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44.決意
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「まだ元気だから次も行くぞー」
バカラさんがズンズンと第二エリアへと進んでいく。後に続いていく俺達。完全にお供の人達みたい。
さっきはゾンビだったが、今度は鎧が向かってきている。リビングアーマーのような感じだろうか。なんだかモヤモヤとしたピンクの光を放ちながら近づいてくる。
「なんだありゃ?」
「首を狙えばいいんすかね?」
刀を構えて首に狙いを定める。
「いや、待て。シルド抑え込めるか?」
「任せるのだ!」
シルドさんは一体のリビングアーマーにシールドバッシュを放ち、剣を落とさせる。後は倒して抑え込む。
バカラさんが近づいていき頭の部分を外した。
中から出てきたのはおっさんだ。
なんでおっさんが悪魔の味方してるんだ?
「ダメだ。コイツら操られているだけでNPCだぞ? 殺すな。生け捕りにして連れていかないと」
「なんて面倒な!」
この悪魔の非道なところはこういったところだったようだ。腹が立つ。生きた人を使って攻めてくるなんて。
俺達に殺させることでこっちの士気も下げようとしてのことだろう。
怒りによりアドレナリンが出てきたのか迫り来るリビングアーマーは全て止まって見えた。後ろに回り込んで首筋を打ち気絶させる。
気絶させれば動けない。
それを繰り返して動けなくなった人達はバカラさんが端に集めていた。
悪魔さえ倒せば気を取り戻すはずだ。
「いいぞ! マセラー!」
バカラさんは俺をおだててクリアさせようとしている。それはいいんだが。みんなでニヤニヤしながら見守るのはやめて欲しい。
ネムさんのダメだからアイツ気合い入ってんなぁ。とでも思っているんだろう。そりゃ入るよ。入らないといえば嘘になる。
だからってその「いいねぇ、青春」みたいな顔をしないで欲しい。どうせ俺はおっさんなのだ。貰ってくれる人がいなくて悲しいおっさんさ。
気絶させる作業は長時間に渡って行われた。
数が多かったのだ。
百以上はいた。
「やったれやー!」
「ボクはラクがてきていい感じだよ! マセラー!」
「頑張っているマセラ様も素敵ですわー!」
「ワレも応援しているぞー」
遠目で応援されている。
魅了されないように離れているんだとか。
もうすぐボスだが、どんなもんなんだろうか。
なんかゴチャゴチャした羊の頭?体は人間?シッポが悪魔?足は馬?みたいな悪魔だった。目が光っている。俺に魅了を使っているようだ。
なんだか、気持ちが高ぶってくる感覚になる。少し興奮しているのだろうか。イライラして殴りつけたい衝動に駆られる。
だが、ネムさんの顔がチラつく俺にはアイツの言うことを聞く気にはならない。
前傾姿勢で突っ込んでいく。
魅了が効かないならこの悪魔はさほど強くないとのこと。
「なんかあっさり終わったなぁ」
横には首が落ちてエフェクトが溢れてデータに戻っていっているアスモデウス。
ここまでで今日は四時間はプレイしてる。
そろそろ限界だ。
「よーっし! 今日はここまでぇー! 明日明後日でケリつけるぞ!」
そんな急な予定があるのか。
でも、たしかにモタモタしていてはクリアされかねない。
第三エリアは最前線だ。
◇◆◇
ヘッドギアを外すとテーブルに置いてあったスポーツ飲料を飲み干す。
「プハッ! あぁ。腹が減ったな」
冷蔵庫を漁ると冷凍の枝豆があったのでチンしてテーブルに置く。そして、ビールだ。
ゴクゴクッと喉を鳴らして胃に流し込んでいく。炭酸が喉を焦がす。
「くぅぅぅぅ! 美味い!」
攻略サイトを見ながら晩酌する。
第三エリアは蛇がうじゃうじゃ出てくるんだそうだ。
気持ち悪くて背筋がむず痒い。
───ピロンッ
「ん?」
端末にチャットが入っていた。
見るとチュウメイだ。
「何の用だ?」
内容を見るともう俺たちが第二エリアをクリアしたのが知れ渡っているんだそうで、最前線にはいつ行くのかとかクリアできるのかとか長い文章だった。
「答えは明日明後日でキメる、だ。」
バカラさんがそう言ったんだ。そうすると決めたんだろう。俺たちはその決定に従うまで。そして、みんなの願いのためにここまで来たんだ。
みんなの願いは聞いている。大体は金を目的みたいなもんだが、だからって叶えなくていい願いではない。
俺はもちろんネムさんをリアルに連れ帰って結婚すること。それが目標だが、他のみんなは違う。シルフィは同じようなもんだが。
俺たち以外にも願いを叶えたくて挑んでいる人達がいる。
その人達は死に物狂いであの攻略組のように必死でクリアしようとしている。
俺たちは情報を得られたことと相性が良かったことでこんなにすぐに攻略できている。やはり、特化型は集まれば万能になる。
それを証明することができているのではないだろうか。だが、俺のキャラは実際動体視力が良くないと無理じゃなかろうか。
脳内の処理速度が追いつかないと攻撃も避けることもできない。ただ、突っ込むだけだ。
「ふぅ。いよいよか。待っててくださいよ。ネムさん。俺が必ず、リアルに連れ帰ります」
どれだけマトモじゃないと言われても俺は諦めない。ネムさんをリアルに連れてくる。それをもう少しで実現できる。なんでも願いを聞いてくれるんだ。
「そうしたら引っ越さないとかなぁ。狭いしなぁ。この部屋……まだ気が早いか。リアルに連れてこれたらの話だもんな」
少し掃除をして寝るのがさらに遅くなってしまった。
これはもし来た時のためだ。汚い部屋では恥ずかしいからな。
明日が勝負だ。
バカラさんがズンズンと第二エリアへと進んでいく。後に続いていく俺達。完全にお供の人達みたい。
さっきはゾンビだったが、今度は鎧が向かってきている。リビングアーマーのような感じだろうか。なんだかモヤモヤとしたピンクの光を放ちながら近づいてくる。
「なんだありゃ?」
「首を狙えばいいんすかね?」
刀を構えて首に狙いを定める。
「いや、待て。シルド抑え込めるか?」
「任せるのだ!」
シルドさんは一体のリビングアーマーにシールドバッシュを放ち、剣を落とさせる。後は倒して抑え込む。
バカラさんが近づいていき頭の部分を外した。
中から出てきたのはおっさんだ。
なんでおっさんが悪魔の味方してるんだ?
