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しおりを挟む「強くなるにつれ、か」
「ピュイ?
(それじゃあ、レベルが上がったから鳥になったってこと?)」
「ああ、そうなるな」
んー、どのくらいのレベルで姿を変えられるんだろ?
今がレベル14位だったから、次はレベル24で変化出来るってこと?
なんか、中途半端過ぎない?
でも、もしかしら人間の姿にもなれるかもしれないって事だよな
いや、そうなったらベルも俺も色々困るのか・・・
「それにしても、可愛いわね」
「ああ、火の精霊獣に似てるな」
「ピッピー
(あっ、そうだ
ダルクの精霊と一緒に飛ぶ練習したいな)」
そうだよ!
鳥になって1回も飛んでない!
っていうかどうやって飛ぶんだ?
羽、いや、手か?を動かすだけで飛べるのか?
んーっと唸って、考えてもどうしようもないと思いいたり、思いきってテーブルの上から飛ぼうと手をバタバタさせ、テーブルの端まで走った。
「っと、少し待て
怪我をしたらどうするつもりだ」
いざ、という時にベルに素早く止められた。
「ピー(ええー)」
多分いける気がするんだけどなあ
「ふふっ、早く飛びたいのね」
「俺の精霊と一緒に出掛けるか?」
「ピッ(えっ、行きたい!)」
「おい、ダルク」
「なんだよ、それくらいいいだろ?」
「だが、他の冒険者に見つかったらどうする」
「それは、そうだが・・」
「ピュイ?
(ベル、1回でいいから、駄目?)」
お願いー
小動物の最大限の可愛さアピールでどうだ!
「うっ、リュン、」
俺の渾身の上目遣いが効いたのか、俺を見た瞬間に目を隠した。
「わはは、リュンヌの勝ちだな」
「うふふ、そうね
でも、私も外で飛ぶのは反対だわ
ダルクもベルンちゃんも有名だからすぐに噂が広がると思うの」
「それもそうだな」
「ピー(あー、そっかあ)」
そうだよな
冒険者ギルドに来ただけで、いつも凄い注目を浴びてるもんなあ
ガックリと項垂れた。
そんな俺を申し訳なさそうな顔をしてベルが撫でた。
「そ・こ・で、変装するのはどお?」
「「「変装?(ピ?(変装?))」」」
ネルの言葉に3人とも首を傾げた。
「ええ、そうよ」
「だが、変装してもすぐにわからないか?」
「そうだぜ
それに精霊で分かるだろ」
「それは精霊に小さくなってもらえれば誤魔化せるはずよ
あなた達の変装の事は任せて!」
ウフフと何かを企んでいるような顔でベルとダルクを見た。
「おい!何を考えやがる!」
など、ダルクがネルに文句を言っていたが、ネルは聞こえていないのかいまだにニヤニヤしながら考え事をしていた。
ネル、すっごい事、考えてそう
大丈夫かな?
でもベル達が変装して外で飛べるなら、申し訳ないけど我慢してもらおう
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