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17歳の俺
第4王子17歳 2*
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またしてもワインをがぶがぶ飲んでたら、パーティーがお開きになった。俺はふんふふーんっとアルコールの回った体でご機嫌になりながら部屋に帰る。
パーティーの良いところはどれだけ酒を飲んでも怒られないことだ。いや、流石に泥酔するまでは飲まないけど。
とはいえ、まだまだ飲み足りない。俺は給仕を呼ぶためのベルを鳴らした。
すぐにノック音がして扉を開けさせる。そこにはアルトがいた。てっきりルチアーノが来ると思っていたので、げっと声を漏らしてしまう。
「お呼びでしょうか」
「んー、お酒飲みたい……」
「先ほど散々飲んだでしょう。ダメです」
「いいじゃん!今日俺の誕生日だしぃ?」
「ダメです」
「……ちっ」
だろうと思ったよ。
思わず舌打ちをした。あーあー、まだまだ飲み足りないのに。どうしてダメだって言うんだよ~。
ふらふらとベッドに行ってそのまま倒れこむように潜り込むと「殿下」っとアルトの呆れた声がした。
「服を脱いでください。しわになりますよ」
「んー……」
「私が脱がせますので。ハイ万歳」
「子供じゃないんですがぁ?」
酒を飲みたいが結構酔いが回っているのか思考がふわふわしてくる。呂律もあんまり回んないし、眠くなってきた。
アルトに言われて手をあげるとアルトが上着、ベスト、スカーフなどを剥いでいく。いや、剥ぐって言い方悪いな脱がせていく。
「殿下、入浴は済ませましたか?」
「んー?明日入るぅ……」
「今でしたら私が洗って差し上げますが?」
「まじでー?君が俺に奉仕してくれんの?やってー」
まさかあのアルトがそんなことを言うなんて!マナー勉強の恨み、ここで晴らさずして何たるか!精々困らせて貰うぜぇっ!
風呂に入るということでズボンも脱いで、ふらふらと風呂場に向かう。アルトは俺の後ろからぽいぽいと脱ぎ散らかした衣服を一か所にまとめている。
俺はそれを見ながらさっさと風呂場に入った。まだ湯を溜めていないので魔術でお湯をバスタブに入れておく。風呂場の椅子に座り、アルトを呼ぶ。
「早く―」
ちょっと眠くなってきたから。風呂場温かいし。アルトは上着を脱いでシャツを腕まくりしつつ、入ってきた。
「髪洗いますよ。目をつぶってください」
「はーい」
アルトの手が俺の髪を洗う。今までの言動や行動では考えられない優しい手つきだ。
目にシャンプーが入らないようん瞑っているとうとうとしてきた。先ほどから眠かったが目をつぶると余計に眠くなる。酒も相まって思考が停止し始めた。
「……ん、ぁ、はぁ……」
「殿下、気持ちいいですか?」
「ふ、あ……んんっ!」
びくっと腰が揺れる。
あれっと落ちかけていた思考をどうにか浮上させると、脚の間にアルトの頭が見えた。ぬるっと、温かいものが俺の陰茎を包むこむ。
「ひぁっ!」
ぐちゅっと音を立てながらアルトが俺のそれを舐めたり、手で扱く。いつの間にそんなことになったのか分からずに混乱するがアルコールの回った体ではうまく力が入らない。
「あ、あると……、あるとぉ……」
その刺激に口元がだらしなく歪む。すると、アルトと目があった。その瞳はぞくりとするほど歪んで見えて思わず腰が引けたが、ぐいっと腰を掴まれて阻まれる。そして、すぐにアルトがそれから口を離してぎらついた目で俺を見たかと思うとキスをされた。
舌を入れられて口の中を貪られる。
「んんぅ、ふっ、んんっ!」
「……んっ」
長い時間じっくりと嬲られると腰が震える。はふはふっと呼吸をしながらアルトの唇に吸い付く。アルトが離れそうになったので首に腕を回して食いついていくが、無遠慮に陰茎を握られた。
