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プロローグ
プロローグその2
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「主様、神様お茶とお茶請けお持ちしました。」
縁側に隣接した客間の襖を開けて来たのはこの屋敷の管理者の一人である従魔の白狐 葛の葉だった。白い綺麗な長髪と赤目意外は大和撫子と言える着物のよく似合う女性である。人に化ける逸話があるため耳と尻尾は出し入れ自由と聞いた。
葛の葉は湯気の立つ湯のみ3つとお茶請けである羊羹を乗せたお盆をもって来てくれたようで、それに釣られたのかおかっぱ頭と赤い着物がトレードマークの座敷わらしの茜がアヒルの子供のごとく続いてきた。また、軒下から羊羹の匂いにつられ、ゼリー状のプルプルとした色とりどりのスライムたちもでてくる。
魔人種ではないスライムはとてもスライムらしいスライムであるが種族としての特性は同じだが、その特性を生かしきれていない感は否めない。念話で会話すると幼児から小学一年生位の子供と会話している気になるのである。
「いつもすまないねぇ。」
「いえいえ、それは言わないお約束です。」
葛の葉は俺と廃神さまの間に湯のみとお茶請けを置き、クスクスと品よく笑いながら廃神さまとそんなやり取りをすると「では、ごゆっくり。」といい下がっていった。
そんな中、茜はというと俺の膝の上に乗ろうと横から覗きそこにすでにミーちゃんが陣取っているのを見て固まっていた。それに気づいたミーちゃんは仕方がないとでもいったようにのっそりと起き上がり場所を開け俺の横で丸くなり、茜が代わりにすっぽりと収まるように座り込み羊羹を催促してくる。
「随分と慣れたやり取りでしたね。」
「まあ、通いつめてるもんだからねぇ。」
ずずっとお茶を啜りながら平和な時間を過ごす廃神さまと俺プラスミーちゃんと茜とスライムたち。とても贅沢な時間の使い方である。
最近あったゲーム内のこんなやつという話題を廃神さまが茶飲み話とばかりに話し、茜が分かっているのかどうかは不明だが時たま「んっ。」と可愛らしく相槌を入れ、こそっと羊羹を切り分けてはぽよぽよしているスライムたちにあげている。
「でさ、勇者プレイっていうのかな、でもあれはロールプレイじゃなくて素だね素っ。」
「はあ、まあ自分の考えが正しいって思い込むタイプなんでしょうね。」
「しかも、他人にその考えを強制するタイプだったんだよ。迷惑極まりないね、注意しても僕の見た目が子供だからって聞きやしない。」
廃神さまの見た目が子供のくだりで茜が少しだけ鼻息を荒くして「んっ」と力強く相槌をいれ、深く頷く。どうやら「それはだめだろう。」と言っているようだ。うん、可愛いので撫でておこう。
「でさ、次があったら大人モードでって……ありゃ。」
「どうかしました?」
「いや、業務連絡が来たんだけどちょーっと不味いかな。急いでお茶飲みきって。ハリーッ!ハリーッ!」
「ええっまあいいですけど。」
廃神さまがあまりにも急かすのでお茶を急いで飲む、茜を一緒になって慌てて飲み干す。
「揺れに備えろぉっ!」
「はいっ?!」
廃神さまが頭を抱えるようにしてしゃがみこみ、ミーちゃんは慌てるように茜の懐に入り込む、茜は茜でミーちゃんを抱きしめ俺の膝の中で縮こまる。うん、可愛い。
「って一体何がっ?!」
それは突然のことであった、ゲーム内では巨大な身体を持つ竜種や巨人種との戦闘時やダンジョン崩壊時といった特別なタイミングでしか発生しないはずの地震。突然の身体を突き抜けるような縦揺れに言葉にならず、慌てて懐の茜を抱きしめる。スライムたちも慌てて軒下に隠れたようだ。
