突然ねこになった俺

にーにゃ

文字の大きさ
91 / 123

鳥に

しおりを挟む





宿に帰ってご飯を食べたあと俺のステータスを見た。


ステータス

名  リュンヌ 

種族    精霊

Lv.10

MP    42/50

skill   《雷魔法 Lv.1》

仮契約主 ベルン=シュタイン


「うにゃあ!
(やった!やっとレベル10にいった!)」


「ああ、良かったなリュン」


ベルが微笑みながら俺を撫でた。


「ウォンウォン
(これなら明日から森の入り口付近の魔物と渡り合えるだろうな
リュンヌは戦いの飲み込みも早いから教えがいがある)」


「ああ、そうだな
今日の戦いぶりを見てずいぶん成長したことがわかった」


ふわあ
俺、すげー誉められてる
それにアンバーにも!

むず痒い気持ちが沸き上がり、ベルのお腹に頭をグリグリと擦り付けた。


「どうした?
眠たいのか?」


「にゃー(そういう訳じゃないけど、)」


でもやっぱり眠いかも


「ふにゃあ(ふわあ)」


「ふっ、そろそろ寝よう」


俺の欠伸を見て少し笑った後、俺を抱き込んでベッドに入り、俺もベルの温もりを感じながら自然と瞼が落ちた。



朝、バングさんのご飯を食べて、冒険者ギルドに来ている。

冒険者ギルドでは相変わらず視線が絶えなかったけど、話しかけてくる人は1人もおらず、なんとなく疑問に思った。

冒険者ギルドを出て門に行くまでの道中に疑問に思ったことを聞いてみた。


「にゃにゃう?
(なあ、ベル
親しい人っていないの?)」


「ん?
親しい人?
それは友か?」


「にゃにゃあ
(うん
ちなみにダルクとネル以外で)」


「ダルクとネル以外でか?
そうだな
冒険者に1人いるが、今は護衛として他の国に行っている」


「にゃ(あ、そうなんだ)」


3人だけなのか
まあ人の事言えないか


「どうした?突然」


「にゃにゃあ
(ううん
冒険者ギルドで人がいっぱいいるのに、誰も話しかけてこないから疑問に思って)」


「ああ、そういうことか
今はまだリュンが環境に慣れていないのと邪な考えをする者が話しかけてこないように、俺とアンバーが周りを威嚇しているからだ」


「にゃっ(えっ、そんな事してたんだ!)」


「ああ
だが、もうすぐそれも通じなくなるかもしれんな」


「にゃう?(ん?どういうこと?)」


「ワウ(あいつらか)」


「ああ
どちらももうすぐ帰ってくると報告があった」


「ワウ(最悪だな)」


「そうだな」


「にゃう?
(そんなにヤバい人達が帰ってくるの?)」


「ああ、リュンを見たら飛んでくるだろうな」


「ワウワウグルル
(それでなくても鬱陶しい
だが今回はリュンヌもいる
今以上に警戒しとかねーと本気でヤバいぞ)」


「ああ、そうだな」


アンバーとベルがこんなに怒ってる、っていうか嫌悪している姿を見て、まだ見ぬ人達を警戒した。




しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件

碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。 状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。 「これ…俺、なのか?」 何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。 《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て『運命の相手』を見つけるまでの物語である──。》 ──────────── ~お知らせ~ ※第3話を少し修正しました。 ※第5話を少し修正しました。 ※第6話を少し修正しました。 ※第11話を少し修正しました。 ※第19話を少し修正しました。 ※第22話を少し修正しました。 ※第24話を少し修正しました。 ※第25話を少し修正しました。 ※第26話を少し修正しました。 ※第31話を少し修正しました。 ※第32話を少し修正しました。 ──────────── ※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!! ※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

強制悪役劣等生、レベル99の超人達の激重愛に逃げられない

砂糖犬
BL
悪名高い乙女ゲームの悪役令息に生まれ変わった主人公。 自分の未来は自分で変えると強制力に抗う事に。 ただ平穏に暮らしたい、それだけだった。 とあるきっかけフラグのせいで、友情ルートは崩れ去っていく。 恋愛ルートを認めない弱々キャラにわからせ愛を仕掛ける攻略キャラクター達。 ヒロインは?悪役令嬢は?それどころではない。 落第が掛かっている大事な時に、主人公は及第点を取れるのか!? 最強の力を内に憑依する時、その力は目覚める。 12人の攻略キャラクター×強制力に苦しむ悪役劣等生

異世界で聖男と呼ばれる僕、助けた小さな君は宰相になっていた

k-ing /きんぐ★商業5作品
BL
 病院に勤めている橘湊は夜勤明けに家へ帰ると、傷ついた少年が玄関で倒れていた。  言葉も話せず、身寄りもわからない少年を一時的に保護することにした。  小さく甘えん坊な少年との穏やかな日々は、湊にとってかけがえのない時間となる。  しかし、ある日突然、少年は「ありがとう」とだけ告げて異世界へ帰ってしまう。  湊の生活は以前のような日に戻った。  一カ月後に少年は再び湊の前に現れた。  ただ、明らかに成長スピードが早い。  どうやら違う世界から来ているようで、時間軸が異なっているらしい。  弟のように可愛がっていたのに、急に成長する少年に戸惑う湊。  お互いに少しずつ気持ちに気づいた途端、少年は遊びに来なくなってしまう。  あの時、気持ちだけでも伝えれば良かった。  後悔した湊は彼が口ずさむ不思議な呪文を口にする。  気づけば少年の住む異世界に来ていた。  二つの世界を越えた、純情な淡い両片思いの恋物語。  序盤は幼い宰相との現実世界での物語、その後異世界への物語と話は続いていきます。

【完結】ここで会ったが、十年目。

N2O
BL
帝国の第二皇子×不思議な力を持つ一族の長の息子(治癒術特化) 我が道を突き進む攻めに、ぶん回される受けのはなし。 (追記5/14 : お互いぶん回してますね。) Special thanks illustration by おのつく 様 X(旧Twitter) @__oc_t ※ご都合主義です。あしからず。 ※素人作品です。ゆっくりと、温かな目でご覧ください。 ※◎は視点が変わります。

学園ものに転生した悪役の男について

ひいきにみゐる
BL
タイトルの通りにございます。文才を褒められたことはないので、そういうつもりで見ていただけたらなと思います。

美形令息の犬はご主人様を救いたい

BL
シエノークは美しき侯爵令息ルスランの忠実なしもべであり、犬だった。ルスランを盲信し、王家に叛逆するルスランを支え、ルスランが王家の騎士に斬られて命を落とすまで傍にいた。その後、シエノークもまた命を落とし、──ベッドの上で目を覚ました。9歳に戻ったシエノークはご主人様であるルスランの破滅を防ぐことを決意する。/美形令息×美形令息の犬

処理中です...