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新たなるフラグ
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さすがの風呂オラさんも、ちょっとは罪悪感を感じたのか、救護室まで一緒についていった。
(何も言えねえ……)
いつもの角ばかりの反論もなければ、それはこんな時に使う言葉でもないだろうに。
(返す言葉もねっす……)
何があってこうなったのかを聞いて物凄く渋い顔を、それはそれは渋い顔した男の、先生が、診察してくれた。丁寧に。その診断の結果、幸いなことに、いいか? 大事なことだからもう一度言うが、本当に、幸いなことに……後遺症もないだろうとのことだった。泡吹くほど蹴り入れられて大丈夫だったとか……丈夫だよなー。にしてもあの打撲? の結果、後遺症が出るとかになったらもうアレ? だよな? 心底同情する。
(そろそろ勘弁して欲しっす……)
「う、う゛う゛~~ん……」
あ、そろそろ起きそうだな。所で喪女さんや。
(なんですか、ノーコンさん……)
落ち込んでる所、かつ、いかにも反省してます。せめて看病くらいさせて頂いてますよ的な、しおらしい所見せようとしてる所に今更こんなこと言うのもアレなんだが、彼にしてみれば元凶にして加害者である君が枕元に居るってのはどういう気分なんだろうね?
(……あ)
「っぐう……何だ? ぐぅっ、腹? に鈍痛……? 何で俺はこんなとこりょおおおおおおお!?」
「あっ……あの、大丈夫、ですか?」
「ひっぎゃああ!! 潰されるぅ!?」
「潰さないよ!? アレは不幸な事故だったんです!」
「これでも長男なので未来だけは奪わないでください!」
「やけにリアルな命乞いキタコレ!? こちらこそ勘弁してください! 本当に事故なんですってば!」
方や怯えてずりずり後退しながら一箇所を必死に守ろうとする元オラオラ系男子、方や土下座しながらもずりずり相手を追い詰めるピンク色の女子。なんとまぁカオスであることよ。
(あんたもなんかアイデア出して!?)
えー? 俺が実態持ってたら蹴られてたわけじゃん? やだよそんなの。
(お願いします! ノー様!)
ノー様て……。まぁとりあえずそこで引きつってる先生も巻き込めばどうよ? 俺じゃ触ったり声かけたりできないんだし。
(ナイスアイデア! ノー様!)
「先生! 彼に診断結果を教えてあげて下さい!」
「えっ? ……ああ、そうだね。えっと、君、まずは落ち着いて?」
「ひっ!? はっ! た、助け……」
gkbrな男子生徒は医者先生の姿を見とめると、魂の抜けそうな真っ白な顔で寄りすがる。
この男子、グラジアス男爵家の嫡男、バモンというらしい。後で分かったがグラジアス男爵家では彼の他に男児に恵まれなかったらしく、両親はもちろん、計5人いる姉達からも大事に大事に可愛がられながらも、それに反発することなくそれはそれは仲良く育ちましたとさ。その上体格にも体力にも恵まれたため、立派なガキ大将が誕生したんだとさ。
まぁオラついてても、家族を大事にしてる手前、後継ぎ残せないとかになったら顔向けできないとか思っちゃったんだろうねぇ。
んで、話はカオスに戻る。
「……だから君には何の後遺症もないんだよ。安心したまえ」
「本当ですか? ……じゃああの何か潰れたかのような感覚は気のせいだったんですか?」
「(ヒクッ……)ああ。……きのせいだとも」
なんかお医者さんの反応が気になるなぁ。単に『潰れた』ってのを想像しちゃったんだろうけど。
(気にしちゃ駄目だ。気にしちゃ駄目だ。気にしちゃ……)
そのセリフを免罪符のように、かつ後ろ向きに使うとかどんだけだよ。
とまぁ、こんな感じで問答すると言うか、根気強く言い聞かせて納得させたと言うか、形容し難いカオスな時間は過ぎていったのだった。
………
……
…
「あーそこのお嬢さん、少し話があるのだが」
「……何でしょうか?」
フローラは救護室を出た所で、治療に当たっていた医師に呼び止められる。何か伝えて起きたことでもあるのだろうか? 苦言かな?
