50 / 53
5章~豪華客船爆破テロ事件~
豪華客船爆破テロ事件⑦
しおりを挟む
晴れの日が続いていたが、その日は違っていた。
モタロー探偵事務所の窓から見下ろす街路樹。綿飴のような白い塊を上に乗せている。しんしんと降り注ぐ雪は地面に落ちては溶けていく。建物に隠れた場所だけ雪がほんの少し積まれていた。
何度も繰り返して辿り着いた未来。まだ経験のしていない人生の旅路である。
細く引かれた線の上をただ進むだけという人生。立ち止まったとしても、コンベアの上にいるかのように進んでいく。そこに何かしらの干渉が入ってくるが、それが線の行先を変えたり、線から落としたりする。ルインは一度落ちたが、不思議な力により舞い戻ってきた。この先は当たり前のまだ見ぬ景色。
そんな中へと舞い戻った喜びなどは感じられていなかった。
ただ、窓の外の景色を無気力で見ていく。
「まだ悩んでいるのかい。君のせいじゃなかろうに。」
壁に掛けられたテレビには愛知県で起きた船の爆発について報じられていた。『六人死亡、十六人行方不明』というテロップがある。行方不明というのは、爆発によって身すら消滅したためだと考えられる。つまり、合計で二十二名が亡くなったと考えて良かった。
その二十二という数字は、ルインが過去の改変に失敗した数でもあった。
「もっと失敗せずに過去を変えられたら、もっと救えた命が沢山あったんじゃないかと……思うんです。」相変わらず外の眺めを見ていた。
「優しいねぇ。それでいて完璧主義だ。だけど、そんなんじゃ身が持たないよ。大事なのは前を向くことさ。後ろ向きになってちゃ、前へと進めないよ。」
彼の優しい言葉が手を差し伸べる。しかし、心のどこかにある後ろめたさが、それを拒否する。
「頭ではわかっていますが、どうしても思ってしまうんです。もっと救えてたら、って。」
「それじゃあ、救うのを邪魔したプレイヤーXを恨むのかい?」
「いいえ。彼は彼なりの理由で邪魔をしていました。彼を責める気にはなれません。」
降り注ぐ雪が重くどんよりとした空気を運んでいた。
「自責の念に取り憑かれてしまったみたいだねぇ。どうしたものか。」
会話はそこで途切れた。
彼はそこから退出して行った、と思いきや数分後に戻ってきた。
惰性で仕事に打ち込んでいく。心の中にある僅かな理性が手を動かしていく。だが、心の大半を占める後悔の念が宙に浮いている。
手付かずになることはなかったが、身に付いているとは思えない。
ただ時間だけが過ぎていく。
事務所に誰かが来たみたいだ。来客だろう。
「おっ、来たね。ルイン君。行こうか。」
アンティーク調の家具が並び、掘り出し物や小道具で埋め尽くされている来客用の部屋。そこに鬼怒川警部がどっしりと腰を下ろした。彼は大きな紙袋を持ってきていた。紙袋が机に置かれている。
「テロリストの逮捕祝いだ。置いとくぞ。」
袋から取り出された四角い箱。その箱にはホールケーキが入っていると伝えられた。それを冷蔵庫へと入れる。
「警部殿の働きかけのお陰だよ。理由が理由だから、結構苦労したんじゃないかい?」
「まあな、予知なんてもの、中々信じてくれなかったから大変だったからな。それでも知り合いの爆発物処理班にいた奴が準備ぐらいしてやろうって動いてくれたからな。まあ、今回の件で殉職されたのが悔やまれるがな。」
それを聞いて、思わず俯いてしまう。
その様子を見た彼が「おいおい、こりゃあお前さんにゃ関係ねぇことだろ。気にすんな」と伝えた。
しかし「いえ、もし僕が改変を失敗しなければ――」と零れた。それに被せるように「自惚れ過ぎた。自惚れんじゃねぇぞ」と上書きされた。
袋から出される新聞紙。それが机の上に広げられる。さらに、紙袋からガラスビンが出された。ビンの中には、ラメみたいなカラフルな砂が入っていた。砂以外にも小石みたいな大きさのものも混じっている。
「これは俺が警部に昇進した時に、部下への教育のための説明だ。お前みたいに救えた命を救えないで自分を責めてしまう奴はいるんだ。そこで考えた説明だ。今じゃ、俺の十八番だがな。」
ビンの蓋を回して外した。
それを高く上へと掲げる。
「今からこの砂を零していく。これを人間の生命だと思え。新聞紙に落ちた砂利共が死んだ人間だと思え。分かったら手のひらを出すんだな。」
さらさら、とビンから落ちていく鮮やかな砂。
両手の手のひらをくっつけた中に砂が溜まって行くが、指の隙間から砂が零れている。
ビンの半分ぐらいが注がれた。
「じゃあ、今度はもう一つ追加だ。」