どれくらいの時間揺れたか5分か10分かそれ以上か。揺れが徐々に落ち着いて、上空を見上げるとフェアリーや精霊たちが慌てて被害状況の確認をしているようだった。
「いやー、ひどい揺れだったねぇ。」
「一体何が、この空間ではあり得ない揺れでしたよ。」
突然の地震で少し放心状態であったが、廃神さまの言葉で少し我にかえり言葉を返す。腕が少し引っ張られ茜を未だに強く抱きしめていることに気づき力を抜いて軽く息をつく。
「主様っ大丈夫ですかっ!?」
「主は無事かっ!?」
と慌てた様子で葛の葉と葛の葉とは対象的な濡羽色の長髪の大和撫子というには胸元を開いた遊女風の女性九尾狐の玉藻が駆け込んでくる。
「君たちの大切な主くんは大丈夫だよ。」
「ああ、大丈夫だと思う。」
と驚きつつも廃神さまの言葉に続けるようにいうと二人はほっとしたように「そうですか」「それは良かった」と息をついていた。
廃神さまは遠くをにらむように見つめぽつりと「これはちょっと不味いかな。」と言って手元でゲームコンソールを開きどこかと連絡をとり始めていた。廃神さまはこのゲームの管理者であり、彼が何か調べているのなら待つのがいいと考え、俺は暫定対応を葛の葉と玉藻にお願いする。
「とりあえず、葛の葉はブラウニーたちと屋敷とこの階層の状況確認をお願い、玉藻は他の階層の連中と連絡をとってそれぞれの被害状況の確認を。」
「すぐに確認いたします。」
「あいわかった。」
「深呼吸して慌てず確実にお願いするよ。」
気持ちが高ぶっていたのか慌て気味の二人に一息つくよう声をかけ、落ち着いたようだったので安心して送り出す。
内心俺も焦りぎみであったが懐にいる茜が不安そうにしているのを見て落ち着くよう心がけ、廃神さまや葛の葉、玉藻の知らせを待つことにした。とりあえず茜の頭を撫でて落ち着こう。
「ん~困った困った、はっはっはっはぁ~。」
「そんなにヤバい状況なんですか?」
廃神さまには珍しい困った顔で笑ったかと思えばため息に変わる。対処し辛い状況なのか聞きたくはないが聞かざる終えない。
「ん~キミはこのゲームはどこかおかしいと考えたことはあるかい?」
関係がなさそうな質問で、「なぜその質問を?」と逆に聞きたかったが滅多にみない真面目な顔での問いであったために関係のある話題なのだろうと答えることにした。
「いや、おかしいって言われたらこのゲームの存在事態おかしいですよ。」
「だよねぇ。」
「技術的に明らかにオーバーテクノロジーというか謎な技術が使われてるって言われてますしね。」
「現在の人の技術じゃ作れないからねぇこのゲーム。」
「じゃあ実は宇宙人もしくは未来人が作ったとか言いませんよね。SFじゃあるまいし……。」
「もう少し常識から外れてみようか。例えば、神様が作ったとか……。」
ついジト目で白けた視線を送り、次に目線を外してよくよく考えると今回のように人が不安がっているタイミングで彼はふざけたりはしない。そのことを思い出し「マジですか。」と目を見開いて二度見してしまうと満足そうに彼は頷いた。
「うんうん、いつも言っていたでしょう。私は神だと。」
「……ガチでしたかぁ。」
左手で目元を押さえ天井見上げて過去の彼の蛮行を思いそして、エンジョイしてるなぁと息をつくと心の声が聞こえたのか、茜が慰めるようにぽんぽんと抱えるように添えていた右腕を叩いてくれる。「ありがとう。」と言いつつ現実逃避ぎみに茜の頭を撫でるとそれどころではないと今度は強めに腕を叩かれた。
「大丈夫かい?」
「ええ、なんとか……。」
「そこまですんなり信じられても何かあれなんだけど、今は都合がいいから話進めるね。」
「ええ、付き合いの長さのお陰ってことで進めちゃってください。信じるも信じまいもこの先の状況は変わらないんでしょうし。」
「まっそういうことだね。」
廃神さまと俺はお互いに苦笑いしつつ話を続けることを選んだ。いや、半分思考をぶん投げて状況把握に努めることにした。
縁側に隣接した客間の襖を開けて来たのはこの屋敷の管理者の一人である従魔の白狐 葛の葉だった。白い綺麗な長髪と赤目意外は大和撫子と言える着物のよく似合う女性である。人に化ける逸話があるため耳と尻尾は出し入れ自由と聞いた。
葛の葉は湯気の立つ湯のみ3つとお茶請けである羊羹を乗せたお盆をもって来てくれたようで、それに釣られたのかおかっぱ頭と赤い着物がトレードマークの座敷わらしの茜がアヒルの子供のごとく続いてきた。また、軒下から羊羹の匂いにつられ、ゼリー状のプルプルとした色とりどりのスライムたちもでてくる。
魔人種ではないスライムはとてもスライムらしいスライムであるが種族としての特性は同じだが、その特性を生かしきれていない感は否めない。念話で会話すると幼児から小学一年生位の子供と会話している気になるのである。
「いつもすまないねぇ。」
「いえいえ、それは言わないお約束です。」
葛の葉は俺と廃神さまの間に湯のみとお茶請けを置き、クスクスと品よく笑いながら廃神さまとそんなやり取りをすると「では、ごゆっくり。」といい下がっていった。
そんな中、茜はというと俺の膝の上に乗ろうと横から覗きそこにすでにミーちゃんが陣取っているのを見て固まっていた。それに気づいたミーちゃんは仕方がないとでもいったようにのっそりと起き上がり場所を開け俺の横で丸くなり、茜が代わりにすっぽりと収まるように座り込み羊羹を催促してくる。
「随分と慣れたやり取りでしたね。」
「まあ、通いつめてるもんだからねぇ。」
ずずっとお茶を啜りながら平和な時間を過ごす廃神さまと俺プラスミーちゃんと茜とスライムたち。とても贅沢な時間の使い方である。
最近あったゲーム内のこんなやつという話題を廃神さまが茶飲み話とばかりに話し、茜が分かっているのかどうかは不明だが時たま「んっ。」と可愛らしく相槌を入れ、こそっと羊羹を切り分けてはぽよぽよしているスライムたちにあげている。
「でさ、勇者プレイっていうのかな、でもあれはロールプレイじゃなくて素だね素っ。」
「はあ、まあ自分の考えが正しいって思い込むタイプなんでしょうね。」
「しかも、他人にその考えを強制するタイプだったんだよ。迷惑極まりないね、注意しても僕の見た目が子供だからって聞きやしない。」
廃神さまの見た目が子供のくだりで茜が少しだけ鼻息を荒くして「んっ」と力強く相槌をいれ、深く頷く。どうやら「それはだめだろう。」と言っているようだ。うん、可愛いので撫でておこう。
「でさ、次があったら大人モードでって……ありゃ。」
「どうかしました?」
「いや、業務連絡が来たんだけどちょーっと不味いかな。急いでお茶飲みきって。ハリーッ!ハリーッ!」
「ええっまあいいですけど。」
廃神さまがあまりにも急かすのでお茶を急いで飲む、茜を一緒になって慌てて飲み干す。
「揺れに備えろぉっ!」
「はいっ?!」
廃神さまが頭を抱えるようにしてしゃがみこみ、ミーちゃんは慌てるように茜の懐に入り込む、茜は茜でミーちゃんを抱きしめ俺の膝の中で縮こまる。うん、可愛い。
「って一体何がっ?!」
それは突然のことであった、ゲーム内では巨大な身体を持つ竜種や巨人種との戦闘時やダンジョン崩壊時といった特別なタイミングでしか発生しないはずの地震。突然の身体を突き抜けるような縦揺れに言葉にならず、慌てて懐の茜を抱きしめる。スライムたちも慌てて軒下に隠れたようだ。
どれくらいの時間揺れたか5分か10分かそれ以上か。揺れが徐々に落ち着いて、上空を見上げるとフェアリーや精霊たちが慌てて被害状況の確認をしているようだった。
