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悉くを滅ぼし悉くを破壊する巨龍
始まるは地獄の戦場、現れたるは万尺の巨龍
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機械馬を倒した後私はまた大砲に弾を籠める。地獄を少しでも減らす為に、一発でも多く撃つ為に。されどかの巨龍を見て思った。勝てぬと。そして更に思った。私達は神の怒りに触れたのだと。其れ故にかの悉くを滅ぼし悉くを破壊する巨龍を敵に回してしまった。私の友、私の町、私の国全て滅んだ。嗚呼、再び明日が来るならば二度と神の怒りに触れないと誓う。また、また来るのであればの話では有るが。私は不幸にも生き残ってしまったのだ。私はこの災害を、この大災害を後世に伝える責務がある。四天王がいずる時世界は終焉を迎えるだろう。逃げよ。プライド?恥?全て捨てろ。犬にも劣る畜生に堕ちても良い。生き延びよ、逃げ延びよ。あれに勝る事は不可能だ。古龍人さえも勝てなかったのだから。
龍災害書目(創作)より最終章終焉の時より冒頭
作者
今回からはちゃんと青蓮視点です。
私がそこについた時には我が目を疑った。初めてだったのだ。ヤドカリ、亀、木馬明確な敵意を持った巨大生物は今の所いなかった。
なのにその龍は石垣に体当たりをして居た。
石垣の上を見ると大砲はかなり壊されている様だ。主に留め具が。
バリスタは完全に破壊されているな。その分下に降りてきて戦っている様だ。戦果はあまり無い様だが。
「椛」
「うん。行くよ!」
私と椛は一斉に翔け龍の近くに行く。そして
「大海流」
「木枯流」
「「神伝神技」」
「アナーヒター軟の型」
「鴉天狗刺の型」
「曲ガリクネル大河」
大海流神伝神技曲ガリクネル大河は前方に1コンマ程の差も生み出さない程に素早い刺突を百度撃つ。
「鴉天狗ノ羽」
木枯流神伝神技鴉天狗刺の型鴉天狗ノ羽は前方に一度の素早い突きを繰り出す。目で追うことさえも不可能である。
『なんだぁ!?貴様らわぁ!?』
「喋るのですね」
「会話や和解は無理そうだけどね」
「ええ」
「行くよ椛、全面攻勢だ」
「わかってるわ」
「「四天流風雨!」」
四天流風雨それは四天王の作り出した四天流の合体技である。雨と風の合体技であり上と正面から刺突が無数に繰り出される。
「「らぁぁぁぁ!!!」」
『貴様らぁぁぁぁ!燃え尽きろぉぉぉ!』
龍の口からブレスが吐かれる。温度は大体1000°くらいだろうか?
「まあ、避けられなければ四天王失格だからね」
『その強がりも今のうちじゃぁぁぁ!』
「動きが単調過ぎて分かり易過ぎる。このノロマが!大海流天割!」
本当に単調だ。爆発を伴うチャージブレスに体当たり、そして頭突きなどなどetc。そしてその全てが圧倒的範囲破壊力と避け易さを兼ね備えている。恐らくまだ本気では無いだろうがとても避け易いが倒れている時等には確実に食らってしまうと断言できる範囲がある。そこそこ脅威だ。特に
『うおー!!!』
ドッカーン!
落雷の様な音の鳴るチャージブレスだ。これが最重要注意技だね。今の所。
それ以外は発動まで時間があって避けやすい。化け物達の最後って言いつつもあんまり強く無いね。
「あんまり強く無いね」
龍災害書目(創作)によれば
古龍人達の調べではかの龍アルターリージゲードラッハは本来は比較的温厚な種だ。故にブチ切れなければあまり強く無いが体力が残り95%を切ると怒りの術を使う。これによりアルターリージゲードラッハは怒り(極小)になる。攻撃を受けると一段階上がる。例として怒り(極小)→怒り(特小)だ。怒りの段階はいくつかあり、怒り→激怒→激昂(げっこう)→憤怒(ふんど)→ラースとなり状態は極小→特小→小→並→大→特大→極大となる。つまりはラース(極大)が一番やばいということだ。数値的に言うと攻撃力に25倍補正攻撃速度に2.5倍の補正防御力に5倍の補正が掛かる。順当に行けば残体力55%をきるとなり、その後は目に付くものを全て滅ぼすような怒りようを見せる。
「まあ、ブチギレてからが問題なんでしょどうせ」
「それが一番妥当だよね。激流」
「むしろそうじゃなかったらただの体力馬鹿でしょ」
「いやむしろこの時点でやばいだがー!」
『貴様らに、そろそろお遊びは終わりだって事を、教えてやろう。魔物術「怒りの術!」がぁぁぁ!!!』
「とうとうお出ましですか。形態変化!」
「何か知ってるの?炎」
「こういう所謂ラスボスポジキャラには形態変化はお約束でしょ?」
「なんか、男って馬鹿ね。あっ、激流は別だよ」
「おいちょっと待て!木の葉ぁ!」
「お前らぁ!!!」
「「なっ!?」」
「やるぞ。お相手さんがやりたそうにこっち見てんぞ」
「わーったぁ!」
「楓推して参ります!」
「「楓?」」
「私のこの世界の名前です」
「浄水いざ!」
「「「いざ!」」」
刀物語組総出で攻撃を開始する。
『来やがれ!我の破壊の力の一片を見せてやる!』