紙袋から同じ砂の入ったビンが取り出された。蓋を開けて、両手でそれぞれのビンを掲げた。意地悪にもその位置は離れている。
警部はビンを傾けた。
零れていく砂。ルインは右手と左手で各々の砂をキャッチしようと手のひらに窪みを付けて受け皿にするが、無様にも砂は零れたいった。
ビンの砂がほとんど無くなった。
手のひらにはある程度の砂がある。しかし、新聞紙にも砂が落ちていた。
「本当なら不意をついたりもするんだ。それに今回は新聞紙を引いたが、実際は床にぶちまける。事件はいつ起きるか分からねぇし、集中してりゃ受け取れるかも知れねぇが、ずっと気張って過ごすことは出来ねぇ。ってことを教えるためだな。ただ、お前さんは警察官じゃねぇからしねぇけどな。」
ビンが新聞紙の上に置かれた。
古風な空間に新聞紙の上で何色にも輝く砂が違和感を放っていた。
「で、だ。砂を全部受け止めきれなかっただろ? それが現実なんだ。人間一人で出来ることには限度ってもんがあるんだよ。零れるもんは零れるんだ。救える命ってのはそれが精一杯の成果なんだ。」
手のひらに残る砂を眺めていく。
「お前さんは頑張って頑張って砂を受け止めようとした。それだけで充分なんだ。もしそれが無けりゃ、もっと多くの奴が死んじまってるからな。」
砂をビン戻していく。新聞紙を真ん中で折って、砂をかき集めてはビンに入れる。そして、入れ終えたビンや新聞紙が紙袋の中に戻された。
「砂が零れないようにするには何が必要か分かるか?」
突然、問われる問いに頭を巡らせる。
誰かと協力する。しかし、それで全ての砂を受け止められるだろうか。そんなことを考えている内にタイムアップとなった。
「答えは、そもそもビンから砂を零さないことだ。現実で言い換えるなら、事件が起きないようにするんだ。分かるか、これはお前さんらの仕事じゃねぇ。我々、警察官のすることなんだよ。厳しく取り締まったり、地域に働きかけをして事件を未遂にさせる。何が言いてぇかと言うと、お前さんがクヨクヨ悩む必要なんてねぇってこった。」
紙袋が床に降ろされた。
立っていた警部が椅子にずかっと座った。
「今回に関しては、お前ら二人がビンから砂を零さないようにする行為をしてんだよ。だから、誇りに思いな。」
「すみません。身に覚えがありません。」
「お前らが予知してこの件を伝えた。そして、観覧車にいることを教えてくれた。お陰様で我々は爆弾の起動システムを持っていた嘴平亥と観覧車を操作していた亀有グループの社長の次男、亀有諒鶇の逮捕に至れたんだ。」
彼は少し過去を振り返りながら話していく。
「特に嘴平亥という男は危険な男だった。逮捕の瞬間、そいつは『人生一最高の大爆発を見れてない』と抵抗をしていた。しかし、パトカーに連行する合間に大爆発が起きたんだ。それを見てそいつは『素晴らしい爆発だ。爆発は最高の芸術だ』と感動していたよ。その後はすんなりと従っていったが、それが如何に狂っていたことか。」
まさにマッドサイエンティストという感じだ。
彼の笑顔の姿が想像されていく。
「もし嘴平亥を、みすみす見逃していたら、また爆発テロが引き起こされ、さらなる被害が生まれるのは必須。分かるだろ、お前らが凶悪犯のさらなる犯行を食い止めたんだよ。」
彼の言葉はすっと入ったが、それが受け入れられる訳ではなかった。しかし、心のどこかに靄を抱えながらも、少しだけ前身した。
警部は野暮用だった、と帰宅を始める。
帰り際にこんな情報を残した。「そういやなんだが、今回捕まえた奴らは全員、存在してるはずだけど存在しない人間から指示を受けたと言っていた。嘴平亥に関しては、爆弾を爆発させる機会を用意してやる、と話していたらしい。」
「存在してるはずだけど、存在していない人間ねぇ。」
「ああ。嘘とは思えないんだよな。それに、伊勢神宮の件もある。これに関してはお前らの《未来予知》だの《過去を改変する》だの、そんな奇妙な魔法みたいなもんが絡んでいる気がするんだ。また、お前らの力が必要になるかも知れねぇから、その時は頼んだ。」
警部は扉を開いて外へと出た。
寒い風が部屋に侵入してくる。
「さあ、ルインくん。前へと進めそうかい?」
その言葉を聞いても、返答には躊躇う気持ちがあった。
「頭では理解しました。ですが、やはり悔やんでしまう自分がいるんです。」
「簡単には切り替えられないよねぇ。では、明日、金城ふ頭に手を合わせに行こうか。」
彼なりの優しさが滲み溢れ出ている。
「ありがとうございます」と返答した。
