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第一章 いざ、異世界へ
まだ異世界には行けないようです。その3
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「さて、第四階層なんじゃがなぁ。ここが一番ひどい状況じゃな……。」
「あぁ、そもそも煩雑すぎたんだよなぁ。死なないからってやりたい放題にさせていたし……。」
「うむ、あやつらに片せと言ったところで、すぐに散らかすしのぅ。」
玉藻と顔を見合わせてため息を吐く。問題になっている第四階層、エリア名『ハロウィンタウン』。この階層はアンデット系の魔物たちが管理する『アンデットによるアンデットのためのアンデットの楽園』と自ら公言し、いつでも祭り騒ぎな状態なのである。もちろん主犯は遊びに来ていた仲間の魔術師たちであり、仲間たち曰く「オタクたちの聖地」とのこと。悪化させたのは階層の管理者であるゾンビ系最上位種『レヴァナント』のエリザと守護であるヴァンパイアの頂点『ノーライフキング』のヘルシングの二人であり、「すべてが腐った貴腐人エリザ」「日本かぶれ外国人系オタク、ござるのヘルシング卿」と呼ばれていた。
この階層のアンデットはすべてヘルシング卿の管理下にあり、ヘルシング卿曰く「自我がなければ創作活動はできないでござるっ!」とのことでそれぞれに自我を持たせ、管理下にあるものの各自の自由にさせている。
アンデットには基本寿命がなく、体が朽ちるか浄化されるかなど外的要因でしか消滅はない。そして、生前の強い欲求に縛られて存在することになるのだが、ここでヘルシング卿によりその生前の欲求を追求するアンデットたちの方向性を創作活動に回させたのである。
そしてここは魔術がある世界。その創作はついにアニメやゲーム、果ては映画や漫画といったものの技や道具の再現に走った。ヴァンパイアやリッチといった上位種は基本日光に弱く引きこもり勝ちの研究肌であることもこのことに拍車をかける。
研究者筆頭リッチロード曰く、「日本の文化は素晴らしいっ!」「この発想はなかったっ!」と仲間の魔術師たちが持ち込んだ日本の娯楽文化を称賛していた。地球の技術と魔術が合わさるとどうなるか、考えるまでもなく大変なことになるがそこはオタクたちである。
ゾンビの一人が「コスプレするくらいなら体から作ってもいいんじゃないか?」「腐った体のせいで原稿が汚れた」などと言い出したことをきっかけに科学の力と魔術の力で自分好みの人体を生成、ここはアンデットらしいというべきか「腐った体よりフレッシュな体」ということでヘルシング卿の持つ死霊魔術の技術をもとに魂を移し替えるということを行い、おまけとしてレイス系霊体の魔物たちの受け皿となった。
さらには「俺たちにゃ痛覚もなければ体を動かしているのは魂と魔核から生成されるマナだし」と言い出し、魔道具技術による義手や義足を付けたり、それを武器化兵器化するなどロマンを求め始めるなどやりたい放題である。
そんなこんなでさまざまな研究開発がこのエリアで行われており、またゾンビたちがせっかく作った体を腐らせたくないと腐敗についての研究を行い、腐敗防止技術から始まり発酵技術も手に入れ「腐ることには一家言ある」とのことでワインやチーズといった発酵食品の加工も行っているのである。
一応アンデットだし体裁は整えようかとのことでヘルシング卿とエルザのいる浮遊城を中心とした城下町を形成、城下町では眠らない化け物たちが昼夜問わず自分の技術や創作の発表会や販促会をそこかしこで開きお祭り騒ぎを起こしている。
「あやつらはやりたい放題していることもあってか、器物破損や建造物倒壊、火事とかなりの数被害がでているようでのう。ただ死傷者はいるか?と聞いたら『基本死者しかいないで御座るよ』と返してきおったわ……。」
「あぁ、うんそれはそうだ……。」
「ため息しか出てこんわ……。」
ヘルシング卿のこの返しは真面目に答えたのか、それとも冗談で言ったのか判断に困るのだが……。それは玉藻のヘルシング卿のモノマネをした後の呆れ顔とため息を聞けば、明らかに冗談で言っていたのだろうと推測が立つ。
「お疲れ様……。で、実際なんといえばいいのか、そうだな……再起不能者はいるのかい?」