「攻撃開始!」
「「「応!」」」
「「神伝神技」」
「大炎流」
「大海流」
「「全テヲ薙グ暴風雨!」」
「恒星!」
「天割!」
恒星の超高速一点集中攻撃に加え天割の破壊の二連撃そして合体神伝神技の全テヲ薙グ暴風雨の面制圧力により巨龍のHPは残り50%をきっていた。しかし、自分達が地獄の門の扉を開いたとは誰も、激流さえも考えていなかった。
作者
とうとう始まりましたとさ一幕最終章。因みに巨龍アルターリージゲードラッハさんの立ち位置は分かりやすく言うとRPGゲームの最初のダンジョンのボスですね。
龍災害書目(創作)より最終章終焉の時より冒頭
作者
今回からはちゃんと青蓮視点です。
私がそこについた時には我が目を疑った。初めてだったのだ。ヤドカリ、亀、木馬明確な敵意を持った巨大生物は今の所いなかった。
なのにその龍は石垣に体当たりをして居た。
石垣の上を見ると大砲はかなり壊されている様だ。主に留め具が。
バリスタは完全に破壊されているな。その分下に降りてきて戦っている様だ。戦果はあまり無い様だが。
「椛」
「うん。行くよ!」
私と椛は一斉に翔け龍の近くに行く。そして
「大海流」
「木枯流」
「「神伝神技」」
「アナーヒター軟の型」
「鴉天狗刺の型」
「曲ガリクネル大河」
大海流神伝神技曲ガリクネル大河は前方に1コンマ程の差も生み出さない程に素早い刺突を百度撃つ。
「鴉天狗ノ羽」
木枯流神伝神技鴉天狗刺の型鴉天狗ノ羽は前方に一度の素早い突きを繰り出す。目で追うことさえも不可能である。
『なんだぁ!?貴様らわぁ!?』
「喋るのですね」
「会話や和解は無理そうだけどね」
「ええ」
「行くよ椛、全面攻勢だ」
「わかってるわ」
「「四天流風雨!」」
四天流風雨それは四天王の作り出した四天流の合体技である。雨と風の合体技であり上と正面から刺突が無数に繰り出される。
「「らぁぁぁぁ!!!」」
『貴様らぁぁぁぁ!燃え尽きろぉぉぉ!』
龍の口からブレスが吐かれる。温度は大体1000°くらいだろうか?
「まあ、避けられなければ四天王失格だからね」
『その強がりも今のうちじゃぁぁぁ!』
「動きが単調過ぎて分かり易過ぎる。このノロマが!大海流天割!」
本当に単調だ。爆発を伴うチャージブレスに体当たり、そして頭突きなどなどetc。そしてその全てが圧倒的範囲破壊力と避け易さを兼ね備えている。恐らくまだ本気では無いだろうがとても避け易いが倒れている時等には確実に食らってしまうと断言できる範囲がある。そこそこ脅威だ。特に
『うおー!!!』
ドッカーン!
落雷の様な音の鳴るチャージブレスだ。これが最重要注意技だね。今の所。
それ以外は発動まで時間があって避けやすい。化け物達の最後って言いつつもあんまり強く無いね。
「あんまり強く無いね」
龍災害書目(創作)によれば
古龍人達の調べではかの龍アルターリージゲードラッハは本来は比較的温厚な種だ。故にブチ切れなければあまり強く無いが体力が残り95%を切ると怒りの術を使う。これによりアルターリージゲードラッハは怒り(極小)になる。攻撃を受けると一段階上がる。例として怒り(極小)→怒り(特小)だ。怒りの段階はいくつかあり、怒り→激怒→激昂(げっこう)→憤怒(ふんど)→ラースとなり状態は極小→特小→小→並→大→特大→極大となる。つまりはラース(極大)が一番やばいということだ。数値的に言うと攻撃力に25倍補正攻撃速度に2.5倍の補正防御力に5倍の補正が掛かる。順当に行けば残体力55%をきるとなり、その後は目に付くものを全て滅ぼすような怒りようを見せる。
「まあ、ブチギレてからが問題なんでしょどうせ」
「それが一番妥当だよね。激流」
「むしろそうじゃなかったらただの体力馬鹿でしょ」
「いやむしろこの時点でやばいだがー!」
『貴様らに、そろそろお遊びは終わりだって事を、教えてやろう。魔物術「怒りの術!」がぁぁぁ!!!』
「とうとうお出ましですか。形態変化!」
「何か知ってるの?炎」
「こういう所謂ラスボスポジキャラには形態変化はお約束でしょ?」
「なんか、男って馬鹿ね。あっ、激流は別だよ」
「おいちょっと待て!木の葉ぁ!」
「お前らぁ!!!」
「「なっ!?」」
「やるぞ。お相手さんがやりたそうにこっち見てんぞ」
「わーったぁ!」
「楓推して参ります!」
「「楓?」」
「私のこの世界の名前です」
「浄水いざ!」
「「「いざ!」」」
刀物語組総出で攻撃を開始する。
『来やがれ!我の破壊の力の一片を見せてやる!』
「攻撃開始!」
「「「応!」」」
「「神伝神技」」
「大炎流」
「大海流」
「「全テヲ薙グ暴風雨!」」
「恒星!」
「天割!」
恒星の超高速一点集中攻撃に加え天割の破壊の二連撃そして合体神伝神技の全テヲ薙グ暴風雨の面制圧力により巨龍のHPは残り50%をきっていた。しかし、自分達が地獄の門の扉を開いたとは誰も、激流さえも考えていなかった。
作者
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