モタロー探偵事務所の窓から見下ろす街路樹。綿飴のような白い塊を上に乗せている。しんしんと降り注ぐ雪は地面に落ちては溶けていく。建物に隠れた場所だけ雪がほんの少し積まれていた。
何度も繰り返して辿り着いた未来。まだ経験のしていない人生の旅路である。
細く引かれた線の上をただ進むだけという人生。立ち止まったとしても、コンベアの上にいるかのように進んでいく。そこに何かしらの干渉が入ってくるが、それが線の行先を変えたり、線から落としたりする。ルインは一度落ちたが、不思議な力により舞い戻ってきた。この先は当たり前のまだ見ぬ景色。
そんな中へと舞い戻った喜びなどは感じられていなかった。
ただ、窓の外の景色を無気力で見ていく。
「まだ悩んでいるのかい。君のせいじゃなかろうに。」
壁に掛けられたテレビには愛知県で起きた船の爆発について報じられていた。『六人死亡、十六人行方不明』というテロップがある。行方不明というのは、爆発によって身すら消滅したためだと考えられる。つまり、合計で二十二名が亡くなったと考えて良かった。
その二十二という数字は、ルインが過去の改変に失敗した数でもあった。
「もっと失敗せずに過去を変えられたら、もっと救えた命が沢山あったんじゃないかと……思うんです。」相変わらず外の眺めを見ていた。
「優しいねぇ。それでいて完璧主義だ。だけど、そんなんじゃ身が持たないよ。大事なのは前を向くことさ。後ろ向きになってちゃ、前へと進めないよ。」
彼の優しい言葉が手を差し伸べる。しかし、心のどこかにある後ろめたさが、それを拒否する。
「頭ではわかっていますが、どうしても思ってしまうんです。もっと救えてたら、って。」
「それじゃあ、救うのを邪魔したプレイヤーXを恨むのかい?」
「いいえ。彼は彼なりの理由で邪魔をしていました。彼を責める気にはなれません。」
降り注ぐ雪が重くどんよりとした空気を運んでいた。
「自責の念に取り憑かれてしまったみたいだねぇ。どうしたものか。」
会話はそこで途切れた。
彼はそこから退出して行った、と思いきや数分後に戻ってきた。
惰性で仕事に打ち込んでいく。心の中にある僅かな理性が手を動かしていく。だが、心の大半を占める後悔の念が宙に浮いている。
手付かずになることはなかったが、身に付いているとは思えない。
ただ時間だけが過ぎていく。
事務所に誰かが来たみたいだ。来客だろう。
「おっ、来たね。ルイン君。行こうか。」
アンティーク調の家具が並び、掘り出し物や小道具で埋め尽くされている来客用の部屋。そこに鬼怒川警部がどっしりと腰を下ろした。彼は大きな紙袋を持ってきていた。紙袋が机に置かれている。
「テロリストの逮捕祝いだ。置いとくぞ。」
袋から取り出された四角い箱。その箱にはホールケーキが入っていると伝えられた。それを冷蔵庫へと入れる。
「警部殿の働きかけのお陰だよ。理由が理由だから、結構苦労したんじゃないかい?」
「まあな、予知なんてもの、中々信じてくれなかったから大変だったからな。それでも知り合いの爆発物処理班にいた奴が準備ぐらいしてやろうって動いてくれたからな。まあ、今回の件で殉職されたのが悔やまれるがな。」
それを聞いて、思わず俯いてしまう。
その様子を見た彼が「おいおい、こりゃあお前さんにゃ関係ねぇことだろ。気にすんな」と伝えた。
しかし「いえ、もし僕が改変を失敗しなければ――」と零れた。それに被せるように「自惚れ過ぎた。自惚れんじゃねぇぞ」と上書きされた。
袋から出される新聞紙。それが机の上に広げられる。さらに、紙袋からガラスビンが出された。ビンの中には、ラメみたいなカラフルな砂が入っていた。砂以外にも小石みたいな大きさのものも混じっている。
「これは俺が警部に昇進した時に、部下への教育のための説明だ。お前みたいに救えた命を救えないで自分を責めてしまう奴はいるんだ。そこで考えた説明だ。今じゃ、俺の十八番だがな。」
ビンの蓋を回して外した。
それを高く上へと掲げる。
「今からこの砂を零していく。これを人間の生命だと思え。新聞紙に落ちた砂利共が死んだ人間だと思え。分かったら手のひらを出すんだな。」
さらさら、とビンから落ちていく鮮やかな砂。
両手の手のひらをくっつけた中に砂が溜まって行くが、指の隙間から砂が零れている。
ビンの半分ぐらいが注がれた。
「じゃあ、今度はもう一つ追加だ。」
紙袋から同じ砂の入ったビンが取り出された。蓋を開けて、両手でそれぞれのビンを掲げた。意地悪にもその位置は離れている。
