突然ねこになった俺

にーにゃ

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かああと全身に熱が出た様に熱くなった。

穴があったら入りたい!!

ベルの顔を見れなくて、俺の顔を見てほしくなくて、顔をベルの後頭部に隠した。

そんな俺がおかしかったのか、ベルはくくっと笑って俺の体をポンポンと優しく叩いた。


「ネル、ダルク、2人ともいい加減にしろ」


ベルはいまだに言い争っている2人に低い声で呼び掛けた。


「っとわりーベルン、リュンヌ」


「あっ、ごめんなさいね、ベルンちゃん、リュンヌちゃん」


2人はすぐに言い争いをやめ、同時に俺らに謝ってきた。


「ああ、いつもの事だから気にしていない
それよりリュンヌに自己紹介をしてくれ」


「おう、そうだったな
俺はダルクってんだ
種族は竜人族
職は東門と北門の門番長をやってるぜ
ベルンとはベルンがこの帝国に来てからの仲になるから、もう4年はたったか?
まあ、それほど長くはねーが信頼のおける友だぜ!
よろしくな!」


竜人族!
だから、所々に鱗みたいなのがあるのか!
すげー格好いい!!


ダルクが俺に向かって手を挙げて挨拶をしたので、俺もそれに答えてベルの肩の上からバランスをとりつつ、片足を少し挙げて


「にゃ(よろしく、)」


ベルに敬語を使わない事には慣れたけど、他の人に使わないのは少しだけ違和感を感じる。

それに見た目が俺より年上の人だから余計に・・・


「か、可愛いわ~!」


「ああ、可愛いな
それより次はお前だぞ」


「わかってるわよ!
リュンヌちゃん、わたしの名前はネルよ
種族は人族
冒険者ギルドのマスターを任されているわ
わたしもダルクと同じでベルンちゃんとはおよそ4年くらいの仲で、信頼のおける友よ
これからよろしくね♪」


「にゃ(よろしく)」


ネルにも片足を少し挙げて挨拶をした。


2人とも雰囲気は違うけど、ベルが信頼していることだけあっていい人そうだ。


「なあ、改めてリュンヌをしっかり見たが、闇の精霊獣とずいぶん姿や話す声が違うな」


「ええ、そうね
わたしも疑問に思っていたわ」


「ああ、その事についてだが俺もよくわからないんだ
リュンヌ、その姿になった事について何かわかるか?」


「にゃう(俺も驚いてる)」


正直、俺が一番知りたい


「そうか、」


「リュンヌちゃん、何て?」


「分からないと言っている」


「そうなの・・」


「なあベルン、お前の言いたいことってそれだけじゃねーだろ?
リュンヌの姿はいずれ他のやつらも疑問に思うことだからな」


「ああ、リュンヌのこの姿に関係があるかどうかは分からないが、リュンヌは月の女神の加護を持っている」


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