俺の理想はどこいった?~思ってたのと違うんだか・・・~

星梅

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「あぁーマジでさ異世界とか行きたくね?」

「うん。まぁー行きたいわな。」

「いいよな。この漫画の主人公なんかエルフに囲まれてハーレム作ってるし。こっちは、魔法使ったりしてるし。」

「ははは。そんなのトラックに跳ねられないと無理だって。」

「それもそうだな。」

こいつは、俺の親友の平山慎吾だ。幼稚園からの付き合いでいわゆる幼なじみってやつだ。
イケメンで高身長。おまけにスポーツ万能。
俺と一緒でな。
いま絶対違うって思っただろ?
俺も意外とモテるほうだと思うし・・・

なんの話しをしているかというと今、異世界転生系の漫画にハマっていて異世界に行きたいって言うことだ。

本当に行けたら良いのにな・・・。

「ふぉふぉふぉ。お主異世界に行きたいのかの?」

「そりゃー・・・えっ?」

何もいなかったはずの目の前にヨレヨレのおじいさんが立っていた。
杖をもち髭をはやしていて見るからに神様や師匠みないな名前が似合いそうな人だ。

「あなたは誰ですか?」

「わしか?わしは・・・そうじゃのう神様と呼んでくれ。しっくりくるじゃろ?」

「神様・・・」

「わしがなんのためにここに現れたのか坊主。すでに分かっておるじゃろ?」

「俺らを誘拐するため。あるいはストーカー。」

「失礼じゃの。違うわい。」

「じゃあ・・・」

「その通りじゃ。お主らを異世界に転移させるためじゃ。」

「えっ!マジで!」
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