警部はビンを傾けた。
零れていく砂。ルインは右手と左手で各々の砂をキャッチしようと手のひらに窪みを付けて受け皿にするが、無様にも砂は零れたいった。
ビンの砂がほとんど無くなった。
手のひらにはある程度の砂がある。しかし、新聞紙にも砂が落ちていた。
「本当なら不意をついたりもするんだ。それに今回は新聞紙を引いたが、実際は床にぶちまける。事件はいつ起きるか分からねぇし、集中してりゃ受け取れるかも知れねぇが、ずっと気張って過ごすことは出来ねぇ。ってことを教えるためだな。ただ、お前さんは警察官じゃねぇからしねぇけどな。」
ビンが新聞紙の上に置かれた。
古風な空間に新聞紙の上で何色にも輝く砂が違和感を放っていた。
「で、だ。砂を全部受け止めきれなかっただろ? それが現実なんだ。人間一人で出来ることには限度ってもんがあるんだよ。零れるもんは零れるんだ。救える命ってのはそれが精一杯の成果なんだ。」
手のひらに残る砂を眺めていく。
「お前さんは頑張って頑張って砂を受け止めようとした。それだけで充分なんだ。もしそれが無けりゃ、もっと多くの奴が死んじまってるからな。」
砂をビン戻していく。新聞紙を真ん中で折って、砂をかき集めてはビンに入れる。そして、入れ終えたビンや新聞紙が紙袋の中に戻された。
「砂が零れないようにするには何が必要か分かるか?」
突然、問われる問いに頭を巡らせる。
誰かと協力する。しかし、それで全ての砂を受け止められるだろうか。そんなことを考えている内にタイムアップとなった。
「答えは、そもそもビンから砂を零さないことだ。現実で言い換えるなら、事件が起きないようにするんだ。分かるか、これはお前さんらの仕事じゃねぇ。我々、警察官のすることなんだよ。厳しく取り締まったり、地域に働きかけをして事件を未遂にさせる。何が言いてぇかと言うと、お前さんがクヨクヨ悩む必要なんてねぇってこった。」
紙袋が床に降ろされた。
立っていた警部が椅子にずかっと座った。
「今回に関しては、お前ら二人がビンから砂を零さないようにする行為をしてんだよ。だから、誇りに思いな。」
「すみません。身に覚えがありません。」
「お前らが予知してこの件を伝えた。そして、観覧車にいることを教えてくれた。お陰様で我々は爆弾の起動システムを持っていた嘴平亥と観覧車を操作していた亀有グループの社長の次男、亀有諒鶇の逮捕に至れたんだ。」
彼は少し過去を振り返りながら話していく。
「特に嘴平亥という男は危険な男だった。逮捕の瞬間、そいつは『人生一最高の大爆発を見れてない』と抵抗をしていた。しかし、パトカーに連行する合間に大爆発が起きたんだ。それを見てそいつは『素晴らしい爆発だ。爆発は最高の芸術だ』と感動していたよ。その後はすんなりと従っていったが、それが如何に狂っていたことか。」
まさにマッドサイエンティストという感じだ。
彼の笑顔の姿が想像されていく。
「もし嘴平亥を、みすみす見逃していたら、また爆発テロが引き起こされ、さらなる被害が生まれるのは必須。分かるだろ、お前らが凶悪犯のさらなる犯行を食い止めたんだよ。」
彼の言葉はすっと入ったが、それが受け入れられる訳ではなかった。しかし、心のどこかに靄を抱えながらも、少しだけ前身した。
警部は野暮用だった、と帰宅を始める。
帰り際にこんな情報を残した。「そういやなんだが、今回捕まえた奴らは全員、存在してるはずだけど存在しない人間から指示を受けたと言っていた。嘴平亥に関しては、爆弾を爆発させる機会を用意してやる、と話していたらしい。」
「存在してるはずだけど、存在していない人間ねぇ。」
「ああ。嘘とは思えないんだよな。それに、伊勢神宮の件もある。これに関してはお前らの《未来予知》だの《過去を改変する》だの、そんな奇妙な魔法みたいなもんが絡んでいる気がするんだ。また、お前らの力が必要になるかも知れねぇから、その時は頼んだ。」
警部は扉を開いて外へと出た。
寒い風が部屋に侵入してくる。
「さあ、ルインくん。前へと進めそうかい?」
その言葉を聞いても、返答には躊躇う気持ちがあった。
「頭では理解しました。ですが、やはり悔やんでしまう自分がいるんです。」
「簡単には切り替えられないよねぇ。では、明日、金城ふ頭に手を合わせに行こうか。」
彼なりの優しさが滲み溢れ出ている。
「ありがとうございます」と返答した。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる