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俺はごくりと生唾を飲み込んだ。
そして吸い寄せられるようにラスのそこに触った。
「んっ」
艶っぽい声が上から聞こえ、バッと顔を上げた。
「あ、ごめ、」
っ!!
うわあ
エロッ
ラスは顔を少し歪めて、熱い吐息を吐いて俺を見ていた。
「ふっ
じらしているのか?」
エロい顔でそう言われて、慌てて否定した。
「ちがっ、そうじゃねえっ」
「そうか
だが、俺はもう我慢の限界だ」
そう俺の耳元で呟いて、ラスはすでに立っていた(いつの間に!?)俺のちん〇をそっと、だけどヤラシク触った。
「んんっ!」
それだけでビクッと体が跳ね、無意識にラスの服を握りしめていた。
ダメだ
気持ちよすぎるっ
どうなっているんだ、俺の体は!
「敏感だな」
ラスが俺の反応を見てそう言いながも手は止めなくて、緩やかに俺のを扱った。
「うんんっ、ん!
ラス!もっ、やめっ
おかしく、な、んんっ、からあっ」
なぜか敏感になっている俺のちん〇への刺激に、頭がおかしくなりそうになり、背をのけぞらせてその快感から逃げようとした。
「可愛いな、ルリ」
「うあっ、やめ、うんんっ、ろってえっ、」
かわいい、じゃねえからっ
イきてえのにっ
イけねえ!!
心の中で悪態をつきながらも、緩やかな刺激がもどかしくて、無意識のうちに自分から腰を振っていた。
「腰が揺れてるぞ
・・・どうしてほしい」
どうしてほしいって、くそっ
ぜってえ、楽しんでやがる!
俺は俺の上で俺の様子を見て楽しんでいるラスをキッと睨みつけた。
いまだにゆるゆると俺のちん〇を扱っているラスの手を、快楽で震える手で掴んだ。
「やめ、ろって」
「どうした?」
漸く止まったラスの手に震える体を落ち着かせようと、深呼吸をした。
「ん、はあー、はあー、っ、」
くそっ
余裕そうな面しやがって
「ルリ」
「・・俺だけってのが、嫌なんだよ」
なぜ止めたと今にも言ってきそうなラスに、思わずそう漏らした。
「ふっ、そうか
なら、脱がせてくれ」
「・・・」
やっぱり、そう言うと思ったぜ
そう言われることは予想していたけど、チラッと下を見てうっと詰まり、誤魔化すようにキッとラスを睨みつけた。
俺は起き上がり、いまだに微かに快楽で震えている手で、ラスのズボンを掴んだ。
このベルト、どうやって外すんだ?
見たことのないベルトに悪戦苦闘をしていると
「ふあっ」
思わず出た上ずった声にばっと口を押えた。
「くくっ」
耳元で笑うラスを睨んだ。
「ラス!」
このドエスめ
ラスは俺の睨みなど何とも思っていないのか、再び俺の首筋に顔を埋めて舐めてきた。
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