俺の理想はどこいった?~思ってたのと違うんだか・・・~

星梅

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見るからに怪しそうな神様だがこの話が本当なら乗らないはずはない。

神様は、ニヤニヤしてるし慎吾は「うわ~お前まじか・・・やめとけ」みたいな目でこっちをみている。

しかしそんなことはどうでもいい。俺の夢が叶うかもしれないのだから。

「どうやったら転移出来るんですか?」

「それは・・・」

「それは・・・?」

「とても簡単なことじゃよ。この袋の中に手を入れたら吸い込まれて狭間の世界へといくのじゃ。」

「狭間の世界?」

「俗に言うトラックに跳ねられたあと神様にあってチートGETみたいなことをする場所じゃ。」

「あぁ~なるほど。」

とても分かりやすい説明をありがとうございます。

「その後は?」

「色々手続きをして異世界ライフスタートじゃ。しかし忘れてはならんのがあっちの世界で死んだらその間の記憶で楽しいものだけが残って今この場所と時間に戻ってくるんじゃ。」

「この場所と時間って・・・おじいちゃんになって死んでも若返って今の状態に戻ってくるってことですか?」

「少し違うが大体はそんな感じじゃの。ちなみに転移は、何回でもできるぞい。ただし異世界で死ねばな。」

「じゃあ、途中で死んだ場合は?」

「最初からやり直しかその途中から始めることもできる。しかし楽しかった記憶だけしか残らないから気をつけるんじゃぞ?」

「・・・。」

「覚悟は決まったかの?転移するかしないかどちらか選ぶんじゃ。」

「ダメだ。明。お前を死なせるわけにはいかない。たとえこの時間に戻ってきたとしても。」

慎吾は、真面目な顔でそう言った。

「それに嘘かもしれないだろ?転移なんて」

「本当じゃよ?これは転移するといって初めて分かる本当だってことが。して、お主転移するかの?」

神様は不気味な顔をして迫ってきた。
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