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しおりを挟む数日たったある日、精霊王達は徐々に弱くなっていく精霊樹の気に疑問に思い、様子を見に行くことにした。
だが、そこにあったはずの精霊樹は消え、切り株だけが残されていた。
精霊王達は消えた精霊樹がどこに行ってしまったのか、残された切り株から残像を見た。
残像から見えたのは、人族や獣人族、竜人族によって切り倒され、バラバラにされた精霊樹の姿だった。
精霊王達は怒りを覚えた。
初めて芽生えた感情に魔力は暴走し、怒りのままに破壊した。
8つの国は精霊王達の魔法に対抗をしたが成す術もなく、国が破壊され、王達が殺されそうになった時だった。
天空から太陽神と月の女神が舞い降り、精霊王達の動きを止めた。
月の女神は8つの国の王達と精霊王達を精霊樹の切り株の上に移動させ、仲裁した。
太陽神は精霊王達を冷静にするべく、怒りや負の気を取り除き、集めた。
冷静になった精霊王達は、太陽神と月の女神に感謝した。
そして太陽神はこう言った。
この精霊王達の負の気はバラバラになった精霊樹に移します。
負の気を纏った精霊樹は様々な形に変化し、倒さない限り人族、獣人族、竜人族の皆を攻撃するでしょう。
また、あなた達種族の負の気によってつくられたものも、この地に生まれあなた達種族を攻撃するでしょう。
それがあなた達種族の代償です。
また、この地とは別に精霊達の住む地をつくり、精霊の許可がない限り精霊の住む地には行けないでしょう。
そして精霊達の姿はあなた達種族には見えなくします。
精霊王達はこの種族達に協力してもしなくてもいいです。
最後に太陽神は精霊王達に精霊樹の芽を渡した。
精霊王達は感激し、涙を流した。
月の女神は王達を各国に帰し、太陽神は破壊された木々や生き残った種族達に癒しの力を与え傷を癒した。
王達は生き残った者達に太陽神と月の女神によって定められたことを伝えた。
数年後8つの国は復興したが、負の気によってつくられたものからの攻撃は止む事がなく今でも続いている。』
パタン
俺は本を閉じた。
「・・・はあー」
なんというか、結構内容が簡単に作られているような気がしなくもないけど、話の内容はだいたい分かった。
でも人族達の負の気っていうのは多分欲望とかだと思うんだけど、それによってつくられたものってなんだろ?
「なあ、アンバー
負の気によってつくられたものって何だ?」
「ワウウォンウォン
(ああ、それはファルムの事だ。
いつしかそう呼ばれるようになったと聞いた
この精霊界を出たら、嫌でも出会うことになるだろう)」
「、そっか
でも精霊は人族達に協力することにしたんだな」
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