ちょうどいい私は、無理めの宮久土先輩のくるぶしをかじりたい

KUMANOMORI(くまのもり)

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宮久土先輩の生態

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「結婚するまで?そ、それはつまり?」
「そう、結婚するまでは初めてを護りきるって誓ってるから。大丈夫」
 宮久土先輩は爽やかに断言する。

「ま、護れますか?」

 兄をはじめとして経験したことをマウントをとる人はいても、護りきるって言っている人は初めて見た。
「危ないことはあったけど、今のところ護れてるよ」
 のほほんと言う宮久土先輩は、やっぱり少し変わっていると思う。

「だから、安心してオレと一緒にご飯食べてよ」
 首をかしげてこちらをうかがう。相変わらず感情の波は見えにくいけれど、言葉はとてもストレートな人だ。

「私でよければ」
 宮久土先輩は少し変わっているけれど、いい人だと思う。 

「でも。あの、その初めてっていうのは。その」
 どこからどこまでのことですか?

「気になる?」
 宮久土先輩がその瞬間、少し悪戯っぽい顔をした。

「恥ずかしいから。ダメです、そういう話」
「うん」

 宮久土先輩はどんな人と結ばれるんだろう?それにしても、結婚なんて随分先のことを掲げているんだな、と思った。
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