「エリザじゃな。」
「えっ?」
「だからエリザが再起不能だと言ったんじゃ。まぁ再起不能といっても消滅したわけではないがのう。」
「どういうこと?」
「地震で火災が発生して、エリザのコレクションが燃えたらしいのう。」
「あれ?一応保管用って持ってなかったっけ?」
「いや、それとこれとは話が別だそうじゃ……。『エリザ殿もエリザ殿のコレクションと一緒に燃え尽きているでござる』とかいいおってからにっ……。まったく!」
玉藻は正座をしている自分の太ももをぱんっとひと叩きし軽く苛立ちを見せたが、俺と茜は「相変わらずうまいこと言うなぁ……。」とヘルシング卿の返しに感心していた。すると葛の葉から「主様、関心している場合ではないですよ。」と言われ我に返る。
「エリザの件はまぁどうにかするとして、ほかの住人たちの被害状況は?」
「ん”ん”、そうじゃな。他の住人たちも体を燃やしたり、欠損したりとしているようじゃが『魂を保護しているからどうとでもできるでござるよ』とのことじゃ。あと『この機にどんな体に変えるかの会議が白熱してるでござるよ。人魂だけに。……一応このあと会議も外の火事も一気に消火しとくでござる』と……あやつを燃やしてやろうかと思ったわっ!」
「あの人は相変わらずのようだねぇ。」
「まぁあやつらはあやつらで何とかするであろうから、主はエルザの対策を考えてほしいとのことじゃ。」
「了解。」
リストに「第四階層の状況」と書き込み、その下に「被害甚大なれど人的被害は皆無?」「復旧作業は階層の住人たちで行う?」「エリザ再起不能につき対策を考える」と追記した。そして最後に「とりあえず階層に出向いて状況を見るべし」と注意書きをする。
「そういえば魔科学研究所や食品加工場は大丈夫なの?」
「あぁ、そちらは浮遊させた城の中じゃから問題ないとのことじゃ。」
「浮いてたから地震の影響は全くなかったのか。」
「そういうことじゃな。」
「あれ、じゃあなんでエリザのコレクションが燃えたの?」
「ちょうどエリザのコレクションを城下町に作った展覧会場に入れてあったそうじゃ。」
「タイミングが悪かったのね……。」
「そういうことじゃな……。」
玉藻と俺は苦笑いをし、茜は「やれやれ」とでもいうように首を左右に振る。エリザには気の毒なことであるので、アンデットだけに火葬されて天に召された作品たちに哀悼を送るとしよう。なんの慰めにもならないが……。
「あぁ、そもそも煩雑すぎたんだよなぁ。死なないからってやりたい放題にさせていたし……。」
「うむ、あやつらに片せと言ったところで、すぐに散らかすしのぅ。」
玉藻と顔を見合わせてため息を吐く。問題になっている第四階層、エリア名『ハロウィンタウン』。この階層はアンデット系の魔物たちが管理する『アンデットによるアンデットのためのアンデットの楽園』と自ら公言し、いつでも祭り騒ぎな状態なのである。もちろん主犯は遊びに来ていた仲間の魔術師たちであり、仲間たち曰く「オタクたちの聖地」とのこと。悪化させたのは階層の管理者であるゾンビ系最上位種『レヴァナント』のエリザと守護であるヴァンパイアの頂点『ノーライフキング』のヘルシングの二人であり、「すべてが腐った貴腐人エリザ」「日本かぶれ外国人系オタク、ござるのヘルシング卿」と呼ばれていた。
この階層のアンデットはすべてヘルシング卿の管理下にあり、ヘルシング卿曰く「自我がなければ創作活動はできないでござるっ!」とのことでそれぞれに自我を持たせ、管理下にあるものの各自の自由にさせている。
アンデットには基本寿命がなく、体が朽ちるか浄化されるかなど外的要因でしか消滅はない。そして、生前の強い欲求に縛られて存在することになるのだが、ここでヘルシング卿によりその生前の欲求を追求するアンデットたちの方向性を創作活動に回させたのである。
そしてここは魔術がある世界。その創作はついにアニメやゲーム、果ては映画や漫画といったものの技や道具の再現に走った。ヴァンパイアやリッチといった上位種は基本日光に弱く引きこもり勝ちの研究肌であることもこのことに拍車をかける。
研究者筆頭リッチロード曰く、「日本の文化は素晴らしいっ!」「この発想はなかったっ!」と仲間の魔術師たちが持ち込んだ日本の娯楽文化を称賛していた。地球の技術と魔術が合わさるとどうなるか、考えるまでもなく大変なことになるがそこはオタクたちである。
