64 / 390
第三章 再確認する魔塔主と距離が近づく弟子
61.優しく、甘く、共に※
しおりを挟む
レイヴンを抱き直し、俺の膝の上に乗せて向かい合わせにする。
そのまま自然とキスを続けながら、お互いに服を脱がしていく。
「んっ……」
「……紐が面倒臭ぇな」
「ちょ……破ったら、怒りますよ?」
「破らねぇよ。俺のこと何だと思ってんだ」
信用ねぇなぁ?
ちょっとしたお仕置きのつもりでレイヴンの耳を喰むと、擽ったそうに身体を捩る。
「も、自分で、やりますから」
俺のシャツを先に脱がしたレイヴンが自分の服に手をかける。
ただ見てるだけなのも暇だよな。
レイヴンの身体を支えながら、髪に、額に、耳に――
見える場所に、何度も雨のようにキスを降らせていく。
「……ぁ…もう、やりづら……んん……」
「ちょっと触れたぐらいで、そんなにか?」
「気が散る……はぁ、できた……」
バサリと大胆にシャツを脱いだレイヴンは、俺の首元に両腕を回して素直にキスを強請ってくる。
「今日は随分と積極的じゃねぇか」
「……やると決めたら、さっさとしましょう?」
「ふぅん? まぁいいけどな」
早く終わらせる魂胆だろ?
俺は自然と吐息をフッと漏らして笑う。
お強請りに答えて、ピタリと唇を合わせて深く口付けていく。
レイヴンも抵抗せずに受け入れて自ら俺の舌を招き入れる。
「……っぁ……ん……ンぁ――っ」
「――イイ感じだ。悪くねぇ」
歯列を擽り、レイヴンの舌を突いて刺激していく。
何度も舌と舌を擦り合わせれば、分かりやすく頬が上気する。
「ん…ぅ……」
二人の間に銀糸が伝い、唇を離すと同時にプツリと切れる。
「随分ともどかしそうじゃねぇか」
「……んな、ことは……ぁ――ッ」
レイヴンの腰を引き寄せると、ビクッと身体で反応を返す。
レイヴン自身を取り出してやると、まだ触れてもいないのに存在を主張していた。
「…ん、やぁ…っ…!」
「今更、嫌がるなよ。今日は、特別に優しくしてやるって言っただろ?」
声だけ嫌がっても……なぁ?
俺とレイヴンを一緒に優しめに握り込んで、ゆるゆると動かし始める。
俺には物足りないが、レイヴンはそれでも感じて分かりやすく甘い声を漏らし始める。
「…ふぁ…っ…ァ…んん……」
「レイ……」
追加で耳元で甘く優しく、名前を呼ぶ。
それだけでもレイヴンは表情まで甘く蕩けていく。
そんなに俺の声を気に入ってくれてんのか。
光栄だな。
いつもからかってるから、こういうのに弱いのかもな。
快楽に身を任せ、俺の動きに合わせてレイヴンも自然と腰を揺らす。
「……ぁ…あぁっ……そ、んな…いつもの、師匠とちが……ふぁっ……」
「ん? あぁ……こういうのも、イイだろ?」
擦る動きは止めずに、レイヴンの頬を優しく撫でる。
俺の手に頬を擦り付ける仕草が従順で可愛らしい。
「あ……」
「いつもの、名前。呼んでくれねぇの?」
「ン……っ……あぁぁ…っ……テオ…っ……」
「イイコだ……っと。そろそろ、か?」
レイが舌っ足らずに名前を呼んでくるのは、凄くイイ。
緩慢な動きで刺激を与えていたが、少しだけ動きを早めて高みへと促していく。
堪らなくなったレイヴンが熱い吐息を逃しながら、ギュッとしがみついてくる。
「ぁ、あぁ……も、……――――ッぁ!あぁぁぁぁっっ!!」
「…ック――――」
同時に果て、二人の間を白濁液が汚していく。
手を離したついでに、手についたモノをペロと舐める。
「ん…やっぱ、美味くはねぇか」
「……いっぱい、飲ませた癖に……」
レイヴンがチュッと優しく俺の唇に触れてから、肩に寄りかかるように額を当てて呼吸を整えるために何度も呼吸する。
そのまま自然とキスを続けながら、お互いに服を脱がしていく。
「んっ……」
「……紐が面倒臭ぇな」
「ちょ……破ったら、怒りますよ?」
「破らねぇよ。俺のこと何だと思ってんだ」
信用ねぇなぁ?
