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一章 ラストワン
1-06 アイ・トリガー
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スタートボタンを押すと目の前に横一線のラインが降りてきた。おそらくこれが例の網膜認証ってやつだろう。次にテキストばかりの簡単な説明画面が表示される。
「なに、まさか読んでるのコレ?」
小金沢の言いたいことは分かってる。俺だってこんな説明、普通ならすっ飛ばしてる。
「だからゲームは相当久しぶりなんだって。さすがにこれくらい読んどいた方がいいだろ」
そのテキストと並行して音声アナウンスが流れた。
『基本操作はPOSOをコントローラーとして行います。加えてファーワールドでは、次の操作でもアクションが行えます』
『アイ・トリガー。片目を閉じた状態でもう片方の目を閉じるとトリガーになります。閉じていた目を開くとキャンセルになります』
『アイ・ムーブ。片目を閉じた状態でもう片方の目を上下左右すると方向キーになります。閉じていた目を開くとキャンセルになります』
『※まばたき程度の軽い開閉は無視されますので、操作を実行する際はしっかりと目を閉じてください』
ほうほう、目でも一部の操作ができるのか。一体どんな操作感なんだろうな。
次にキャラクタークリエイト画面に移った。中央に名前の入力欄が現れ、画面下にはソフトキーボードが表示されている。早速試しに右目を閉じてみた。すると画面に新しいマーカーが現れた。これは左目の動きをそのまま追っているようだ。よしよし、マーカーをキーボードの“タ”の位置に合わせるようにして、左目も閉じる。
『ピン』っと小さい音が鳴った。入力欄には“タ”の文字が入ってる。おおー、ちょっと感動。これは慣れると結構早くいけるぞ。続けて入力を済ませる。主人公の名前は《タナーカー》っと。
「うわっ、センスなさ過ぎ」
「うるせ」
その後に続く細かい設定はサクっと済ませる。とりあえず名前さえ決まれば後はどうでもいい。
「ええっ、デフォ顔4? しかも道化師!?」
「いいーんだよ」
アイ・トリガーだっけ? これは慣れるとクセになるな。どんどんOKして一気にログインだ。
画面が暗転し、下から上へ光が流れだすと、まるで空間転移しているような感覚になった。明かりの束が広がりきると一気に視界が開けた。
「うおおー! すっげー!!」
外だ外! 目の前には広大な大地とでもいうべき平原が広がっている。凄い感覚だ。このバイザーは人間の視野角をリアルに再現してるってのがウリだったな。まさにその通りだ。後ろを振り向……あれ?
「ばーか、首を動かしても視点は変わらないわよ」
「わ、分かってるよ」
あまりにリアルで普通に後ろを向いてしまった。そこはゲームなので制約はつきものだ。コントローラーを使っても良かったが、折角なので右目を閉じる。そして左目を動かすと……
「おおー、振り向いた! 街だ! でっけぇ、なんだこの迫力!」
古代遺跡のような情景の中に、多くの人が行きかい活気に満ちている。現実ではありえない光景、まさに別世界だ。ちょっとゲームから離れてる間にこんなにも進化を遂げていたとは。
「ほら、さっさと装備整えよう。とりあえず中央のギャップフロントに行って」
ギャップフロント? 確か宮原と白銀の会話でもそんなワードが出てたよな。
「なあ、それって何のことだ?」
「ああーそっか、本当に何も知らないのね。ギャップフロントっていうのは、いわゆる商業施設エリアのことよ。そこへ行けば一通り何でも揃うから」
的確な説明に納得しつつ、一方で腑に落ちない点があった。
「……なあ」
「何?」
「なんで小金沢はこのゲームの内容知ってるんだ?」
「っるっさいわね! 兄貴に勧められて一度だけプレイしたことがあるのよ! まあ、それが私と兄貴の決別の瞬間でもあったけどね」
うわ、少しだけ小金沢の兄貴に同情したくなった。クラスのオタクどもとは比較にならないほど虫けら扱いされてそうだ。まあそれは置いといて、装備が大事なのは分かってるけど、まずは外に出たい。
俺は再び平原に向き直って前進した。
「え? ちょっと、まだ何も買ってないじゃない」
「いーからいーから。おっ、あれが敵だな」
街を出てすぐのところにヒヨコに似たモンスターがいた。人間の腰あたりの大きさだから現実だったらとんでもない巨大ヒヨコだ。まあ、こういうゲーム的なフィールドで遭遇すると、いかにも弱そうに見えるから不思議だ。
武器とかアイテムはよく分からないし、とりあえず肉弾戦だ! 戦闘のところは本でも少し読み込んである。コントローラーで敵に接近しながらアイ・ムーブでウィークポイントをロック、そしてアイ・トリガーで攻撃!
