突然ねこになった俺

にーにゃ

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グルグルグル


「あー腹減ったー」


結構歩いたぞー
まあ、唯一の希望が小さいが人影らしき者と犬みたいな影がかろうじて見えるってことだなー
気づいてくれねーかなー
それにしてもここは何処なんだ?
昨日は長谷川と飲んだ後、
普通に家に帰ったよな?
も、もしかして、誘拐?
いや、俺を誘拐して何のメリットがあるんだ?
臓器売買・・・とか、か?


俺は最悪の状況を想像してゾッとした。


いやいやいや、
現代にそれはないはずだ、多分、、
ない、よな?
うん、ないな
鎖とかに繋がれてねーし、
こんな綺麗な場所に置いとかねーよな普通
・・・・
え、ホントに何でここにいるんだ俺


俺は自問自答しながらも人影の方に向かって歩いた。



「ふー」



俺が少し足を止め、
休憩しようとした時だった。



「ウォン
(おー、やっと起きたかリュンヌ)」



俺の目の前に急にバカでかい狼が飛び出してきたのだ。



「ひっ!!
うわあああああ!!」



俺は急に目の前に現れた事に驚き、
それからバカでかい狼の姿を見て驚いた。

いつの間にか尻餅をついていて無意識に後退り、
その拍子にズボンが脱げ落ちていた。


え、は、何、
何処から現れたんだ!?
しかも何で近づいて来るんだよおおおお!!
俺は食べても美味しくないからああああ!!


声には出さない(出ない)が心の中で全力で叫んだ。

狼が一歩近づいてくる毎に俺は2、3歩程後ずさり、
何度かそうしていると狼が立ち止まった。



「アウー(はあー仕方がない)」


「・・・っ!!」


は!?
話した!?


俺が狼が話したことに驚いていると、
段々と狼の大きさが小さくなっていった。



「えっ、何、どういうこと!?
何で縮んでんだ!?
っていうかどうやって縮んだんだ!?」



気づいたらあまりの衝撃にそう叫んでいた。



「ワウ(煩いぞ)」


「ひっ、あっ、ごめん」


「ワフ(ったく)」



狼は不意に俺に近づいてきた。

俺は狼がたとえ大型犬の犬ぐらいの大きさになったとしてもまだ少し怖くて、
思わず目をぎゅっと瞑った。


ペロッ


狼はいつの間にか出ていた俺の涙をなめとった。

初めは食べられるっとじっとしていたが、
何度も舐めてくるのでそっと閉じていた目を開けてみた。


「ワウ(落ち着いたか?)」


「う、、ん」



狼は俺の涙を舐めとった後、
俺の警戒を解くためか俺の側で伏せの状態になった。


「う、、、」


可愛い


俺は別に動物が嫌いなわけじゃない、
むしろ好きな方だ。

だから、
こうやって上目遣いで見られるとすげー触りたくなるんだけど!


「ワフ(どうした?)」


「ん、いや、、、少し触ってもいいか?」






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