ちょっとしたお仕置きのつもりでレイヴンの耳を喰むと、擽ったそうに身体を捩る。
「も、自分で、やりますから」
俺のシャツを先に脱がしたレイヴンが自分の服に手をかける。
ただ見てるだけなのも暇だよな。
レイヴンの身体を支えながら、髪に、額に、耳に――
見える場所に、何度も雨のようにキスを降らせていく。
「……ぁ…もう、やりづら……んん……」
「ちょっと触れたぐらいで、そんなにか?」
「気が散る……はぁ、できた……」
バサリと大胆にシャツを脱いだレイヴンは、俺の首元に両腕を回して素直にキスを強請ってくる。
「今日は随分と積極的じゃねぇか」
「……やると決めたら、さっさとしましょう?」
「ふぅん? まぁいいけどな」
早く終わらせる魂胆だろ?
俺は自然と吐息をフッと漏らして笑う。
お強請りに答えて、ピタリと唇を合わせて深く口付けていく。
レイヴンも抵抗せずに受け入れて自ら俺の舌を招き入れる。
「……っぁ……ん……ンぁ――っ」
「――イイ感じだ。悪くねぇ」
歯列を擽り、レイヴンの舌を突いて刺激していく。
何度も舌と舌を擦り合わせれば、分かりやすく頬が上気する。
「ん…ぅ……」
二人の間に銀糸が伝い、唇を離すと同時にプツリと切れる。
「随分ともどかしそうじゃねぇか」
「……んな、ことは……ぁ――ッ」
レイヴンの腰を引き寄せると、ビクッと身体で反応を返す。
レイヴン自身を取り出してやると、まだ触れてもいないのに存在を主張していた。
「…ん、やぁ…っ…!」
「今更、嫌がるなよ。今日は、特別に優しくしてやるって言っただろ?」
声だけ嫌がっても……なぁ?
俺とレイヴンを一緒に優しめに握り込んで、ゆるゆると動かし始める。
俺には物足りないが、レイヴンはそれでも感じて分かりやすく甘い声を漏らし始める。
「…ふぁ…っ…ァ…んん……」
「レイ……」
追加で耳元で甘く優しく、名前を呼ぶ。
それだけでもレイヴンは表情まで甘く蕩けていく。
そんなに俺の声を気に入ってくれてんのか。
光栄だな。
いつもからかってるから、こういうのに弱いのかもな。
快楽に身を任せ、俺の動きに合わせてレイヴンも自然と腰を揺らす。
「……ぁ…あぁっ……そ、んな…いつもの、師匠とちが……ふぁっ……」
「ん? あぁ……こういうのも、イイだろ?」
擦る動きは止めずに、レイヴンの頬を優しく撫でる。
俺の手に頬を擦り付ける仕草が従順で可愛らしい。
「あ……」
「いつもの、名前。呼んでくれねぇの?」
「ン……っ……あぁぁ…っ……テオ…っ……」
「イイコだ……っと。そろそろ、か?」
レイが舌っ足らずに名前を呼んでくるのは、凄くイイ。
緩慢な動きで刺激を与えていたが、少しだけ動きを早めて高みへと促していく。
堪らなくなったレイヴンが熱い吐息を逃しながら、ギュッとしがみついてくる。
「ぁ、あぁ……も、……――――ッぁ!あぁぁぁぁっっ!!」
「…ック――――」
同時に果て、二人の間を白濁液が汚していく。
手を離したついでに、手についたモノをペロと舐める。
「ん…やっぱ、美味くはねぇか」
「……いっぱい、飲ませた癖に……」
レイヴンがチュッと優しく俺の唇に触れてから、肩に寄りかかるように額を当てて呼吸を整えるために何度も呼吸する。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
86
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる