顔とはちょっと違うんだよ。気づいてた?」
「え、そうなの?」
「うん。だから今度はうんっと笑顔になるようなものを作るんだから。楽しみに待っててね」
まるで宣戦布告するような顔つきで、ミシェルは自信ありげに笑みを深くする。
「でも、もう作るもの無いんじゃないの?」
少し思い浮かべても日常で使う品々はほとんどがドルトン商会製だ。ミシェルも小難しい顔になって、「まぁね」と不満そうに零す。
「だから、本格的にドレスに参入したくてさ。せめて腕のいいデザイナーと針子を抱えられたら、エリーナ様専属にするんだけど」
「それは⋯⋯すごいわね」
専属のデザイナーなど、高位の貴族でもそうそういるものではない。だがミシェルとクリスが手を組めば大概のことは実現させてしまうから恐ろしい。
「楽しみにしていてね」
とミシェルが握る手を強くしたところで曲が終わり、もう一曲踊りたそうにしていたがクリスが近づいて来た。
「エリー、陛下のところへ挨拶に伺おうか」
ちょうど高位の貴族たちの挨拶が終わり、伯爵位の貴族たちが挨拶に伺っていた。ミシェルは「また後で踊ってね」と軽く手を振って離れていった。エリーナはクリスの手を取って、ダンスの輪から抜ける。
(やっぱり、クリスの隣が一番落ち着くわ)
まるで自分のためにあるみたいに、しっくりとくる。二人は高座に誂えられた王座の前まで進み、恭しく礼を取ったのだった。
エリーナはラウルが目に入るなり微笑んだ。気まずさよりも一緒に踊れる嬉しさのほうが大きい。クリスの次に大切な人であり、これからも大切にしたい。エリーナにとってラウルは先生であり、家族だった。
「お美しいですよ、エリー様」
ラウルは恭しくエリーナの手を取り、腰に手を回した。曲に合わせてステップを踏めば、以前よりも動きが滑らかになっている。
「先生、ダンスが上手になっているわ」
そう素直に口にすれば、ラウルは恥ずかしそうに苦笑いを浮かべた。
「毎日特訓ですよ。私はダンスをするために復位したつもりはなかったんですが」
先生であるラウルが苦手なダンスを練習している様子を思い浮かべると、なんだかおかしくなって噛みしめるように笑う。
「エリー様、ご卒業おめでとうございます」
シャンデリアの光に藍色髪が透け、深い海のようにきらめく。灰色の瞳は甘く優しく、いつも心地よい熱を持っている。悔しいほど大人で、一生届かないような気がするのだ。
「学園で先生に会えないと思うと、寂しいわね」
「その分、茶会や夜会で会えますよ。それに二人の邪魔をしに遊びに行きますから」
そう意地悪っぽく片目をつぶったラウルからは、子供っぽさが感じられる。その表情に初めて会った時の笑顔が重なって、懐かしさに胸が熱くなった。感謝の気持ちが溢れ、笑顔が零れる。
「先生、色々なことを教えてくれてありがとう」
「エリー様は、素晴らしい生徒でしたよ。そして、何よりも大切な人です」
変わらぬ想いを伝えてくれるラウルに、エリーナは気恥ずかしそうに笑みを返す。
「先生、これからもよろしくお願い。大好きよ」
尊敬と親愛と感謝を込めてその言葉を紡げば、ラウルは少し目を見開いてこそばゆそうにはにかんだ。
「大人をからかうのがお上手でいらっしゃる」
「あら、本気よ?」
「なら、クリス様をやめてこちらに来てくださいますか?」
と、試すような笑みに変えたラウルは悪い大人の表情をしていて、エリーナはくすくすと小さく笑う。
「だめよ、クリスが泣いちゃうわ」
そう答えるとラウルは軽く噴きだし、喉の奥で笑った。
「想像できませんね」
「あら、クリスってけっこう泣きやすいのよ?」
「ほう、いいことを聞きました」
楽しくおしゃべりをしていれば曲が終わり、ラウルは名残惜しそうに一度手を握ってから離れていった。また後でと微笑みダンスの輪から抜けようとすれば、すぐに令嬢たちに囲まれる。人気があるなとその背中を見ながら思っていると、背後から声をかけられた。
「エリーナ嬢。お相手を頼めるかな」
他の令嬢と踊り終わったルドルフが傍に立っており、紫の瞳と目が合えばにこりと微笑まれた。何かを企んでいるような微笑が彼らしく、深緑の髪と眼鏡がさらに底の知れない印象を与える。だが、その内面は時に独占欲を滲ませる情熱が潜んでいた。
「もちろんですわ」
エリーナはルドルフの手を取り、その身を預ける。ルドルフのリードは明確で気遣いが感じられる。紫色の瞳は柔らかく和んでおり、楽しそうに口角が上がっていた。
「エリーナ嬢との縁を強くしなければな。何があっても離れないように」
そう耳元で囁いたルドルフに、エリーナは意地悪な顔を作って言い返す。
「でも、ルドルフ様はわたくしより多くの人たちと縁を強くされているようですけど?」
先ほども別の令嬢と踊っていたうえに、踊っている間も至る所からご令嬢の視線が飛んでくる。
「これは痛いところをつく。それでも貴女は特別ですよ」
「そんなことを言われては、わたくしは誰かに刺されてしまいそうですわ」
女の嫉妬が恐ろしいことを、エリーナは今までの悪役令嬢人生で身をもって知っている。
そして二人して微笑み合って踊ればすぐに曲が終わり、令嬢方の圧力を感じたのでエリーナは微笑みを固めたまますっとルドルフから離れる。曲が終わる前から令嬢方の順番争いが視線だけで行われていた。
令嬢たちの視線から外れてほっと息を吐きだせば、案の定ミシェルが近づいて来た。ミシェルはすっかり背が高くなり、出会った時はエリーナより少し高いくらいだったのに今では頭一つ分は高くなっていた。
「エリーナ様。僕と踊ってよ」
「ミシェルってダンスできたの?」
職人気質であまり夜会に参加していなかったため、エリーナはミシェルと踊ったことはなかった。そう尋ねれば、ミシェルは不服そうに唇を尖らせて目を三角にする。
「エリーナ様、僕が踊れないって思ってたでしょ。失礼だなぁ。これでも小さい時から叩きこまれたんだからね。嫌いだけど」
最後の一言に感情が滲み出ていて、笑いを誘った。淑女らしく微笑みに抑えようと笑いをかみ殺すが失敗して、笑い声が漏れる。差し伸べられた手を取って踊り始めれば、確かによく踊れていた。
「こうやってエリーナ様と踊るために、今まで頑張って来たと思うことにするよ」
「それなら、もっと夜会に出ればいいのに」
「やだよ。他の人とも踊らないといけないじゃん」
そう素直な想いを口にするミシェルが好ましくて、エリーナは頬を緩ませた。
「エリーナ様、幸せそうだね。クリス様に向ける笑顔は、僕がいい商品を見せた笑顔とはちょっと違うんだよ。気づいてた?」
「え、そうなの?」
「うん。だから今度はうんっと笑顔になるようなものを作るんだから。楽しみに待っててね」
まるで宣戦布告するような顔つきで、ミシェルは自信ありげに笑みを深くする。
「でも、もう作るもの無いんじゃないの?」
少し思い浮かべても日常で使う品々はほとんどがドルトン商会製だ。ミシェルも小難しい顔になって、「まぁね」と不満そうに零す。
「だから、本格的にドレスに参入したくてさ。せめて腕のいいデザイナーと針子を抱えられたら、エリーナ様専属にするんだけど」
「それは⋯⋯すごいわね」
専属のデザイナーなど、高位の貴族でもそうそういるものではない。だがミシェルとクリスが手を組めば大概のことは実現させてしまうから恐ろしい。
「楽しみにしていてね」
とミシェルが握る手を強くしたところで曲が終わり、もう一曲踊りたそうにしていたがクリスが近づいて来た。
「エリー、陛下のところへ挨拶に伺おうか」
ちょうど高位の貴族たちの挨拶が終わり、伯爵位の貴族たちが挨拶に伺っていた。ミシェルは「また後で踊ってね」と軽く手を振って離れていった。エリーナはクリスの手を取って、ダンスの輪から抜ける。
(やっぱり、クリスの隣が一番落ち着くわ)
まるで自分のためにあるみたいに、しっくりとくる。二人は高座に誂えられた王座の前まで進み、恭しく礼を取ったのだった。
0
あなたにおすすめの小説
転生したら悪役令嬢だった婚約者様の溺愛に気づいたようですが、実は私も無関心でした
ハリネズミの肉球
恋愛
気づけば私は、“悪役令嬢”として断罪寸前――しかも、乙女ゲームのクライマックス目前!?
容赦ないヒロインと取り巻きたちに追いつめられ、開き直った私はこう言い放った。
「……まぁ、別に婚約者様にも未練ないし?」
ところが。
ずっと私に冷たかった“婚約者様”こと第一王子アレクシスが、まさかの豹変。
無関心だったはずの彼が、なぜか私にだけやたらと優しい。甘い。距離が近い……って、え、なにこれ、溺愛モード突入!?今さらどういうつもり!?
でも、よく考えたら――
私だって最初からアレクシスに興味なんてなかったんですけど?(ほんとに)
お互いに「どうでもいい」と思っていたはずの関係が、“転生”という非常識な出来事をきっかけに、静かに、でも確実に動き始める。
これは、すれ違いと誤解の果てに生まれる、ちょっとズレたふたりの再恋(?)物語。
じれじれで不器用な“無自覚すれ違いラブ”、ここに開幕――!
本作は、アルファポリス様、小説家になろう様、カクヨム様にて掲載させていただいております。
アイデア提供者:ゆう(YuFidi)
URL:https://note.com/yufidi88/n/n8caa44812464
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!