「彼の容態についてなのだがね」
「……本当は何か後遺症があったとか?」
「いや、それは本当に無いから安心したまえ。話というのは彼の『潰れた』感覚についてなのだが……」
「(くらっ……)」
「おおい! 君! 意思を強く持ちたまえ! ……ふう。大丈夫かね?」
「あまり……大丈夫では……」
「君も彼も随分と気が早い。彼の口にした言葉は……貴族令嬢に説明するのは憚れるが、当事者である君には教えておく義務があるだろう。潰れた感覚があったのは子孫を残す元のほうではなく、その……」
「『棒』だったんですか!?」
おいぃぃぃ!! アホかあぁぁぁ!? 言葉に気をつけろや! 先生ドン引きよ!?
「………………まぁ、うん、そう……だね。
………………君にはもう遠慮は要らないということで、玉の方には余り影響は無かった。いや、泡吹くほどの痛みなのだから当たってないわけではないが、怪我をした箇所と言うなら棒の方だ。幸い治療魔法もよく効いたので、先程も言ったが後遺症はないのだよ。……玉でなくて本当に良かった」
「……仮に玉……だったら?」
「魔法で治療することによる何かしらの後遺症を心配しないといけないね」
(ヒィ)
「何をされたか言われたかは知らないけど、これに懲りたら短絡的な暴力行為は慎むように」
「……不幸な事故だったんです」
「ま、深くは聞かないが」
(むしろ聞いて下さい……)
何一つ同情できねえ。
「彼も男だから、まさか女子から暴行を受けて泡吹いて倒れた、なんて親に泣きつくことはないだろう」
「お心遣い感謝いたします……」
無罪放免だってさ! やったね!
(しゃらっぷ!)
「では失礼いたします。彼のことよろしくお願いします」
そう言って医師のもとを辞したフローラだったが、これから集めるであろう好奇の目を思うと教室へと帰る足取りは重く、ふらりふらりと歩をすすめるのであった。なんとも往生際の悪いことであろうか。
(うっさいのよーほおっといてぇー)
……そしてサロンのような教室の入り口に立つと、やっぱり物怖じして固まるのである。
(だぁってぇ……)
だってじゃねえよ。大体にして透過率の高いガラスの嵌め込まれた扉なんだから、人が立ってりゃ誰か居ることくらい中の人間が気付く位のこと分かるだろうに。
カラカラ……
(あ……)
ほれ見ろ、言わんこっちゃ無い。こちらに気づいて扉を開いたのは、
「何をしている、フローレンシア・クロード? 教室の前まで来たなら速やかに入りたまえ」
「パーリントン夫人……」
あちゃー。
………
……
…
「先程注意した通り、話が広まることは両者にとって好ましいものではない。口さがない貴族というのもみっともなかろう。サードニクス寮を預かるものとしても自慢できない寮生が居るというのは……」
オランジェ女史はそこで言葉を切ると、爽やかな見惚れる程の笑顔を作った。
「とても残念なことだと思う」
だが何故だろう、こちらを締め付けてきそうなくらいの黒いオーラが幻視できるのは。あれかな? 開始早々問題起きたけど、触れて回ってんじゃねえぞガキども! みたいな感じだろうか?
オランジェ女史に傾倒しているらしき者達は男女問わず頬を染めてうっとりしているが、報告なり何か考えていたらしき者達は震え上がって青い顔をしている。ある意味有益な(使えそうな)情報を持って帰るのは貴族の子女としては当然の義務だと思うのだが、やってくれるなよ、と脅しをかけているわけだ。
ん? 風呂オラさん? は、入ってすぐの席について魂の抜けた埴輪みたいな顔してるよ。あるいは真っ白に燃え尽きた何かの如く。
「皆、分かってくれたようで嬉しいよ。君達がこちらで学んでいる時間帯は私もこちらの控室に詰めている。気軽に顔を覗かせてくれたまえ。
では少し遅れたが先生方を紹介しよう。入ってきてくれたまえ」
オランジェ女史が入室を促すと、控室から3人の教師が入ってくる。
黒髪長髪で青い目を持つクールな印象の長身男性、モノクルをつけたロマンスグレーの短髪に口ひげを持つ老紳士、そして結い上げた鮮やかなオレンジ色の髪を持つ美女であった。
……うん? 最後の一人誰かに似てるような? そして……こちらをじっと見つめてきてるような?
ねえねえ、喪女さんや。
(何ですかなノーコンさんや……)
あの最後の教師、誰かに似てない?
(はぁー? 誰に似てるっ……ぎぇ!?)
フローラを刺すような視線で見つめてくるのは……ガキ大将君に良く似た美女だったのだ。
(何も言えねえ……)
いつもの角ばかりの反論もなければ、それはこんな時に使う言葉でもないだろうに。
(返す言葉もねっす……)
何があってこうなったのかを聞いて物凄く渋い顔を、それはそれは渋い顔した男の、先生が、診察してくれた。丁寧に。その診断の結果、幸いなことに、いいか? 大事なことだからもう一度言うが、本当に、幸いなことに……後遺症もないだろうとのことだった。泡吹くほど蹴り入れられて大丈夫だったとか……丈夫だよなー。にしてもあの打撲? の結果、後遺症が出るとかになったらもうアレ? だよな? 心底同情する。
(そろそろ勘弁して欲しっす……)
「う、う゛う゛~~ん……」
あ、そろそろ起きそうだな。所で喪女さんや。
(なんですか、ノーコンさん……)
落ち込んでる所、かつ、いかにも反省してます。せめて看病くらいさせて頂いてますよ的な、しおらしい所見せようとしてる所に今更こんなこと言うのもアレなんだが、彼にしてみれば元凶にして加害者である君が枕元に居るってのはどういう気分なんだろうね?
(……あ)
「っぐう……何だ? ぐぅっ、腹? に鈍痛……? 何で俺はこんなとこりょおおおおおおお!?」
「あっ……あの、大丈夫、ですか?」
「ひっぎゃああ!! 潰されるぅ!?」
「潰さないよ!? アレは不幸な事故だったんです!」
「これでも長男なので未来だけは奪わないでください!」
「やけにリアルな命乞いキタコレ!? こちらこそ勘弁してください! 本当に事故なんですってば!」
方や怯えてずりずり後退しながら一箇所を必死に守ろうとする元オラオラ系男子、方や土下座しながらもずりずり相手を追い詰めるピンク色の女子。なんとまぁカオスであることよ。
(あんたもなんかアイデア出して!?)
えー? 俺が実態持ってたら蹴られてたわけじゃん? やだよそんなの。
(お願いします! ノー様!)
ノー様て……。まぁとりあえずそこで引きつってる先生も巻き込めばどうよ? 俺じゃ触ったり声かけたりできないんだし。
(ナイスアイデア! ノー様!)
「先生! 彼に診断結果を教えてあげて下さい!」
「えっ? ……ああ、そうだね。えっと、君、まずは落ち着いて?」
「ひっ!? はっ! た、助け……」
gkbrな男子生徒は医者先生の姿を見とめると、魂の抜けそうな真っ白な顔で寄りすがる。
この男子、グラジアス男爵家の嫡男、バモンというらしい。後で分かったがグラジアス男爵家では彼の他に男児に恵まれなかったらしく、両親はもちろん、計5人いる姉達からも大事に大事に可愛がられながらも、それに反発することなくそれはそれは仲良く育ちましたとさ。その上体格にも体力にも恵まれたため、立派なガキ大将が誕生したんだとさ。
まぁオラついてても、家族を大事にしてる手前、後継ぎ残せないとかになったら顔向けできないとか思っちゃったんだろうねぇ。
んで、話はカオスに戻る。
「……だから君には何の後遺症もないんだよ。安心したまえ」
「本当ですか? ……じゃああの何か潰れたかのような感覚は気のせいだったんですか?」
「(ヒクッ……)ああ。……きのせいだとも」
なんかお医者さんの反応が気になるなぁ。単に『潰れた』ってのを想像しちゃったんだろうけど。
(気にしちゃ駄目だ。気にしちゃ駄目だ。気にしちゃ……)
そのセリフを免罪符のように、かつ後ろ向きに使うとかどんだけだよ。
とまぁ、こんな感じで問答すると言うか、根気強く言い聞かせて納得させたと言うか、形容し難いカオスな時間は過ぎていったのだった。
………
……
…
「あーそこのお嬢さん、少し話があるのだが」
「……何でしょうか?」
フローラは救護室を出た所で、治療に当たっていた医師に呼び止められる。何か伝えて起きたことでもあるのだろうか? 苦言かな?
「彼の容態についてなのだがね」
「……本当は何か後遺症があったとか?」
「いや、それは本当に無いから安心したまえ。話というのは彼の『潰れた』感覚についてなのだが……」
「(くらっ……)」
「おおい! 君! 意思を強く持ちたまえ! ……ふう。大丈夫かね?」
「あまり……大丈夫では……」
「君も彼も随分と気が早い。彼の口にした言葉は……貴族令嬢に説明するのは憚れるが、当事者である君には教えておく義務があるだろう。潰れた感覚があったのは子孫を残す元のほうではなく、その……」
「『棒』だったんですか!?」
おいぃぃぃ!! アホかあぁぁぁ!? 言葉に気をつけろや! 先生ドン引きよ!?
「………………まぁ、うん、そう……だね。
………………君にはもう遠慮は要らないということで、玉の方には余り影響は無かった。いや、泡吹くほどの痛みなのだから当たってないわけではないが、怪我をした箇所と言うなら棒の方だ。幸い治療魔法もよく効いたので、先程も言ったが後遺症はないのだよ。……玉でなくて本当に良かった」
「……仮に玉……だったら?」
「魔法で治療することによる何かしらの後遺症を心配しないといけないね」
(ヒィ)
「何をされたか言われたかは知らないけど、これに懲りたら短絡的な暴力行為は慎むように」
「……不幸な事故だったんです」
「ま、深くは聞かないが」
(むしろ聞いて下さい……)
何一つ同情できねえ。
「彼も男だから、まさか女子から暴行を受けて泡吹いて倒れた、なんて親に泣きつくことはないだろう」
「お心遣い感謝いたします……」
無罪放免だってさ! やったね!
(しゃらっぷ!)
「では失礼いたします。彼のことよろしくお願いします」
そう言って医師のもとを辞したフローラだったが、これから集めるであろう好奇の目を思うと教室へと帰る足取りは重く、ふらりふらりと歩をすすめるのであった。なんとも往生際の悪いことであろうか。
(うっさいのよーほおっといてぇー)
……そしてサロンのような教室の入り口に立つと、やっぱり物怖じして固まるのである。
(だぁってぇ……)
だってじゃねえよ。大体にして透過率の高いガラスの嵌め込まれた扉なんだから、人が立ってりゃ誰か居ることくらい中の人間が気付く位のこと分かるだろうに。
カラカラ……
(あ……)
ほれ見ろ、言わんこっちゃ無い。こちらに気づいて扉を開いたのは、
「何をしている、フローレンシア・クロード? 教室の前まで来たなら速やかに入りたまえ」
「パーリントン夫人……」
あちゃー。
………
……
…
「先程注意した通り、話が広まることは両者にとって好ましいものではない。口さがない貴族というのもみっともなかろう。サードニクス寮を預かるものとしても自慢できない寮生が居るというのは……」
オランジェ女史はそこで言葉を切ると、爽やかな見惚れる程の笑顔を作った。
「とても残念なことだと思う」
だが何故だろう、こちらを締め付けてきそうなくらいの黒いオーラが幻視できるのは。あれかな? 開始早々問題起きたけど、触れて回ってんじゃねえぞガキども! みたいな感じだろうか?
オランジェ女史に傾倒しているらしき者達は男女問わず頬を染めてうっとりしているが、報告なり何か考えていたらしき者達は震え上がって青い顔をしている。ある意味有益な(使えそうな)情報を持って帰るのは貴族の子女としては当然の義務だと思うのだが、やってくれるなよ、と脅しをかけているわけだ。
ん? 風呂オラさん? は、入ってすぐの席について魂の抜けた埴輪みたいな顔してるよ。あるいは真っ白に燃え尽きた何かの如く。
「皆、分かってくれたようで嬉しいよ。君達がこちらで学んでいる時間帯は私もこちらの控室に詰めている。気軽に顔を覗かせてくれたまえ。
では少し遅れたが先生方を紹介しよう。入ってきてくれたまえ」
オランジェ女史が入室を促すと、控室から3人の教師が入ってくる。
黒髪長髪で青い目を持つクールな印象の長身男性、モノクルをつけたロマンスグレーの短髪に口ひげを持つ老紳士、そして結い上げた鮮やかなオレンジ色の髪を持つ美女であった。
……うん? 最後の一人誰かに似てるような? そして……こちらをじっと見つめてきてるような?
ねえねえ、喪女さんや。
(何ですかなノーコンさんや……)
あの最後の教師、誰かに似てない?
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