突然ねこになった俺

にーにゃ

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「ベルンちゃん!アンバーちゃん!リュンヌちゃん!会いたかったわあ
ん?あれ?リュンヌちゃん?」


ベルが部屋の中に入った途端にネルがベルに抱きつこうとしたが、首根っこをダルクに掴まれてそれは叶わなかった。

それでもネルはテンションが高く挨拶をした。


「よう、ベルン、アンバー、リュンヌは何処に行ったんだ?隠れているのか?」


「ああ、リュンもう大丈夫だ」


ベルが布越しに俺を撫でて出るように促した。


「ピ(うん)」


モゾモゾと体を動かし、ひょこっと顔を出した。


「リュンヌちゃん?」


「リュンヌか?」


2人が目を丸くして俺を凝視した。


「ピー(うん、おはよう)」


「「え、えええええ!?」」


ビュンと音が付きそうな勢いで2人は俺に近づいた。


「ピッ(うわっ)」


その勢いと凄い血相に驚いて慌てて布から飛び出し、勢いよくベルの上着の懐に潜り込んだ。

慌ててベルは俺が落ちないように上着の上から俺の体を支えた。


「ネル、ダルク、その顔で近づかれたら誰だって逃げるぞ」


「いやいや、これは驚くしかないだろ!」


「そうよ!
実際に見ると違うのよ!」


「はあー、わかったから落ち着け
、ん?
ネル、リュンの姿が変わることを知っていたのか?」


ベルの言葉を聞いて、上着の隙間から顔を出した。


「ええ、その事についてベルンちゃんに報告があるから呼んだの」


「俺もネルと同じ情報だ」


2人がさっきまでの雰囲気が嘘のように真剣な顔をした。


「そうか
それで何が分かったんだ」


「その前に先に座りましょ」


ネルが椅子に座るように促した。


「ああ」


ここって契約獣として登録したところだ
変な機械じゃないけど道具とかあったから、よく覚えてるんだけど、テーブルと椅子ってあったっけ?


「これ、ネルがわざわざここに用意したんだぜ
驚きだよな」


ダルクが笑いながらテーブルや椅子について話した。


「ちょっと!
そういうことは言わなくていいのよ!」


「そうだったのか、ありがとうネル」


「い、いいのよ
立って話すのもどうかと思っただけだから」


ネルが照れて早口に言った。


「くくくっ」


いまだに笑っているダルクをネルは照れ隠しなのかバシバシと叩いていた。


「それで、何が分かったんだ?」


ベルは俺をテーブルの上に乗せ、ネルとダルクに聞いた。


「私が調べて分かったことは、月の女神の加護があるものは姿を変えられる能力があるそうよ」


「俺もネルと同じ情報だ」


「そうか、姿を変えれる能力か
どのような条件で変わるのか分かるか?」


「いいえ、それは記していなかったわ」


「俺が聞いた話では、強くなるにつれて様々な姿に変えられたと聞いたな
確かなスジからの情報だから信じていいぜ」




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