貴方の側にずっと

麻実

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満ちる

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さいわいロビーでの出来事は、
哲也が記帳に手間取っていて従業員が側に居なかった為、絹子達に注目する者はいなかった。

オーシャンビューの客室には露天風呂が付いている。絹子も孝介も一緒に入ろうと言えなくて、かわるがわる入浴する。
個室の食事処で料理と会話を楽しんで
部屋に戻ると
既に蒲団が敷かれていた。

あっと思う間もなく唇を奪われる。

「絹子さん」
「絹子と呼んで」
「絹子、好きだよ」

絹子は何も言えずしがみつく。
孝介の唇と細くて長い指に融かされていく。熱くなった身体が孝介を受け入れると、絹子の内で更に深く、深く絹子を求めていく。
潮騒の音が聴こえるのは気のせいだろうか…。
何度も名前を呼んだ気がする。

孝介は絹子の身体と同時に心も満たしていく・・。


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