「あ……っ!」
嬌声をあげるとアルトがちっと苛立ったように舌打ちをした。
「淫乱」
「……ぇ?」
「私がここまで育て上げたというのに、誰にあげたんですか?」
「ぁ、ひっ!」
若干腰を上げた状態であったため、孔にすんなりとアルトの指が入る。その指が奥に入っていき、蹂躙する。情けない声をあげながらアルトに縋りつく。
「誰とヤったか聞いてるんですが?ねえ?」
「あ、ああっ!んんぅ……っ!」
「くそったれ。寝ている間もお世話してたのは私ですよ?貴方の体を一番わかってるのは私です。それなのに、それなのにっ!!」
「あっあっ、ご、ごめんなさい……ごめんなさいぃ……」
「ダメです。誰とやったなんて、まあ、予想ついてますが私ともしてくれますよねぇ?」
耳元で囁かれて俺はふわふわの頭でこくこくと頷いた。にっこりと笑ったアルトがひょいっと俺を抱えてそのままベッドに運ばれた。その間もチュッチュッとキスをしてくれる。なんでこんなことになっているんだろうと頭の隅ではそう思いながらも気持ちよくてそこで思考は停止する。
アルトの指が俺の中で入ったり出ていったりしていく。腰が震えて気持ち良い。
「でーんーかーぁ?」
「お゙……っ」
孔にアルトのものが無遠慮に入ってくる。はっはっとその異物感に耐えながらシーツを握りながらベッドの上でうねった。唇を舐めながらアルトが腰を揺らし、中を摩る。
「あ、あ゙ぁ……っ!」
「可愛いですね、殿下。気持ちいいですか?」
「いいっ!きもちいぃ……」
「もっと、気持ち良くしてあげますよ?殿下。その為にはちょぉっと我慢してくださいね?」
「ひっ!や……っ」
ぎゅうっと根元を縛り上げられた。せりあがったそれが放出できずにとどまる。しかし、アルトは止まらずに腰を振り俺を絶頂に導いていく。どんどんと欲がたまっていくのに対し、発散することが出来ずにぶるぶると震える。
「あ、あるとぉ、あるとぉ……」
「ダメですよ殿下。もっと気持ちよくなりたいでしょう?」
「あ、あっ、ひぃ、んうっ!」
腰が揺れる。気持ちよくて頭がふわふわする。アルトが俺の体をいれたままひっくり返した。
ひいっとあまりの気持ちよさに悲鳴を上げる。背面でのしかかるような体制で前も手で摩られる。
背中を舐めながら愉快そうにアルトが笑い、吸い付く。
「とってぇ……イきたい、イきたいぃ……」
「まだです。まだ大丈夫でしょう?」
そう言ってアルトが激しく腰を動かした。ずんずんっとお腹の中で衝撃がかかる。
「あっ!あっ!ひっ!いや、いやっ!」
今までにない何かがせりあがってくる。はっはっと呼吸荒くそれを逃がそうと腰が引ける。しかし、アルトに腰を引かれて一気に貫かれた。
びくんっとひときわ大きく俺の体が震えて視界が一瞬白んだ。
「あ゙っ、お゙……っ」
震える俺を見て、先ほどの激しい動きではなくゆっくりと動かす。それから震える俺の顔にキスを落としながら蕩けたような笑みを浮かべた。
「上手に女の子イキできましたね?」
「あ゙……あ゙……っ」
「ほぅら、望んでた射精ですよ~?沢山出してくださいね、遠慮しないで」
するっと縛っていたものが解かれた。しかし、うまく精液が出せない。ずうっとイっている感覚が続いて腰ががくがくと震える。その快楽をゆっくりと逃がしているが、その暇さえ与えないのが彼である。無遠慮にまたしても中に入ってきて突き上げる。喉が引きつってうまく声が出せない中、アルトは俺の手の上からぐちゃぐちゃに乱暴に扱かれた。逃がそうにもたまっていくそれに嬌声をあげるしか俺には出来ない。
「も、もういや、いやぁ……」
「ダメですよ、殿下。まだ俺一回もイってないじゃあないですか?」
「ひ……」
アルトがそう言って逃げようとする俺を捕まえてベッドに押し付けた。その後のことはもう覚えていない。ぐちゃぐちゃにされて、もうやめて、いや、許してっと声をあげていた気がする。気づいたら次の日の昼まで寝ていて綺麗な寝間着に綺麗なベッドだった。