「ダメだ。コイツら操られているだけでNPCだぞ? 殺すな。生け捕りにして連れていかないと」
「なんて面倒な!」
この悪魔の非道なところはこういったところだったようだ。腹が立つ。生きた人を使って攻めてくるなんて。
俺達に殺させることでこっちの士気も下げようとしてのことだろう。
怒りによりアドレナリンが出てきたのか迫り来るリビングアーマーは全て止まって見えた。後ろに回り込んで首筋を打ち気絶させる。
気絶させれば動けない。
それを繰り返して動けなくなった人達はバカラさんが端に集めていた。
悪魔さえ倒せば気を取り戻すはずだ。
「いいぞ! マセラー!」
バカラさんは俺をおだててクリアさせようとしている。それはいいんだが。みんなでニヤニヤしながら見守るのはやめて欲しい。
ネムさんのダメだからアイツ気合い入ってんなぁ。とでも思っているんだろう。そりゃ入るよ。入らないといえば嘘になる。
だからってその「いいねぇ、青春」みたいな顔をしないで欲しい。どうせ俺はおっさんなのだ。貰ってくれる人がいなくて悲しいおっさんさ。
気絶させる作業は長時間に渡って行われた。
数が多かったのだ。
百以上はいた。
「やったれやー!」
「ボクはラクがてきていい感じだよ! マセラー!」
「頑張っているマセラ様も素敵ですわー!」
「ワレも応援しているぞー」
遠目で応援されている。
魅了されないように離れているんだとか。
もうすぐボスだが、どんなもんなんだろうか。
なんかゴチャゴチャした羊の頭?体は人間?シッポが悪魔?足は馬?みたいな悪魔だった。目が光っている。俺に魅了を使っているようだ。
なんだか、気持ちが高ぶってくる感覚になる。少し興奮しているのだろうか。イライラして殴りつけたい衝動に駆られる。
だが、ネムさんの顔がチラつく俺にはアイツの言うことを聞く気にはならない。
前傾姿勢で突っ込んでいく。
魅了が効かないならこの悪魔はさほど強くないとのこと。
「なんかあっさり終わったなぁ」
横には首が落ちてエフェクトが溢れてデータに戻っていっているアスモデウス。
ここまでで今日は四時間はプレイしてる。
そろそろ限界だ。
「よーっし! 今日はここまでぇー! 明日明後日でケリつけるぞ!」
そんな急な予定があるのか。
でも、たしかにモタモタしていてはクリアされかねない。
第三エリアは最前線だ。
◇◆◇
ヘッドギアを外すとテーブルに置いてあったスポーツ飲料を飲み干す。
「プハッ! あぁ。腹が減ったな」
冷蔵庫を漁ると冷凍の枝豆があったのでチンしてテーブルに置く。そして、ビールだ。
ゴクゴクッと喉を鳴らして胃に流し込んでいく。炭酸が喉を焦がす。
「くぅぅぅぅ! 美味い!」
攻略サイトを見ながら晩酌する。
第三エリアは蛇がうじゃうじゃ出てくるんだそうだ。
気持ち悪くて背筋がむず痒い。
───ピロンッ
「ん?」
端末にチャットが入っていた。
見るとチュウメイだ。
「何の用だ?」
内容を見るともう俺たちが第二エリアをクリアしたのが知れ渡っているんだそうで、最前線にはいつ行くのかとかクリアできるのかとか長い文章だった。
「答えは明日明後日でキメる、だ。」
バカラさんがそう言ったんだ。そうすると決めたんだろう。俺たちはその決定に従うまで。そして、みんなの願いのためにここまで来たんだ。
みんなの願いは聞いている。大体は金を目的みたいなもんだが、だからって叶えなくていい願いではない。
俺はもちろんネムさんをリアルに連れ帰って結婚すること。それが目標だが、他のみんなは違う。シルフィは同じようなもんだが。
俺たち以外にも願いを叶えたくて挑んでいる人達がいる。
その人達は死に物狂いであの攻略組のように必死でクリアしようとしている。
俺たちは情報を得られたことと相性が良かったことでこんなにすぐに攻略できている。やはり、特化型は集まれば万能になる。
それを証明することができているのではないだろうか。だが、俺のキャラは実際動体視力が良くないと無理じゃなかろうか。
脳内の処理速度が追いつかないと攻撃も避けることもできない。ただ、突っ込むだけだ。
「ふぅ。いよいよか。待っててくださいよ。ネムさん。俺が必ず、リアルに連れ帰ります」
どれだけマトモじゃないと言われても俺は諦めない。ネムさんをリアルに連れてくる。それをもう少しで実現できる。なんでも願いを聞いてくれるんだ。
「そうしたら引っ越さないとかなぁ。狭いしなぁ。この部屋……まだ気が早いか。リアルに連れてこれたらの話だもんな」
少し掃除をして寝るのがさらに遅くなってしまった。
これはもし来た時のためだ。汚い部屋では恥ずかしいからな。
明日が勝負だ。
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