「生きる」〜七日目の決意

吉永吉人

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綺麗な星

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  一時限目の国語の授業でテスト返しがあった、僕は百点だった。みんなから「たくちゃんすごいねー」と言われた。
 僕は生まれて初めてテストで百点満点をとった。とても嬉しくてつい涙が出てしまいました。勉強が苦手だった僕が百点満点を取れると思ってもいませんでした。思ってもないことが起こる、それが人生だと思いました。人生はいろいろあるもんだなと思った。
 体育の授業でサッカーがありました。僕は座って見学していただけだった。みんなに「たくちゃん何でサッカーしないの?」と言われた。「ただ体操服を忘れただけだよ」と言った。僕は体育が出来なくてとても悔しかった。
 昼休みにみんなはサッカーをしていた。友達に「たくちゃんもサッカーしようよ」と言われた。ぼくは思わず、サッカーをやった。とても楽しかった、サッカーがてきてとても幸せだった。しかし、僕はサッカーをしている途中に心臓の発作を起こして倒れた。近くにいた先生が急いで駆けつけてすぐに救急車を呼んでくれた。爺ちゃんは急いで総合病院まで来た。僕はその頃、意識はなかった。爺ちゃんは涙を流しながら「たくや、人生はまだまだこれからなんだぞ」と言って僕の手を握り締めていた。僕はしばらく意識が戻らなかった。夜の九時ぐらいに僕は目を覚ました。目が覚めたら爺ちゃんが僕の手を握り締めていた。「爺ちゃん」て呼ぶと爺ちゃんは驚いた顔をして「た、たくや、意識が戻ったのか」と言った。爺ちゃんは僕の意識がもどったら爺ちゃんの出ていた涙は笑いに変わっていた。爺ちゃんは医者に呼び出された。「たくや君の余命は恐らくあと二日です。」と医者は爺ちゃんに告げた。僕が目を覚まして嬉しくて笑っていた爺ちゃんは泣き始めた。僕の心臓はもう体には追いついて行けないみたいだった。僕はその事は何も知らなかった。
 僕は入院する事になった。学校に行けなくなってしまった。友達にも会えなくなった。友達に病気のことを伝えることができなかった。先生が僕の友達に伝えてくれた。友達はすごく泣いていたみたいだった。僕は一回の遊びでもう少し長く生きられた人生を棒に振ってしまった。
 でも僕は余命があと二日て言う事は、全く知らなかった。
 爺ちゃんは家に帰った。僕は病室で一人になってすごく寂しかった。僕はすごく退屈で、一人で病室からでたらだめだけど病室から出てしまった。すると看護師さんが来て「たくや君部屋から出たらだめだろと言われた。「一人で退屈で寂しかった」と言った。看護師さんは屋上まで連れてってくれた。「空を見てみ、綺麗な星だぞ」と看護師さんは言った。
 空一面に綺麗な星が広がっていた。それを見て僕はとても感動した。今までこんな星は見た事なかった。僕はとても幸せだった。
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