ワンチャンあるかな、って転生先で推しにアタックしてるのがこちらの令嬢です
山口三
恋愛
恋愛ゲームの世界に転生した主人公。中世異世界のアカデミーを中心に繰り広げられるゲームだが、大好きな推しを目の前にして、ついつい欲が出てしまう。「私が転生したキャラは主人公じゃなくて、たたのモブ悪役。どうせ攻略対象の相手にはフラれて婚約破棄されるんだから・・・」
ひょんな事からクラスメイトのアロイスと協力して、主人公は推し様と、アロイスはゲームの主人公である聖女様との相思相愛を目指すが・・・。
転生令嬢の涙 〜泣き虫な悪役令嬢は強気なヒロインと張り合えないので代わりに王子様が罠を仕掛けます〜
矢口愛留
恋愛
【タイトル変えました】
公爵令嬢エミリア・ブラウンは、突然前世の記憶を思い出す。
この世界は前世で読んだ小説の世界で、泣き虫の日本人だった私はエミリアに転生していたのだ。
小説によるとエミリアは悪役令嬢で、婚約者である王太子ラインハルトをヒロインのプリシラに奪われて嫉妬し、悪行の限りを尽くした挙句に断罪される運命なのである。
だが、記憶が蘇ったことで、エミリアは悪役令嬢らしからぬ泣き虫っぷりを発揮し、周囲を翻弄する。
どうしてもヒロインを排斥できないエミリアに代わって、実はエミリアを溺愛していた王子と、その側近がヒロインに罠を仕掛けていく。
それに気づかず小説通りに王子を籠絡しようとするヒロインと、その涙で全てをかき乱してしまう悪役令嬢と、間に挟まれる王子様の学園生活、その意外な結末とは――?
*異世界ものということで、文化や文明度の設定が緩めですがご容赦下さい。
*「小説家になろう」様、「カクヨム」様にも掲載しています。
悪役令嬢になりたくないので、攻略対象をヒロインに捧げます
久乃り
恋愛
乙女ゲームの世界に転生していた。
その記憶は突然降りてきて、記憶と現実のすり合わせに毎日苦労する羽目になる元日本の女子高校生佐藤美和。
1周回ったばかりで、2週目のターゲットを考えていたところだったため、乙女ゲームの世界に入り込んで嬉しい!とは思ったものの、自分はヒロインではなく、ライバルキャラ。ルート次第では悪役令嬢にもなってしまう公爵令嬢アンネローゼだった。
しかも、もう学校に通っているので、ゲームは進行中!ヒロインがどのルートに進んでいるのか確認しなくては、自分の立ち位置が分からない。いわゆる破滅エンドを回避するべきか?それとも、、勝手に動いて自分がヒロインになってしまうか?
自分の死に方からいって、他にも転生者がいる気がする。そのひとを探し出さないと!
自分の運命は、悪役令嬢か?破滅エンドか?ヒロインか?それともモブ?
ゲーム修正が入らないことを祈りつつ、転生仲間を探し出し、この乙女ゲームの世界を生き抜くのだ!
他サイトにて別名義で掲載していた作品です。
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
社畜OLが学園系乙女ゲームの世界に転生したらモブでした。
星名柚花
恋愛
野々原悠理は高校進学に伴って一人暮らしを始めた。
引越し先のアパートで出会ったのは、見覚えのある男子高校生。
見覚えがあるといっても、それは液晶画面越しの話。
つまり彼は二次元の世界の住人であるはずだった。
ここが前世で遊んでいた学園系乙女ゲームの世界だと知り、愕然とする悠理。
しかし、ヒロインが転入してくるまであと一年ある。
その間、悠理はヒロインの代理を務めようと奮闘するけれど、乙女ゲームの世界はなかなかモブに厳しいようで…?
果たして悠理は無事攻略キャラたちと仲良くなれるのか!?
※たまにシリアスですが、基本は明るいラブコメです。
悪役令嬢でも素材はいいんだから楽しく生きなきゃ損だよね!
ペトラ
恋愛
ぼんやりとした意識を覚醒させながら、自分の置かれた状況を考えます。ここは、この世界は、途中まで攻略した乙女ゲームの世界だと思います。たぶん。
戦乙女≪ヴァルキュリア≫を育成する学園での、勉強あり、恋あり、戦いありの恋愛シミュレーションゲーム「ヴァルキュリア デスティニー~恋の最前線~」通称バル恋。戦乙女を育成しているのに、なぜか共学で、男子生徒が目指すのは・・・なんでしたっけ。忘れてしまいました。とにかく、前世の自分が死ぬ直前まではまっていたゲームの世界のようです。
前世は彼氏いない歴イコール年齢の、ややぽっちゃり(自己診断)享年28歳歯科衛生士でした。
悪役令嬢でもナイスバディの美少女に生まれ変わったのだから、人生楽しもう!というお話。
他サイトに連載中の話の改訂版になります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる