ちょうどいい私は、無理めの宮久土先輩のくるぶしをかじりたい

KUMANOMORI(くまのもり)

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宣戦布告

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「ん?」
「オレが好きになるのにちょうどいいって意味。芦野のこと気になってた。だから、話すきっかけが欲しかったんだよ」
 反鳥は恥ずかしそうに、唇を噛みしめた。
 今日二つ目の衝撃だ。訂正して来た内容の爆発力がとんでもない。

「そ、反鳥……趣味悪いね」
 辛うじて出た言葉は、結局自虐だった。

「だから、前のあれも。オレからすればてきとーじゃないんだよ」
 そう締めくくられてしまって、私の脳内は混乱する。反鳥はとんとんと手で肩を叩いてきて、
「まだ告ってないんだから、断んなよ」
 と念を押された。

 なにそのキープの仕方、と思う。
 私にとっては二度目の衝撃が走った出来事だ。

 ――――反鳥が私のことを好き?

 ―――お姉ちゃん推しじゃなかったの?
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