201 / 211
マハロブ市街戦
第二百一話 僕という存在
しおりを挟む
夢の時間は一瞬だが、現実の時間は退屈になるほど長い。だから、僕は現実の時間を夢の世界へと近づける。それが僕の使命であり、宿業と気づかせてくれたのはメリッサだった。自分の存在価値はそのためであって、血を呑むことではない。
彼女の過去を知ってしまった以上、僕は手を伸ばすことを止められなかった。きっとこの手は破滅への情動となるだろう。それでいいんだ。彼女たちが幸せならそれでいい、家族の意味、昔は理解できなかったが、今ならわかる。
僕はきっと終わるだろう。でも彼女たちは僕の想いを受け継いでくれる。そのための礎、それが、父親としての役目なんだ。これに気づいたとき、やっと心の中で、父と母を許せた。彼らが僕に託した思いを、メリッサとナオコが受け継いでくれる、きっとそうさ……。
わずかな時間だったが、メリッサとナオコとの時間をすごした。あまりにも普通で刺激のない当たり前の日常。この時間が尊いというのは僕が終わりを悟っているからだ、僕はいずれ滅びる、だから、いま生きる時間を大切にする。
滅びがない世界は余りにも暇で、つまらない刺激に溺れることだから、僕は彼女たちに溺れる。それが愛だと信じている。
僕たちはナオコを寝かした後、メリッサと愛情をはぐくんだ。性の情動と欲望は違う、ごっちゃにしてしまえば人類そのものへの冒涜だ。僕たちはこうして産まれてきたのだから。人と動物の違いは何か、それは行動に意味があるかないかだ。
生きるために生きるのではなく、自分の理想を叶えるために生きる。それで死んだ意味の、生きた意味の存在が生まれる。僕という存在に意味があるかないかは、自分がどう生きたという意味だ。金や富、名声では買えない。
結局自分は、誰も自分ですらも買えない。自分が証明するしかない、意味を持って生きるということで、意味を持って死ぬということで。
行為が終わった後、ベッドの中で息を整えつつ僕はメリッサに尋ねた。
「君は何のために人間になりたいんだい?」
彼女は少し戸惑いを見せて、不思議そうに僕に言った。
「言わなかったか? 普通の女の子になりたいって、ヴァルキュリアじゃなく本当の人間に」
「それは今とどう違うんだい?」
彼女は少し考えて、頬を染めながら照れながら告げた。
「すべてが違う。私はお前の子どもが産みたい、きっと優しくて強い子が生まれる、お前と私の子どもなら……」
そうか、なら、いいんだ、僕は満足げに微笑んで見せた。心からの笑顔だ、僕の人生はこの言葉で完結できる。
「──メリッサ、僕は君を人間にするよ。君の幸せのために、僕は戦う。このラグナロクを勝利で終わらせる、絶対に」
自分でこの言葉が呪いとなることは知っていた、でも僕は心からこれを望んだ。愛する少女を救う王子様。バカみたいで子どもみたいな話だけど、僕はそれでよかった。僕はそのために死ねる。彼女を、メリッサを救う。
ミリアが言った、“自分だけが幸せって本当の幸せじゃない”という言葉。そうだ、その通りだ。これが僕の人生の意味、生きる意味だった。これまでの辛いことも、悔しいこともこの結果で、すべて救われる。彼女が人間になることで。
「佑月? どうしたんだ、怖い顔して……?」
「ひどいな、それ、男の顔って言ってくれよ、僕だって男なんだよ、こんなんでもね」
「こんなんでもって、それ、終わった後で言うか?」
「何が終わったって?」
「そんなこと言わせるのは男じゃない」
わかったよ、だから彼女を抱きしめてキスをする。子どものキスじゃない、大人のキス。生きるためのキス。連綿たる歴史の中の一部の人間としてのキスだ。
そして、僕たちはどういう家族になりたいか語り合った。夢の時間は一瞬だけど、夢を見る時間は永遠だ、それが叶えられるまで。