「いやー、ひどい揺れだったねぇ。」
「一体何が、この空間ではあり得ない揺れでしたよ。」
突然の地震で少し放心状態であったが、廃神さまの言葉で少し我にかえり言葉を返す。腕が少し引っ張られ茜を未だに強く抱きしめていることに気づき力を抜いて軽く息をつく。
「主様っ大丈夫ですかっ!?」
「主は無事かっ!?」
と慌てた様子で葛の葉と葛の葉とは対象的な濡羽色の長髪の大和撫子というには胸元を開いた遊女風の女性九尾狐の玉藻が駆け込んでくる。
「君たちの大切な主くんは大丈夫だよ。」
「ああ、大丈夫だと思う。」
と驚きつつも廃神さまの言葉に続けるようにいうと二人はほっとしたように「そうですか」「それは良かった」と息をついていた。
廃神さまは遠くをにらむように見つめぽつりと「これはちょっと不味いかな。」と言って手元でゲームコンソールを開きどこかと連絡をとり始めていた。廃神さまはこのゲームの管理者であり、彼が何か調べているのなら待つのがいいと考え、俺は暫定対応を葛の葉と玉藻にお願いする。
「とりあえず、葛の葉はブラウニーたちと屋敷とこの階層の状況確認をお願い、玉藻は他の階層の連中と連絡をとってそれぞれの被害状況の確認を。」
「すぐに確認いたします。」
「あいわかった。」
「深呼吸して慌てず確実にお願いするよ。」
気持ちが高ぶっていたのか慌て気味の二人に一息つくよう声をかけ、落ち着いたようだったので安心して送り出す。
内心俺も焦りぎみであったが懐にいる茜が不安そうにしているのを見て落ち着くよう心がけ、廃神さまや葛の葉、玉藻の知らせを待つことにした。とりあえず茜の頭を撫でて落ち着こう。
「ん~困った困った、はっはっはっはぁ~。」
「そんなにヤバい状況なんですか?」
廃神さまには珍しい困った顔で笑ったかと思えばため息に変わる。対処し辛い状況なのか聞きたくはないが聞かざる終えない。
「ん~キミはこのゲームはどこかおかしいと考えたことはあるかい?」
関係がなさそうな質問で、「なぜその質問を?」と逆に聞きたかったが滅多にみない真面目な顔での問いであったために関係のある話題なのだろうと答えることにした。
「いや、おかしいって言われたらこのゲームの存在事態おかしいですよ。」
「だよねぇ。」
「技術的に明らかにオーバーテクノロジーというか謎な技術が使われてるって言われてますしね。」
「現在の人の技術じゃ作れないからねぇこのゲーム。」
「じゃあ実は宇宙人もしくは未来人が作ったとか言いませんよね。SFじゃあるまいし……。」
「もう少し常識から外れてみようか。例えば、神様が作ったとか……。」
ついジト目で白けた視線を送り、次に目線を外してよくよく考えると今回のように人が不安がっているタイミングで彼はふざけたりはしない。そのことを思い出し「マジですか。」と目を見開いて二度見してしまうと満足そうに彼は頷いた。
「うんうん、いつも言っていたでしょう。私は神だと。」
「……ガチでしたかぁ。」
左手で目元を押さえ天井見上げて過去の彼の蛮行を思いそして、エンジョイしてるなぁと息をつくと心の声が聞こえたのか、茜が慰めるようにぽんぽんと抱えるように添えていた右腕を叩いてくれる。「ありがとう。」と言いつつ現実逃避ぎみに茜の頭を撫でるとそれどころではないと今度は強めに腕を叩かれた。
「大丈夫かい?」
「ええ、なんとか……。」
「そこまですんなり信じられても何かあれなんだけど、今は都合がいいから話進めるね。」
「ええ、付き合いの長さのお陰ってことで進めちゃってください。信じるも信じまいもこの先の状況は変わらないんでしょうし。」
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