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前の話11
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都は四角形の土地で周りは大きな塀で囲んでいる。皇宮は真ん中にあって、それを囲うように七宝の屋敷が構えられ、その外側に七宝の分家などの居住地域だ。民の多くは妖魔がいるという塀の外側に一番近い。とはいえ、塀にも妖魔が嫌う法術がかけられ、二か所の門である北門と南門以外の外側は比較的安全だ。
だから、門近くの集落は万が一の時に一番犠牲になる場所である。
できるだけ集落の家屋も無事に、結界を張れる時間を稼げれば……。
今俺が向かっているのは南である。
その間にいくつか妖魔を倒しつつ門に向かうと、電撃を食らいながらも己の再生力で突破している大型の妖魔が多くいた。閉まっていた門は既に壊されており、籠城は不可能。
ちっと舌打ちをしつつ走りながら刀を構えてすり抜けざまに倒し尽くす。
小型の妖魔、いや低級はその仕掛けでほぼ全滅している。これから増えるにしても、妖魔を倒せる人物が来るまでの足止めが出来たようだ。
やっぱり仕掛けておいてよかった。これがなければもっと中に入っていたはずだ。あれだけが他よりも強かったということだろう。
「ここから出ていって貰おうか」
門に張り付いている妖魔を薙ぎ払い、門の近くに陣取る。ここだったら敵は一方方向にしか来ない。長期戦覚悟で少しでも体力を温存しなければ……。
襲ってくる小物を一文字に切り落とし、それを利用して大型の妖魔が攻撃を仕掛ける。それを刀で弾いて距離を詰め貫くと霧のように消えたが、おかしい。
なんだこいつら、連携が取れてる?これが偶然であればそれでいいが……っ!?
一匹、小さなカエルの妖魔を投げたと思い反射的にそれを切りつけると粉が舞った。とっさに息を止めるが、微かに吸い込んだようでぐわんと眩暈がして足元がふらつく。
するとすかさず、大型の人型に近く頭に三本の角が生えた者の拳が飛んでくる。受け止めたがあまりの衝撃にめきめきと音を立てて後方に大きく吹っ飛んでしまった。
かなりの距離飛ばされたようで、俺は清香さんたちがいた集落の家屋に突っ込んでしまう。
お陰で衝撃が多少やわらげられたが、壊してしまった。申し訳ない。
あとで謝らないと……。
ぼんやりとそう思いながら体勢を立て直すが、あまりの痛みに呻き声をあげた。
これは何本か骨が折れた。頭から血も出ており、軽く眩暈がする。はっはっと呼吸を整えながらぷっと口の中の血を吐いて刀を支えに立ち上がった。
まだ手足が動く。いける。
「あ……」
懐に入れていた清香さんから借りた勾玉が落ちる。それを拾おうとして、きしむ体を動かすと「なんで」と声がした。
ふと其方を見ると、袋尊の子がいた。その後ろには恵比寿の男と黒天の子、そして弟が見える。
「なんでお前が姉さんにあげたものを盗ろうとしてんだよ!!しかも、勝手に人の家に入って!!」
え?姉さん?
痛みで言葉の意味を理解するのに数秒かかる俺に対して、彼らは次々に言葉を投げかける。
「嘘、泥棒!?こんな時に!?」
「どれだけ最低なんだお前!数年同じ七宝をやってきた仲だが恥ずかしい!!」
「兄さん!なんでこんな非常事態に!も、もしかして、ここの集落の人に何かしたの!?」
「! お前!!」
「う……」
袋尊の子が俺の胸ぐらをつかんだ。あまりの痛みに呻き声をあげるが彼はお構いなしに俺の頬を殴る。
「姉さんに何した!!どこにやった!!さっさと吐け!!」
ぐらっとその衝撃に耐えきれずに床に倒れこむと袋尊は俺に馬乗りになってもう一度俺を殴った。
何か言葉を発しようにもあまりの痛みに声すら出ない。
「兄さん!もうこんなことやめてよ!!七宝を追い出されたからって復讐なんて!!」
「そうだ!お前のせいで結界も壊れた!!そのせいで沢山の民が死んでるんだぞ!!」
「ほんとだよ!結界がうまく張れなかったのはお前のせいなんだからね!!」
口々にそう言ってくる。
彼らが何を言っているのか分からない。
ここにいないのは皆が避難したからで、それまでにすれ違うこともなかったのか?
俺が復讐?
