三尺刀使いの仮想現実戦記

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始まり

第二の町アゲラタム

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「着きましたね、いや着いてしまいましたね。」
城壁の前でそう呟く。あの魚から逃げてたらいつの間にか第二の街アゲラタムに着いた。いや、なんで?此処は迷って「此処どこー!」って叫ぶとこどしょ。なんで着くの?というか最初の町イカリソウ然りアゲラタムも花じゃあないですか。アゲラタムの花言葉は信頼と安楽ですか。楽しみです。
「嬢ちゃん、入んなら入る入んないなら入んないどっちだ?」
衛兵だ。これは門兵だろうか?それに声をかけられた。
「入ります。後これギルドカードです。」
「了解だ。ちょっと待ってくれ」
衛兵さんがカードを太陽光に当てると、
「完了だ。ようこそアゲラタムへ」
そう言いながらカードを返してくれた。
「失礼します」
作り笑顔で微笑みながら衛兵さんにそう言うと街へと入っていった。

感想
普通。そこそこ賑わってる街だね。ならもう此処に用はないかな?次の街までの道のりや道中何があるかは聞いたし。
そう思いながらももうこの街を出るのかと言う感じになりながら街を出た。

次の街へ行く途中に洞窟がダンジョンがありそのダンジョンを突破せねば進めないらしくこのダンジョンのボスはハイゴブリン1体
つまりは私が群れをボコったあの雑魚を倒せばクリアという事だ。私にとってはあってないような物だな。ただ気がかりなのは、あの糞(虫)がダンジョンに出てくるという事だ。絶滅しろあの糞共。
「ではいざ、洞窟ダンジョンへ」
洞窟ダンジョンの名はアキノキリンソウ。
菊科の多年草で花言葉は確か、予防、用心、警戒、励ましの四つだったかな?始まりの
ダンジョンにはいい花だね。そう思いながら始まりのダンジョンまでの道のりである街道を突っ走る。
アキノキリンソウの入り口まで来たが、そこの光景を見て少し驚いた。ダンジョンの
入り口前はアキノキリンソウの花畑ができて居た。まあいい。ダンジョン前の宿で今日はログアウトしよう。もう6時だ。
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