わがまま姫様は、転生後異世界で最強となる～転生したら男の子になりました～

星梅

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～姫様の転生後～

05僕が凄すぎたので僕抜きの家族会議が行われました。

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僕は今日早めに寝ろと言われたのでベットへいった。勿論寝るわけがない。

こっそりリビングを覗いて見た。すると、お母さんとお父さんとお兄ちゃんが話をしていた。耳を済ましてみると僕の魔力量と魔法について話していた。

「･･･なー･･･ルイーズのことどう思う？」
「あの、以上な魔力量は、流石におどろくわよね･･･話があると聞いた時は、ビックリしたわ。」
「俺たちの魔力量は、300と平均よりは、少し上だ。だが･･･」

お父さんは、お兄ちゃんのほうをちらっと向いた･･･

「お父さん。僕は大丈夫だよ！たとえ魔力がなくても僕は幸せに生きていけるさ！」

お兄ちゃんは、少し涙目で答えた。お兄ちゃんの魔法は、フライト(空を飛ぶことの出来る)とファイヤー、ウオーターだ。たが魔力がないため使う事が出来ない。

「ルイーズの魔力量は、そこら辺なんかとは、比べ物にならないくらい桁外れな量だ。しかも、防御力、素早さともに500とは･･･」
「まぁ･･･確かに怪我をしたことは、1回もなかったわね。」
「それにランダムで魔法が選ばれたとはいえ、ルイーズすごい魔法を手にしたな。」
「ナチュラルにタイムにキュアヒールでしょ？どれも見たことない魔力ばかり。でも、この魔法さえあれば私たちの家庭は、裕福になれるわ。」
「マール！･･･ソルの前だぞ！」
「だって本当のことじゃない･･･うちの畑は、雨の降りにくいところにポツンとあってぎりぎり家族が食べていける分しかないんだもの。」

僕の家庭は、貧乏だ。その原因は、何故かは分からないが何も無いところにポツンと家があり雨もあまり降らないところだからだろう。

僕の魔法で家族が助かるなら幾らでも魔法を使う。幸い魔力量は、飛び抜けている。

だが僕は、魔法を使った事がない。まぁ。それは、当たり前かもしれない。今日魔法を授かったのだから。なので、魔法の使い方を記憶から探り出してみた。でも、日本と言う国やルークス王国には、魔法が存在しないらしい。
しかし、代わりに沙羅の記憶から【転生したら魔法が使えるようになりました～魔法適正100%～】というラノベ？から情報を得た。

長くなるのでまとめておきます。

1──魔法は、イメージが大切である
2──威力に応じて魔力の使用量がことなる(小さい物だと少なくないとダメ。大きい物だと多くないとダメ。)
3──イメージと魔力量が一致しないと使えない。

以上の3点が魔法を発動させるのに必要らしい。

ガタン！

「誰？･･･ルイーズ･･･いるのか？いるなら出てきなさい･･･」
「はい･･･」

しまったーーー！！と僕は心の中であせった。

「ルイーズ。どこから聞いていたんだ？正直に答えなさい。」

僕は、まだ純粋なので

「最初から･･･」

と答えた。

5才には、まだ難しすぎる内容だったと思う。でも、僕は、前世と前前世の記憶があってか全てを理解していた。

「お父さん！僕ね家族のためなら魔法！使うよ！」

皆驚いた表情を浮かべた。

「ルイーズ？本当に言っているのか？」
「うん。だってお父さんもお母さんもお兄ちゃんも僕も皆で幸せになりたいから。」
「分かった。明日魔法の使い方を教える。」
「ありがとう！お父さん！」
「あなた･･･ルイーズには、まだ早すぎるんじゃないかしら？」
「さっきの話の内容を理解している時点でルイーズは、もう子供じゃないさ。」

とお父さんは、笑って言った。「それは、そうね。明日お弁当の準備をしておくわ。」とお母さんも同意してくれた。

だが僕は魔法の使い方をラノベによって学んでいたのである。

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