しかるべき措置だった。だって、おれには法術がないんだもの。
だめだ、痛みで意識が遠くなってきた。
―――が、ずしんっと大きな足音そして地響きにそうも言ってられなくなった。
「え……」
「う、うそ、なにあれ、え?」
「まずいぞ!あんな妖魔見たことがない!!」
外にいた三人が門の方向を見てそう言った。その言葉に袋尊の子はいったん手を止める。それから俺の上からのいた後に落ちた勾玉を拾い、懐に入れた。
「どうし……え」
そして外に出て絶句している。彼らが見たことがない大型の妖魔。つまり、俺を先ほど吹っ飛ばしたやつとは別物だろう。あれはよく見る妖魔だから。
「に、逃げるぞ!!俺達だけじゃ敵わない!他の皆と合流しないと!」
「そうだね!みんなで力を合わせれば倒せるよ!」
「う、うん!だって僕たち都を守る七宝だもんね!えへへ、僕も七宝だって言えて嬉しいな」
「……そうだね。丁度いい囮もいるし」
袋尊の言葉に全員が俺に視線を向けたのが分かった。
囮、囮か。元々防衛するつもりだったからそう思われてもいいが、法術が使える君たちが敵わないと思った相手に俺のちゃんばらごっこ(・・・・・・・)は通じるのだろうか。
でも七宝が死んで結界を張れないよりかは……?
そう考えて違和感に気付いた。
―――え?結界は?なんでここにいるの?
「な、んで、けっかいは……?」
「なっ、お前が結界を張れないようにしかけた癖に何言ってやがる!!」
「ど、うやって、おれが、法術がな、いおれが……」
「そんなの、帝を誘惑したお前はいくらでも人を使ってできるだろ!」
ああ、そういう。
は、と乾いた笑みが漏れてはははっと勝手に口から笑い声が漏れた。
いつもいつも俺が悪いといえば解決するとでも思っているのか。
この期に及んで、この弟はそんな事を言うのか!!
「だから結界が張れなかったんだ」
「何?認めるの?」
「今のお前たちの役目は結界を張ることだろうが!人に責務だなんだといいながら自分たちも放棄して恥ずかしくないのか!!」
「犯罪者が何を偉そうに!そもそもお前のせいでこうなってるんだろうが!あの時!七宝を理央さんに譲れば姉さんが怖い思いをしなくて済んだんだ!!死ねよ!お前みたいなやつ大っ嫌いだ!!」
「そんなことわかってる!!」
俺の責任だってことも全部!
だから今、責任を取ってここにいる!!囮でも何でもしてやるから早く結界を張りなおしに行って欲しい。
それで救われる命は沢山あるはずだから。
家屋から飛び出して、目の前の妖魔を切り伏せる。俺を吹き飛ばした妖魔だが、図体が大きく力も強いが機動性はまるでない。懐に入ってしまえばこちらのものだ。
すぐにそれは霧散して先ほどの妖魔を先頭に列をなしていた妖魔たちを押し返すように殺し尽くす。
こんな事で責任をとれるとは思わないが、少しでも俺のできることをやるしか今の俺には出来ないから。
ずっとずっと刀を振るって、攻撃を避けられずに直撃して地面を転がる。とっくに自分の体に限界が来ているのは分かっていた。
重い体を引きずるようにして起き上がり、半分ほど折れた刀を構えた。迫ってくる大きな拳を切り刻んで目の前の妖魔を殺すが、大振りになった攻撃の隙をついて獣型が俺の首に噛みついた。
「……のぉっ!!」
持っている刀を振ってそれを殺すが、他の妖魔が次々と俺を襲う。
どうにか振り払うが、数が多すぎて勢いのまま地面に転がった。
あ、終わった。
刀が手から滑り落ちる。握力もなくなって無様に倒れた自分の体からどくどくと血が流れているのを感じる。
きっと妖魔に食べられて俺は死ぬ。
そう思っていると、突然目の前にいた妖魔が霧のように消えた。
空を見上げれば半透明な膜が都を覆っているのが見える。
ああ……。
「よか、た」
結界が張られたようだ。これで一安心だ。良かった。
意識が朧気になっていく。体が寒くなってきて、うとうとと目を閉じる。
「―――しーちゃん!!」
声がした。
自分の重くなった身体を持ち上げられる。
「嘘、嘘だ、しーちゃん!大丈夫、大丈夫だからね。僕が絶対に……っ!!」
残っているほんの少しの力を使って閉じかけていた目を開ける。霞んでいる視界には金色の髪が見えた。
金色の髪で連想するのは誰か。
「く、おん……?」
俺がそう彼を呼ぶと弾かれたように俺の顔を見た気がした。なにぶん、もう視界は不明瞭で彼の顔があまりよく見えないのである。ただ声と体温を頼りに彼の存在をどうにか感じ取っている状態であった。
「っ!しーちゃんしっかりして!」
「そう、か、きみ、ここに―――」
「しーちゃん?しーちゃん!!」
最後に、久遠に名前を呼ばれて死ねるなんて俺はなんて幸せ者なのだろうか。
これ以上、望むことはない―――はずだ。
だから、門近くの集落は万が一の時に一番犠牲になる場所である。
できるだけ集落の家屋も無事に、結界を張れる時間を稼げれば……。
今俺が向かっているのは南である。
その間にいくつか妖魔を倒しつつ門に向かうと、電撃を食らいながらも己の再生力で突破している大型の妖魔が多くいた。閉まっていた門は既に壊されており、籠城は不可能。
ちっと舌打ちをしつつ走りながら刀を構えてすり抜けざまに倒し尽くす。
小型の妖魔、いや低級はその仕掛けでほぼ全滅している。これから増えるにしても、妖魔を倒せる人物が来るまでの足止めが出来たようだ。
やっぱり仕掛けておいてよかった。これがなければもっと中に入っていたはずだ。あれだけが他よりも強かったということだろう。
「ここから出ていって貰おうか」
門に張り付いている妖魔を薙ぎ払い、門の近くに陣取る。ここだったら敵は一方方向にしか来ない。長期戦覚悟で少しでも体力を温存しなければ……。
襲ってくる小物を一文字に切り落とし、それを利用して大型の妖魔が攻撃を仕掛ける。それを刀で弾いて距離を詰め貫くと霧のように消えたが、おかしい。
なんだこいつら、連携が取れてる?これが偶然であればそれでいいが……っ!?
一匹、小さなカエルの妖魔を投げたと思い反射的にそれを切りつけると粉が舞った。とっさに息を止めるが、微かに吸い込んだようでぐわんと眩暈がして足元がふらつく。
するとすかさず、大型の人型に近く頭に三本の角が生えた者の拳が飛んでくる。受け止めたがあまりの衝撃にめきめきと音を立てて後方に大きく吹っ飛んでしまった。
かなりの距離飛ばされたようで、俺は清香さんたちがいた集落の家屋に突っ込んでしまう。
お陰で衝撃が多少やわらげられたが、壊してしまった。申し訳ない。
あとで謝らないと……。
ぼんやりとそう思いながら体勢を立て直すが、あまりの痛みに呻き声をあげた。
これは何本か骨が折れた。頭から血も出ており、軽く眩暈がする。はっはっと呼吸を整えながらぷっと口の中の血を吐いて刀を支えに立ち上がった。
まだ手足が動く。いける。
「あ……」
懐に入れていた清香さんから借りた勾玉が落ちる。それを拾おうとして、きしむ体を動かすと「なんで」と声がした。
ふと其方を見ると、袋尊の子がいた。その後ろには恵比寿の男と黒天の子、そして弟が見える。
「なんでお前が姉さんにあげたものを盗ろうとしてんだよ!!しかも、勝手に人の家に入って!!」
え?姉さん?
痛みで言葉の意味を理解するのに数秒かかる俺に対して、彼らは次々に言葉を投げかける。
「嘘、泥棒!?こんな時に!?」
「どれだけ最低なんだお前!数年同じ七宝をやってきた仲だが恥ずかしい!!」
「兄さん!なんでこんな非常事態に!も、もしかして、ここの集落の人に何かしたの!?」
「! お前!!」
「う……」
袋尊の子が俺の胸ぐらをつかんだ。あまりの痛みに呻き声をあげるが彼はお構いなしに俺の頬を殴る。
「姉さんに何した!!どこにやった!!さっさと吐け!!」
ぐらっとその衝撃に耐えきれずに床に倒れこむと袋尊は俺に馬乗りになってもう一度俺を殴った。
何か言葉を発しようにもあまりの痛みに声すら出ない。
「兄さん!もうこんなことやめてよ!!七宝を追い出されたからって復讐なんて!!」
「そうだ!お前のせいで結界も壊れた!!そのせいで沢山の民が死んでるんだぞ!!」
「ほんとだよ!結界がうまく張れなかったのはお前のせいなんだからね!!」
口々にそう言ってくる。
彼らが何を言っているのか分からない。
ここにいないのは皆が避難したからで、それまでにすれ違うこともなかったのか?
俺が復讐?
