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プロローグ
ローズ
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「もう、斉川さんたらエッチなんだから……」
「いいじゃないか、ローズちゃんは華奢の割に良い筋肉の付き方してるね~」
「女の子にそんな言い方したらダメよ!」
ローズは斉川の手をつねった。
「いたたた、力の強いトコもかわいいね」
ここは、東京の歌舞伎町の新宿2丁目にあり、たんぽぽママが経営しているゲイバー『胡蝶蘭』
在籍キャストは4人。
ママのたんぽぽ、チーママの桜、鈴蘭、そして新人のローズ。
ママは改造済みで綺麗な女性だ。ファンも多く、ママ目当てに店に通う人も多い。
今は常連のお客が数人お店にいる。
「最近、人につけられたり、非通知で電話が掛かってきたり怖いのよ。」
ママが常連のお客と話している。
「ママ綺麗だからストーカーとかいそうだね。大丈夫?なんなら俺が家まで送ってあげようか?」
「もう~その手には乗りませんよ。」
ママが笑顔でいつもの様にあしらっている。
今日もいつもの様に賑わっている。
♢ ♢ ♢
「ママ、お疲れ様です。」
今日の営業が終わり、後片付けをし、チーママと鈴蘭はこれから飲みに行くという事で、ママと私は2人で途中まで一緒帰る事になった。
夜道を歩いていると不意に嫌な感じがし後ろを振り返えると誰かが後をつけて来るのが見える。
小声で隣のママに誰かが付けてきてると伝え、2人は足早に歩く。
しかし、後ろから叫びながら男が手に刃物を振り回しながら走ってきた。
「たんぽぽママ、俺と死んで一緒になろーー!」
私はとっさにママをかばい、ママの代わりに刺されてしまった。
「ローズちゃん大丈夫?誰か……誰か救急車を呼んでください。」
ママは大きな声で叫んだ。
ローズを刺した男はいつの間にか逃げて行った。
「ママ……無事でよかった……ママには感謝しているわ……この道に入ったのもママに憧れて……」
「ローズちゃん、今救急車が来るから……」
たんぽぽは、必死にナイフが刺さった場所を押さえているが、血は止まらない。
「ママ……私……生まれ変われるなら……次は本当の……女の子に……」
「ローズちゃん?ローズちゃーーん!」
♢ ♢ ♢
あれ?私は刺されたはず……
ローズは周りを確認すると、本が山の様に積まれた部屋に横たわっていた。
ローズは混乱している。
「たんぽぽママ~?」「誰かいませんか~?」
すると、山の様な本の奥から眼鏡をかけた男性がひょっこり現れた。
「あら?いい男!」
「これはこれは、お待たせして失礼しました。お待ちしておりました。三神剛(ミカミツヨシ)様」
男は綺麗なお辞儀をした。
「あら、嫌だわ本名はよして!ローズって言って頂戴!」
ローズは自分の名前が男っぽいので好きではない。
あれ?何でこの方私の名前を知っているのかしら?
「三神様、それでは説明させて頂きます。貴方は不慮の事故でお亡くなりになりました。従って貴方を異世界にて第2の人生を歩む許可をお与え致します。」
「死んだのはわかりますけど、異世界で第2の人生ってどういう事ですの?なんで私なの?」
「三神様、貴方は他者を助ける心優しい人だからです。自分を顧みず他人を助けた貴方に私は心を動かされました。なので、最初の32年間の人生では可哀想と思い、第2の人生を与えようと思いました。」
「私は永遠の19歳です!」テヘペロ!
「……」
「第2の人生を生きるにあたり、ある程度の要望は聞きますが何かありますか?」
「貴方も私の話聞いてますか?スルーしないでもらえますか!」
「三神様、すいません、よくわかりません。」
も~真面目なんだから……このオマセさん……
「その前に、今更ですけど、貴方は誰ですの?」
私好みの男性で、黒髪、執事の様な綺麗な服を着こなせるなんて、nice guy!
「これは、失礼致しました。私はあなた方が言う所の神、God、創造神です。」
「キャー!!素敵!超似合う!」
「これはこれは、お褒めに預かり光栄です。それでは要望を仰ってください。」
いきなり要望と言われても困っちゃうわ……
あっ!これは神が私に女の子になれと言っているんだわ!