死ぬほど腰が痛いし、喉ガラガラです。
パーティーの良いところはどれだけ酒を飲んでも怒られないことだ。いや、流石に泥酔するまでは飲まないけど。
とはいえ、まだまだ飲み足りない。俺は給仕を呼ぶためのベルを鳴らした。
すぐにノック音がして扉を開けさせる。そこにはアルトがいた。てっきりルチアーノが来ると思っていたので、げっと声を漏らしてしまう。
「お呼びでしょうか」
「んー、お酒飲みたい……」
「先ほど散々飲んだでしょう。ダメです」
「いいじゃん!今日俺の誕生日だしぃ?」
「ダメです」
「……ちっ」
だろうと思ったよ。
思わず舌打ちをした。あーあー、まだまだ飲み足りないのに。どうしてダメだって言うんだよ~。
ふらふらとベッドに行ってそのまま倒れこむように潜り込むと「殿下」っとアルトの呆れた声がした。
「服を脱いでください。しわになりますよ」
「んー……」
「私が脱がせますので。ハイ万歳」
「子供じゃないんですがぁ?」
酒を飲みたいが結構酔いが回っているのか思考がふわふわしてくる。呂律もあんまり回んないし、眠くなってきた。
アルトに言われて手をあげるとアルトが上着、ベスト、スカーフなどを剥いでいく。いや、剥ぐって言い方悪いな脱がせていく。
「殿下、入浴は済ませましたか?」
「んー?明日入るぅ……」
「今でしたら私が洗って差し上げますが?」
「まじでー?君が俺に奉仕してくれんの?やってー」
まさかあのアルトがそんなことを言うなんて!マナー勉強の恨み、ここで晴らさずして何たるか!精々困らせて貰うぜぇっ!
風呂に入るということでズボンも脱いで、ふらふらと風呂場に向かう。アルトは俺の後ろからぽいぽいと脱ぎ散らかした衣服を一か所にまとめている。
俺はそれを見ながらさっさと風呂場に入った。まだ湯を溜めていないので魔術でお湯をバスタブに入れておく。風呂場の椅子に座り、アルトを呼ぶ。
「早く―」
ちょっと眠くなってきたから。風呂場温かいし。アルトは上着を脱いでシャツを腕まくりしつつ、入ってきた。
「髪洗いますよ。目をつぶってください」
「はーい」
アルトの手が俺の髪を洗う。今までの言動や行動では考えられない優しい手つきだ。
目にシャンプーが入らないようん瞑っているとうとうとしてきた。先ほどから眠かったが目をつぶると余計に眠くなる。酒も相まって思考が停止し始めた。
「……ん、ぁ、はぁ……」
「殿下、気持ちいいですか?」
「ふ、あ……んんっ!」
びくっと腰が揺れる。
あれっと落ちかけていた思考をどうにか浮上させると、脚の間にアルトの頭が見えた。ぬるっと、温かいものが俺の陰茎を包むこむ。
「ひぁっ!」
ぐちゅっと音を立てながらアルトが俺のそれを舐めたり、手で扱く。いつの間にそんなことになったのか分からずに混乱するがアルコールの回った体ではうまく力が入らない。
「あ、あると……、あるとぉ……」
その刺激に口元がだらしなく歪む。すると、アルトと目があった。その瞳はぞくりとするほど歪んで見えて思わず腰が引けたが、ぐいっと腰を掴まれて阻まれる。そして、すぐにアルトがそれから口を離してぎらついた目で俺を見たかと思うとキスをされた。
舌を入れられて口の中を貪られる。
「んんぅ、ふっ、んんっ!」
「……んっ」
長い時間じっくりと嬲られると腰が震える。はふはふっと呼吸をしながらアルトの唇に吸い付く。アルトが離れそうになったので首に腕を回して食いついていくが、無遠慮に陰茎を握られた。
「あ……っ!」
嬌声をあげるとアルトがちっと苛立ったように舌打ちをした。
「淫乱」
「……ぇ?」
「私がここまで育て上げたというのに、誰にあげたんですか?」
「ぁ、ひっ!」
若干腰を上げた状態であったため、孔にすんなりとアルトの指が入る。その指が奥に入っていき、蹂躙する。情けない声をあげながらアルトに縋りつく。