しかるべき措置だった。だって、おれには法術がないんだもの。
だめだ、痛みで意識が遠くなってきた。
―――が、ずしんっと大きな足音そして地響きにそうも言ってられなくなった。
「え……」
「う、うそ、なにあれ、え?」
「まずいぞ!あんな妖魔見たことがない!!」
外にいた三人が門の方向を見てそう言った。その言葉に袋尊の子はいったん手を止める。それから俺の上からのいた後に落ちた勾玉を拾い、懐に入れた。
「どうし……え」
そして外に出て絶句している。彼らが見たことがない大型の妖魔。つまり、俺を先ほど吹っ飛ばしたやつとは別物だろう。あれはよく見る妖魔だから。
「に、逃げるぞ!!俺達だけじゃ敵わない!他の皆と合流しないと!」
「そうだね!みんなで力を合わせれば倒せるよ!」
「う、うん!だって僕たち都を守る七宝だもんね!えへへ、僕も七宝だって言えて嬉しいな」
「……そうだね。丁度いい囮もいるし」
袋尊の言葉に全員が俺に視線を向けたのが分かった。
囮、囮か。元々防衛するつもりだったからそう思われてもいいが、法術が使える君たちが敵わないと思った相手に俺のちゃんばらごっこ(・・・・・・・)は通じるのだろうか。
でも七宝が死んで結界を張れないよりかは……?
そう考えて違和感に気付いた。
―――え?結界は?なんでここにいるの?
「な、んで、けっかいは……?」
「なっ、お前が結界を張れないようにしかけた癖に何言ってやがる!!」
「ど、うやって、おれが、法術がな、いおれが……」
「そんなの、帝を誘惑したお前はいくらでも人を使ってできるだろ!」
ああ、そういう。
は、と乾いた笑みが漏れてはははっと勝手に口から笑い声が漏れた。
いつもいつも俺が悪いといえば解決するとでも思っているのか。
この期に及んで、この弟はそんな事を言うのか!!
「だから結界が張れなかったんだ」
「何?認めるの?」
「今のお前たちの役目は結界を張ることだろうが!人に責務だなんだといいながら自分たちも放棄して恥ずかしくないのか!!」
「犯罪者が何を偉そうに!そもそもお前のせいでこうなってるんだろうが!あの時!七宝を理央さんに譲れば姉さんが怖い思いをしなくて済んだんだ!!死ねよ!お前みたいなやつ大っ嫌いだ!!」
「そんなことわかってる!!」
俺の責任だってことも全部!
だから今、責任を取ってここにいる!!囮でも何でもしてやるから早く結界を張りなおしに行って欲しい。
それで救われる命は沢山あるはずだから。
家屋から飛び出して、目の前の妖魔を切り伏せる。俺を吹き飛ばした妖魔だが、図体が大きく力も強いが機動性はまるでない。懐に入ってしまえばこちらのものだ。
すぐにそれは霧散して先ほどの妖魔を先頭に列をなしていた妖魔たちを押し返すように殺し尽くす。
こんな事で責任をとれるとは思わないが、少しでも俺のできることをやるしか今の俺には出来ないから。
ずっとずっと刀を振るって、攻撃を避けられずに直撃して地面を転がる。とっくに自分の体に限界が来ているのは分かっていた。
重い体を引きずるようにして起き上がり、半分ほど折れた刀を構えた。迫ってくる大きな拳を切り刻んで目の前の妖魔を殺すが、大振りになった攻撃の隙をついて獣型が俺の首に噛みついた。
「……のぉっ!!」
持っている刀を振ってそれを殺すが、他の妖魔が次々と俺を襲う。
どうにか振り払うが、数が多すぎて勢いのまま地面に転がった。
あ、終わった。
刀が手から滑り落ちる。握力もなくなって無様に倒れた自分の体からどくどくと血が流れているのを感じる。
きっと妖魔に食べられて俺は死ぬ。
そう思っていると、突然目の前にいた妖魔が霧のように消えた。
空を見上げれば半透明な膜が都を覆っているのが見える。
ああ……。
「よか、た」
結界が張られたようだ。これで一安心だ。良かった。
意識が朧気になっていく。体が寒くなってきて、うとうとと目を閉じる。
「―――しーちゃん!!」
声がした。
自分の重くなった身体を持ち上げられる。
「嘘、嘘だ、しーちゃん!大丈夫、大丈夫だからね。僕が絶対に……っ!!」
残っているほんの少しの力を使って閉じかけていた目を開ける。霞んでいる視界には金色の髪が見えた。
金色の髪で連想するのは誰か。
「く、おん……?」
俺がそう彼を呼ぶと弾かれたように俺の顔を見た気がした。なにぶん、もう視界は不明瞭で彼の顔があまりよく見えないのである。ただ声と体温を頼りに彼の存在をどうにか感じ取っている状態であった。
「っ!しーちゃんしっかりして!」
「そう、か、きみ、ここに―――」
「しーちゃん?しーちゃん!!」
最後に、久遠に名前を呼ばれて死ねるなんて俺はなんて幸せ者なのだろうか。
これ以上、望むことはない―――はずだ。
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