もちのロン私、女の子になる!そしてスタイルはボンキュボンこれしか考えられない。
後は全然思い付かない……どうしよ
「三神様、決まりましたか?」
「あの~2つはあるんですけど……後は全然思い付かなくて……」
「その2つとは?」
ローズは恥ずかしそうに……
「私、女の子になる!そしてスタイルは、ボンキュボンでお願いします!」
「……三神様、申し訳ございませんが三神様は男性でございます。異性にはなれないのでございます。ボンキュボンはできますが…」
「イヤ~~聞きたくな~~い、女の子になれないなんて、この世の終わりよ!」
「チッ」
えっ?今舌打ちが聞こえた様な……
「三神様、決めかねてる様なので、私の方で異世界を満喫し、生きて行ける様に致しますね。」
「えっ?ちょっと待って……」
「三神様、それでは良い旅を。いってらっしゃいませ」
男はお辞儀した。
「さて、三神様には赤子から転生でもしともらうとしましょう。」
男はニヤリと笑った。
「いいじゃないか、ローズちゃんは華奢の割に良い筋肉の付き方してるね~」
「女の子にそんな言い方したらダメよ!」
ローズは斉川の手をつねった。
「いたたた、力の強いトコもかわいいね」
ここは、東京の歌舞伎町の新宿2丁目にあり、たんぽぽママが経営しているゲイバー『胡蝶蘭』
在籍キャストは4人。
ママのたんぽぽ、チーママの桜、鈴蘭、そして新人のローズ。
ママは改造済みで綺麗な女性だ。ファンも多く、ママ目当てに店に通う人も多い。
今は常連のお客が数人お店にいる。
「最近、人につけられたり、非通知で電話が掛かってきたり怖いのよ。」
ママが常連のお客と話している。
「ママ綺麗だからストーカーとかいそうだね。大丈夫?なんなら俺が家まで送ってあげようか?」
「もう~その手には乗りませんよ。」
ママが笑顔でいつもの様にあしらっている。
今日もいつもの様に賑わっている。
♢ ♢ ♢
「ママ、お疲れ様です。」
今日の営業が終わり、後片付けをし、チーママと鈴蘭はこれから飲みに行くという事で、ママと私は2人で途中まで一緒帰る事になった。
夜道を歩いていると不意に嫌な感じがし後ろを振り返えると誰かが後をつけて来るのが見える。
小声で隣のママに誰かが付けてきてると伝え、2人は足早に歩く。
しかし、後ろから叫びながら男が手に刃物を振り回しながら走ってきた。
「たんぽぽママ、俺と死んで一緒になろーー!」
私はとっさにママをかばい、ママの代わりに刺されてしまった。
「ローズちゃん大丈夫?誰か……誰か救急車を呼んでください。」
ママは大きな声で叫んだ。
ローズを刺した男はいつの間にか逃げて行った。
「ママ……無事でよかった……ママには感謝しているわ……この道に入ったのもママに憧れて……」
「ローズちゃん、今救急車が来るから……」
たんぽぽは、必死にナイフが刺さった場所を押さえているが、血は止まらない。
「ママ……私……生まれ変われるなら……次は本当の……女の子に……」
「ローズちゃん?ローズちゃーーん!」
♢ ♢ ♢
あれ?私は刺されたはず……
ローズは周りを確認すると、本が山の様に積まれた部屋に横たわっていた。
ローズは混乱している。
「たんぽぽママ~?」「誰かいませんか~?」
すると、山の様な本の奥から眼鏡をかけた男性がひょっこり現れた。
「あら?いい男!」
「これはこれは、お待たせして失礼しました。お待ちしておりました。三神剛(ミカミツヨシ)様」
男は綺麗なお辞儀をした。
「あら、嫌だわ本名はよして!ローズって言って頂戴!」
ローズは自分の名前が男っぽいので好きではない。
あれ?何でこの方私の名前を知っているのかしら?
「三神様、それでは説明させて頂きます。貴方は不慮の事故でお亡くなりになりました。従って貴方を異世界にて第2の人生を歩む許可をお与え致します。」
「死んだのはわかりますけど、異世界で第2の人生ってどういう事ですの?なんで私なの?」
「三神様、貴方は他者を助ける心優しい人だからです。自分を顧みず他人を助けた貴方に私は心を動かされました。なので、最初の32年間の人生では可哀想と思い、第2の人生を与えようと思いました。」
「私は永遠の19歳です!」テヘペロ!
「……」
「第2の人生を生きるにあたり、ある程度の要望は聞きますが何かありますか?」
「貴方も私の話聞いてますか?スルーしないでもらえますか!」
「三神様、すいません、よくわかりません。」
も~真面目なんだから……このオマセさん……
「その前に、今更ですけど、貴方は誰ですの?」
私好みの男性で、黒髪、執事の様な綺麗な服を着こなせるなんて、nice guy!
「これは、失礼致しました。私はあなた方が言う所の神、God、創造神です。」
「キャー!!素敵!超似合う!」
「これはこれは、お褒めに預かり光栄です。それでは要望を仰ってください。」
いきなり要望と言われても困っちゃうわ……
あっ!これは神が私に女の子になれと言っているんだわ!
もちのロン私、女の子になる!そしてスタイルはボンキュボンこれしか考えられない。
後は全然思い付かない……どうしよ
「三神様、決まりましたか?」
「あの~2つはあるんですけど……後は全然思い付かなくて……」
「その2つとは?」
ローズは恥ずかしそうに……
「私、女の子になる!そしてスタイルは、ボンキュボンでお願いします!」
「……三神様、申し訳ございませんが三神様は男性でございます。異性にはなれないのでございます。ボンキュボンはできますが…」
「イヤ~~聞きたくな~~い、女の子になれないなんて、この世の終わりよ!」
「チッ」
えっ?今舌打ちが聞こえた様な……
「三神様、決めかねてる様なので、私の方で異世界を満喫し、生きて行ける様に致しますね。」
「えっ?ちょっと待って……」
「三神様、それでは良い旅を。いってらっしゃいませ」
男はお辞儀した。
「さて、三神様には赤子から転生でもしともらうとしましょう。」
男はニヤリと笑った。
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