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しおりを挟む「すまない、リュン
もしかしたら望むものが他の国にあるかもしれない」
「そうね!
その国の特産があるから、ないとは限らないわ!
だからそんなに落ち込まないでえ」
「それに、どれも食べたことがない物だったら、ここにある料理で米?ご飯?があるかもしれないぞ!」
俺があまりにも落ち込んでいるから、見かねたベルたちが宥めてくれた。
「にゃあ(ありがとう)」
3人の気遣いが嬉しくて、少し照れながらお礼を言った。
「ああ、
リュンが食べたいものを言ってくれると嬉しい
こちらには無いものが多いかもしれないが」
「にゃ(うん)」
「それにしても、ご飯?米?というのは同じものか?
どんなものなのかさっぱりわからん」
「そうねえ
精霊界にはあっても、こちら側には無いものがきっとたくさんあるわよね」
「にゃ、(精霊界っていうか俺の、)「リュン」」
俺が説明しようとした時にベルが俺の言葉を遮り、首を横に振った。
あ、話したらダメなのか
「何か事情がありそうね」
「そうだな」
ネルとダルクは俺らのやり取りに何かを察したのか、それ以降、米の話をしなかった。
「リュン、ほら
他の料理も食べてみろ
残しても俺も食べるから大丈夫だ」
「そうよ、遠慮しないでね」
「そうだぜー」
「、にゃ(、ありがとう)」
取り分けられたたくさんの料理に苦笑いしながらもお礼を言った。
まずはさっきの豚の照り焼きっぽいのを食べたから、タレがついた手を布で拭き、口直しにスープを舐めた。
色はこっちの世界に来たときに初めて食べたベルが作ってくれたスープと似ていて、入っている具材が違うけど、塩味と具材の味が出ていてさっぱりしていて美味しかった。
「にゃー(ふー、美味しい)」
やっぱり汁物って胃を落ち着かせるよなー
満足するまでスープを飲んだ後、チラッとベルが取り分けてくれた料理達を見た。
うん
匂いは美味しそうな匂いがする
色は気になるが、見た目は取り分けているからグロくはない
・・なるべく大皿に乗っているものは見ないでおこう
俺は布を皿の近くに持っていき、意を決して緑色の食べ物を両手で持ち食べた。
ん?
美味しい・・
魚みたいな味がする
白身魚の塩焼きっぽい
じゃあ、こっちは
白身魚の塩焼きっぽい物の一切れを食べ終え手を拭いてから、次は赤い食べ物を食べた。
んーこっちはピリ辛の鶏肉?
この黒い食べ物は甘酸っぱくてコリコリしてる
黄色い食べ物はパチパチと口の中で少し弾けて面白い!
白い色の食べ物はとろっと甘くてメロンのような味がした
満足するまで食べた俺は、多少お皿に残ったもののほとんど残さず食べ終えた。
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