「誰とヤったか聞いてるんですが?ねえ?」
「あ、ああっ!んんぅ……っ!」
「くそったれ。寝ている間もお世話してたのは私ですよ?貴方の体を一番わかってるのは私です。それなのに、それなのにっ!!」
「あっあっ、ご、ごめんなさい……ごめんなさいぃ……」
「ダメです。誰とやったなんて、まあ、予想ついてますが私ともしてくれますよねぇ?」
耳元で囁かれて俺はふわふわの頭でこくこくと頷いた。にっこりと笑ったアルトがひょいっと俺を抱えてそのままベッドに運ばれた。その間もチュッチュッとキスをしてくれる。なんでこんなことになっているんだろうと頭の隅ではそう思いながらも気持ちよくてそこで思考は停止する。
アルトの指が俺の中で入ったり出ていったりしていく。腰が震えて気持ち良い。
「でーんーかーぁ?」
「お゙……っ」
孔にアルトのものが無遠慮に入ってくる。はっはっとその異物感に耐えながらシーツを握りながらベッドの上でうねった。唇を舐めながらアルトが腰を揺らし、中を摩る。
「あ、あ゙ぁ……っ!」
「可愛いですね、殿下。気持ちいいですか?」
「いいっ!きもちいぃ……」
「もっと、気持ち良くしてあげますよ?殿下。その為にはちょぉっと我慢してくださいね?」
「ひっ!や……っ」
ぎゅうっと根元を縛り上げられた。せりあがったそれが放出できずにとどまる。しかし、アルトは止まらずに腰を振り俺を絶頂に導いていく。どんどんと欲がたまっていくのに対し、発散することが出来ずにぶるぶると震える。
「あ、あるとぉ、あるとぉ……」
「ダメですよ殿下。もっと気持ちよくなりたいでしょう?」
「あ、あっ、ひぃ、んうっ!」
腰が揺れる。気持ちよくて頭がふわふわする。アルトが俺の体をいれたままひっくり返した。
ひいっとあまりの気持ちよさに悲鳴を上げる。背面でのしかかるような体制で前も手で摩られる。
背中を舐めながら愉快そうにアルトが笑い、吸い付く。
「とってぇ……イきたい、イきたいぃ……」
「まだです。まだ大丈夫でしょう?」
そう言ってアルトが激しく腰を動かした。ずんずんっとお腹の中で衝撃がかかる。
「あっ!あっ!ひっ!いや、いやっ!」
今までにない何かがせりあがってくる。はっはっと呼吸荒くそれを逃がそうと腰が引ける。しかし、アルトに腰を引かれて一気に貫かれた。
びくんっとひときわ大きく俺の体が震えて視界が一瞬白んだ。
「あ゙っ、お゙……っ」
震える俺を見て、先ほどの激しい動きではなくゆっくりと動かす。それから震える俺の顔にキスを落としながら蕩けたような笑みを浮かべた。
「上手に女の子イキできましたね?」
「あ゙……あ゙……っ」
「ほぅら、望んでた射精ですよ~?沢山出してくださいね、遠慮しないで」
するっと縛っていたものが解かれた。しかし、うまく精液が出せない。ずうっとイっている感覚が続いて腰ががくがくと震える。その快楽をゆっくりと逃がしているが、その暇さえ与えないのが彼である。無遠慮にまたしても中に入ってきて突き上げる。喉が引きつってうまく声が出せない中、アルトは俺の手の上からぐちゃぐちゃに乱暴に扱かれた。逃がそうにもたまっていくそれに嬌声をあげるしか俺には出来ない。
「も、もういや、いやぁ……」
「ダメですよ、殿下。まだ俺一回もイってないじゃあないですか?」
「ひ……」
アルトがそう言って逃げようとする俺を捕まえてベッドに押し付けた。その後のことはもう覚えていない。ぐちゃぐちゃにされて、もうやめて、いや、許してっと声をあげていた気がする。気づいたら次の日の昼まで寝ていて綺麗な寝間着に綺麗なベッドだった。
死ぬほど腰が痛いし、喉ガラガラです。
応援ありがとうございます!
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