「ピギィ!」
タナーカーの右ストレートがヒットした。ダメージ3って、少な! 素手だとその程度なのか。今度はヒヨコがくちばしで反撃してきた。よけるか? いや、アイ・ムーブ、ロック、トリガー! 再び右ストレートが炸裂する。
「お、何これ? ロープレみたいに攻守交代ってわけじゃないのか」
「そ、アクション性重視だから連続技も決められるわ。でも魔法みたいに撃たれるとほぼ100%命中するものもあるから、それぞれに合った戦闘スタイルが重要なの。田中君のキャラは《道化師》だからヒットアンドウェイタイプかな」
しまった、そういや本に書いてあった気もする。ジョブはもう少し考えるべきだった。まあ、いっか、本格的にやるわけじゃない。
「よし、次いくぞ次!」
「だーかーら! 装備を揃えなさいよ!」
その後も敵を順調に倒していくと、次第に小金沢も「よし!」とか言ってくれるようになった。
「つーか、このゲーム面白いな」
とにかくアクション性が強いのがいい。でもこの操作感、どこかで……?
「うまいね田中君」
「だから昔は結構やったんだって、格ゲーだけど」
「何それ、初耳。ゲーム持ってないんでしょ?」
「そ、俺、ゲーセン派だったから。中学までだけど」
「うぇ、中坊でゲーセンって、少しやんちゃ風なガキがたむろしてるアレ?」
身も蓋も無い指摘にただただ頷き返す。
「ダッサ」
「わ、悪かったな」
「でもまあオタクよりは千倍マシだけど」
千倍って、アイツらどんだけ虫けらなんだ。
結局一度も装備を買わずにレベル5になったので、一旦ログアウトする。
「なあ、これ確か二人プレイもできるんだよな?」
「もう一つバイザーがあればね。でもなんで?」
「小金沢も一緒にやらないか? バイザーならそこにあるし」
床に転がってる黒いバイザーを指差す。
「嫌よ私、ゲームなんて! しかもそんな汚いバイザーかぶりたくないし!」
あー、そっちは兄貴のか。そんでこっちのバイザーは小金沢が前にプレイした時のか。だったら俺が兄貴のバイザー使えばいい気がするけど、きっとそれじゃダメなんだろうな。なんか兄貴が不憫になってきた。
「バイザーは俺が新しいの買うから、それを使えば問題ないだろ。それに、別にゲームをしようって言ってるわけじゃない」
「どういうこと?」
「例の登校拒否の件、あの謎はたぶんこのゲームの中にあるんだ」
「まさか?」
小金沢の顔は全然信じてる様子ではなかったが、全くバカにしている風でもなかった。
「言ったろ、俺こういう謎とかって興味あるんだよ。ちょっとワクワクしてこないか?」
「なにそれ、ガキっぽい。やんちゃ抜けてないじゃん」
笑ってるけど否定じゃない。ちょっとくらいは関心があるんだ。俺は手を合わせて右目を閉じた。
「頼むっ! こっから先、調べるには小金沢に頼るしかないんだ」
「ぷっ、片目ぇー、それアイ・トリガー? あっははは」
つい、さっきまでのクセが出てしまった。小金沢はツボにはまったらしく、めっちゃ笑ってる。
「ははっ、いいよ。やろう二人で。でも、兄貴が旅行から戻ってくるまであと四日しかないからね」
あと四日……宮原の件はとりあえず緊急事態じゃなかったにしても悠長なことは言ってられない。
「さんきゅー小金沢! そうと決まれば早速バイザー買いに行こうぜ」
「ええっ、ちょっと待って、今から?」
いきなりで戸惑ってる小金沢の手を、俺は強引に引っぱった。
「なに、まさか読んでるのコレ?」
小金沢の言いたいことは分かってる。俺だってこんな説明、普通ならすっ飛ばしてる。
「だからゲームは相当久しぶりなんだって。さすがにこれくらい読んどいた方がいいだろ」
そのテキストと並行して音声アナウンスが流れた。
『基本操作はPOSOをコントローラーとして行います。加えてファーワールドでは、次の操作でもアクションが行えます』
『アイ・トリガー。片目を閉じた状態でもう片方の目を閉じるとトリガーになります。閉じていた目を開くとキャンセルになります』
『アイ・ムーブ。片目を閉じた状態でもう片方の目を上下左右すると方向キーになります。閉じていた目を開くとキャンセルになります』
『※まばたき程度の軽い開閉は無視されますので、操作を実行する際はしっかりと目を閉じてください』
ほうほう、目でも一部の操作ができるのか。一体どんな操作感なんだろうな。
次にキャラクタークリエイト画面に移った。中央に名前の入力欄が現れ、画面下にはソフトキーボードが表示されている。早速試しに右目を閉じてみた。すると画面に新しいマーカーが現れた。これは左目の動きをそのまま追っているようだ。よしよし、マーカーをキーボードの“タ”の位置に合わせるようにして、左目も閉じる。
『ピン』っと小さい音が鳴った。入力欄には“タ”の文字が入ってる。おおー、ちょっと感動。これは慣れると結構早くいけるぞ。続けて入力を済ませる。主人公の名前は《タナーカー》っと。
「うわっ、センスなさ過ぎ」
「うるせ」
その後に続く細かい設定はサクっと済ませる。とりあえず名前さえ決まれば後はどうでもいい。
「ええっ、デフォ顔4? しかも道化師!?」
「いいーんだよ」
アイ・トリガーだっけ? これは慣れるとクセになるな。どんどんOKして一気にログインだ。
画面が暗転し、下から上へ光が流れだすと、まるで空間転移しているような感覚になった。明かりの束が広がりきると一気に視界が開けた。
「うおおー! すっげー!!」
外だ外! 目の前には広大な大地とでもいうべき平原が広がっている。凄い感覚だ。このバイザーは人間の視野角をリアルに再現してるってのがウリだったな。まさにその通りだ。後ろを振り向……あれ?
「ばーか、首を動かしても視点は変わらないわよ」
「わ、分かってるよ」
あまりにリアルで普通に後ろを向いてしまった。そこはゲームなので制約はつきものだ。コントローラーを使っても良かったが、折角なので右目を閉じる。そして左目を動かすと……
「おおー、振り向いた! 街だ! でっけぇ、なんだこの迫力!」
古代遺跡のような情景の中に、多くの人が行きかい活気に満ちている。現実ではありえない光景、まさに別世界だ。ちょっとゲームから離れてる間にこんなにも進化を遂げていたとは。
「ほら、さっさと装備整えよう。とりあえず中央のギャップフロントに行って」
ギャップフロント? 確か宮原と白銀の会話でもそんなワードが出てたよな。
「なあ、それって何のことだ?」
「ああーそっか、本当に何も知らないのね。ギャップフロントっていうのは、いわゆる商業施設エリアのことよ。そこへ行けば一通り何でも揃うから」
的確な説明に納得しつつ、一方で腑に落ちない点があった。
「……なあ」
「何?」
「なんで小金沢はこのゲームの内容知ってるんだ?」
「っるっさいわね! 兄貴に勧められて一度だけプレイしたことがあるのよ! まあ、それが私と兄貴の決別の瞬間でもあったけどね」
うわ、少しだけ小金沢の兄貴に同情したくなった。クラスのオタクどもとは比較にならないほど虫けら扱いされてそうだ。まあそれは置いといて、装備が大事なのは分かってるけど、まずは外に出たい。
俺は再び平原に向き直って前進した。
「え? ちょっと、まだ何も買ってないじゃない」
「いーからいーから。おっ、あれが敵だな」
街を出てすぐのところにヒヨコに似たモンスターがいた。人間の腰あたりの大きさだから現実だったらとんでもない巨大ヒヨコだ。まあ、こういうゲーム的なフィールドで遭遇すると、いかにも弱そうに見えるから不思議だ。
武器とかアイテムはよく分からないし、とりあえず肉弾戦だ! 戦闘のところは本でも少し読み込んである。コントローラーで敵に接近しながらアイ・ムーブでウィークポイントをロック、そしてアイ・トリガーで攻撃!
「ピギィ!」
タナーカーの右ストレートがヒットした。ダメージ3って、少な! 素手だとその程度なのか。今度はヒヨコがくちばしで反撃してきた。よけるか? いや、アイ・ムーブ、ロック、トリガー! 再び右ストレートが炸裂する。
「お、何これ? ロープレみたいに攻守交代ってわけじゃないのか」
「そ、アクション性重視だから連続技も決められるわ。でも魔法みたいに撃たれるとほぼ100%命中するものもあるから、それぞれに合った戦闘スタイルが重要なの。田中君のキャラは《道化師》だからヒットアンドウェイタイプかな」
しまった、そういや本に書いてあった気もする。ジョブはもう少し考えるべきだった。まあ、いっか、本格的にやるわけじゃない。
「よし、次いくぞ次!」
「だーかーら! 装備を揃えなさいよ!」
その後も敵を順調に倒していくと、次第に小金沢も「よし!」とか言ってくれるようになった。
「つーか、このゲーム面白いな」
とにかくアクション性が強いのがいい。でもこの操作感、どこかで……?
「うまいね田中君」
「だから昔は結構やったんだって、格ゲーだけど」
「何それ、初耳。ゲーム持ってないんでしょ?」
「そ、俺、ゲーセン派だったから。中学までだけど」
「うぇ、中坊でゲーセンって、少しやんちゃ風なガキがたむろしてるアレ?」
身も蓋も無い指摘にただただ頷き返す。
「ダッサ」
「わ、悪かったな」
「でもまあオタクよりは千倍マシだけど」
千倍って、アイツらどんだけ虫けらなんだ。
結局一度も装備を買わずにレベル5になったので、一旦ログアウトする。
「なあ、これ確か二人プレイもできるんだよな?」
「もう一つバイザーがあればね。でもなんで?」
「小金沢も一緒にやらないか? バイザーならそこにあるし」
床に転がってる黒いバイザーを指差す。
「嫌よ私、ゲームなんて! しかもそんな汚いバイザーかぶりたくないし!」
あー、そっちは兄貴のか。そんでこっちのバイザーは小金沢が前にプレイした時のか。だったら俺が兄貴のバイザー使えばいい気がするけど、きっとそれじゃダメなんだろうな。なんか兄貴が不憫になってきた。
「バイザーは俺が新しいの買うから、それを使えば問題ないだろ。それに、別にゲームをしようって言ってるわけじゃない」
「どういうこと?」
「例の登校拒否の件、あの謎はたぶんこのゲームの中にあるんだ」
「まさか?」
小金沢の顔は全然信じてる様子ではなかったが、全くバカにしている風でもなかった。
「言ったろ、俺こういう謎とかって興味あるんだよ。ちょっとワクワクしてこないか?」
「なにそれ、ガキっぽい。やんちゃ抜けてないじゃん」
笑ってるけど否定じゃない。ちょっとくらいは関心があるんだ。俺は手を合わせて右目を閉じた。
「頼むっ! こっから先、調べるには小金沢に頼るしかないんだ」
「ぷっ、片目ぇー、それアイ・トリガー? あっははは」
つい、さっきまでのクセが出てしまった。小金沢はツボにはまったらしく、めっちゃ笑ってる。
「ははっ、いいよ。やろう二人で。でも、兄貴が旅行から戻ってくるまであと四日しかないからね」
あと四日……宮原の件はとりあえず緊急事態じゃなかったにしても悠長なことは言ってられない。
「さんきゅー小金沢! そうと決まれば早速バイザー買いに行こうぜ」
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