ゾンビの一人が「コスプレするくらいなら体から作ってもいいんじゃないか?」「腐った体のせいで原稿が汚れた」などと言い出したことをきっかけに科学の力と魔術の力で自分好みの人体を生成、ここはアンデットらしいというべきか「腐った体よりフレッシュな体」ということでヘルシング卿の持つ死霊魔術の技術をもとに魂を移し替えるということを行い、おまけとしてレイス系霊体の魔物たちの受け皿となった。
さらには「俺たちにゃ痛覚もなければ体を動かしているのは魂と魔核から生成されるマナだし」と言い出し、魔道具技術による義手や義足を付けたり、それを武器化兵器化するなどロマンを求め始めるなどやりたい放題である。
そんなこんなでさまざまな研究開発がこのエリアで行われており、またゾンビたちがせっかく作った体を腐らせたくないと腐敗についての研究を行い、腐敗防止技術から始まり発酵技術も手に入れ「腐ることには一家言ある」とのことでワインやチーズといった発酵食品の加工も行っているのである。
一応アンデットだし体裁は整えようかとのことでヘルシング卿とエルザのいる浮遊城を中心とした城下町を形成、城下町では眠らない化け物たちが昼夜問わず自分の技術や創作の発表会や販促会をそこかしこで開きお祭り騒ぎを起こしている。
「あやつらはやりたい放題していることもあってか、器物破損や建造物倒壊、火事とかなりの数被害がでているようでのう。ただ死傷者はいるか?と聞いたら『基本死者しかいないで御座るよ』と返してきおったわ……。」
「あぁ、うんそれはそうだ……。」
「ため息しか出てこんわ……。」
ヘルシング卿のこの返しは真面目に答えたのか、それとも冗談で言ったのか判断に困るのだが……。それは玉藻のヘルシング卿のモノマネをした後の呆れ顔とため息を聞けば、明らかに冗談で言っていたのだろうと推測が立つ。
「お疲れ様……。で、実際なんといえばいいのか、そうだな……再起不能者はいるのかい?」
「エリザじゃな。」
「えっ?」
「だからエリザが再起不能だと言ったんじゃ。まぁ再起不能といっても消滅したわけではないがのう。」
「どういうこと?」
「地震で火災が発生して、エリザのコレクションが燃えたらしいのう。」
「あれ?一応保管用って持ってなかったっけ?」
「いや、それとこれとは話が別だそうじゃ……。『エリザ殿もエリザ殿のコレクションと一緒に燃え尽きているでござる』とかいいおってからにっ……。まったく!」
玉藻は正座をしている自分の太ももをぱんっとひと叩きし軽く苛立ちを見せたが、俺と茜は「相変わらずうまいこと言うなぁ……。」とヘルシング卿の返しに感心していた。すると葛の葉から「主様、関心している場合ではないですよ。」と言われ我に返る。
「エリザの件はまぁどうにかするとして、ほかの住人たちの被害状況は?」
「ん”ん”、そうじゃな。他の住人たちも体を燃やしたり、欠損したりとしているようじゃが『魂を保護しているからどうとでもできるでござるよ』とのことじゃ。あと『この機にどんな体に変えるかの会議が白熱してるでござるよ。人魂だけに。……一応このあと会議も外の火事も一気に消火しとくでござる』と……あやつを燃やしてやろうかと思ったわっ!」
「あの人は相変わらずのようだねぇ。」
「まぁあやつらはあやつらで何とかするであろうから、主はエルザの対策を考えてほしいとのことじゃ。」
「了解。」
リストに「第四階層の状況」と書き込み、その下に「被害甚大なれど人的被害は皆無?」「復旧作業は階層の住人たちで行う?」「エリザ再起不能につき対策を考える」と追記した。そして最後に「とりあえず階層に出向いて状況を見るべし」と注意書きをする。
「そういえば魔科学研究所や食品加工場は大丈夫なの?」
「あぁ、そちらは浮遊させた城の中じゃから問題ないとのことじゃ。」
「浮いてたから地震の影響は全くなかったのか。」
「そういうことじゃな。」
「あれ、じゃあなんでエリザのコレクションが燃えたの?」
「ちょうどエリザのコレクションを城下町に作った展覧会場に入れてあったそうじゃ。」
「タイミングが悪かったのね……。」
「そういうことじゃな……。」
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