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しおりを挟む俺が壇の上に乗ったのをみたネルは
「リュンヌちゃん、真ん中に丸い石があると思うのだけれど、わかるかしら?」
ネルに言われて、真ん中付近にあった丸い石の近くまで近づいた。
「にゃ?(これ?)」
「ええ、それよ
そこに魔力を流してくれる?」
「にゃ(分かった)」
ネルの言う通りに、丸い石に前足を置いて魔力を流した。
ふわああ
なんかいろんな色が壇から出てきた!
きれい・・
あっそう言えば、どのくらいとか聞いてなかったけど、どうしよう
「す、凄いわ!!」
「すげー!!」
「驚いているところ悪いが、ネル、作業を始めてくれ」
「あっ!そうね!」
ネルは近くにいたベルに促されて、何か作業を始めた。
暫くすると、
んー、ちょっとくらくらしてきた
もういいかな 、離しても
俺は早くしてーっという思いで何か作業をしているネルを見つめた。
「これで終わりよ
リュンヌちゃん、もういいわよ!」
やっとか
「にゃー(疲れたー)」
ベルのもとに戻ろうと足を動かしたら、ふらふらと足元がおぼつかなくなっていた。
「リュン、」
「にゃにゃー(ベル、疲れたー)」
ベルはふらふらとしている俺を優しく抱き上げた。
「魔力を使いすぎたんだ」
「にゃあ?(でもそんなに魔力を流してないよ?)」
「今のリュンヌの魔力の限界値がそのくらいなのだろう
その感覚を覚えておくといい
魔力が無くなると動けなくなることが多く、最悪の場合は意識を失うことがあるからだ」
「にゃあ(そうなんだ、分かった)」
自分の魔力の把握って大事なのか
でも、そうだよな
もし戦っている時に気を失ったら、その瞬間に死んでるじゃん!
・・・・・・
俺が1人になることはないと思うけど、取り敢えずベルの邪魔にだけはならないように気を付けよう!
「ベルンちゃん、はいこれ」
ネルはベルにタグを渡した。
「ああ、ありがとう」
ベルはタグを受け取り、首に着けた。
「それで、リュンヌちゃんのことなんだけど・・・」
「闇属性じゃねーのか?」
ネルとダルクは神妙な顔つきでベルに質問をした。
「ああ、その事なんだが
リュンヌを精霊界で召喚した際はこの姿ではなく、人族の姿だった
魔法も光魔法以外が使えるとステータスに「「えええええええ!!?」」」
ビクッ!
またしても急なそれも声がでかい叫び声に体が跳ねた。
耳が痛い・・!
本当にいい加減にしてほしい
ベルも2人の声に顔を歪めながら、俺を宥めるように優しく撫でた。
「煩いぞ!」
「いやいやいや!
これが叫ばずにいられるか!」
「ええ、そうね!
ベルンちゃん、あなたとんでもないことを言ってるわよ!」
興奮が覚めないのか、2人の体から得意とする魔力が滲み出ていた。
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