次の日僕たちは、いつものように応対室に集まった。クラリーナが現状報告に来たためだ。彼女のおかげで無事にナオコが傷一つなく僕たちのもとに帰ってこられたし、感謝してもしきれない。
いつも通り僕たちが待っていると、クラリーナは一人の女の子を連れてきた。歳は20前後だろうか、クラリーナと変わらないぐらい。むしろクラリーナの方が若く見えた。髪の毛はピンクなのだろうか、クラリーナが紅い髪だから、それよりも明るい赤毛と言っていいだろう。
それで騎士の衣装をしている。聖教徒騎士団の一人だろうか、彼女のことが気になるが、まずクラリーナの話を聞こう。
「このたびは皆さんの勝利おめでとうございます。先の戦いは上層部も満足しており、聖マレサ様より神聖なる戦いを繰り広げたと、寿ぎいただきました。しかし、それと同時に懸念を申されたそうです」
「何かい?」
僕はクラリーナにこたえる形で言葉を待った。
「今回の場合、佑月さんがナオコさんの救出のために賊であるアメリーに立ち向かったことは、致し方ないことであり、それも上層部も理解しています。また、試合会場はしまっており、佑月さんが戦いに参加できなかったのは、こちらの手落ちとして了解はしております。ただ……」
「ただ……?」
「闘技場外から攻撃するというのは、試合を進めるうえで正当性と、あるいはその攻撃が選手によるものか判断がつかなくなります。
今回は審問官の報告により、佑月さんの攻撃と認められて正当な勝利と認めていますが、これを逆手にとって、外部から選手を攻撃する不届き者が現れる可能性があります。
ですので、これ以降は外部からの攻撃は全面的に禁止といたし、それで試合が左右された場合、無効試合になります。次からは……」
「教会団が選手やその周りの奴を守らねえくせに無理難題いうんじゃねえよ」
またアデルが毒づく。それに対しクラリーナは咳払いをした。
「まだ私の話は終わってません、こういう不測の事態を招かないように、各選手チームに騎士を派遣することになりました。となりにいる彼女は従騎士、アイリ―と申します、あいさつしなさい、アイリ―?」
「どもども、アイリ―です。私自身は大したことできませんけど、すぐさまクラリーナ先輩にチクりますんで、安心してください! よろしくです!」
「……アイリ―、騎士の礼を忘れたのですか、貴女は。きちんとなさい。教会団の威信にかかわりますよ」
「クラリーナ先輩は固いんですよ、何もかも。裏ではいろいろとやらかすのにね。ねえ、どら猫先輩?」
「古いあだ名を思い出させないでください。次言ったら殴りますよ、ガントレットで」
「おーこわ、というわけで何かあったら私に言ってくださいね。先輩がぼこぼこにしますから。よろしくお願いいたしまーす。あと私この館に住まわせてもらいますんで、いろいろちょっかいを出してくださいね。イケメンは歓迎ですよー、フリーですから」
「騎士団は処女じゃないとだめです! 忘れたのですか!」
「寿退団したーい、だって先輩と違ってただの人間だから、若いうちに結婚しないとマレサ様みたいに性格をこじらせ……」
その言葉を言うや否やクラリーナはアイリ―の後ろの頭をはたいた、テーブルに頭が突っ込んで、ひび入っているぞ、大丈夫かおい。いろんな意味で。
「いったーい、先輩──暴力ヒロインは今どきウケませんよ、流行を考えましょうよ」
「意味の分からないことを言わないでください、不敬罪です。斬られなかっただけましと思いなさい」
「はーい。めんどくさいんだよなあ、先輩は……」
僕はとりあえずアイリ―に向かって言った。
「よろしく頼むよアイリ―、何かと君に頼むことがあるかもしれないけど、いいかい?」
「おっけーです。ニンジンの皮むきから不倫相手まで大丈夫です! よろし……」
その瞬間彼女はまた、クラリーナに無言で後頭部をはたかれた。テーブルが割れたぞ、大丈夫か……?
「いったいーですぅ。何するんですか先輩……」
どうやらエイミアみたいに丈夫みたいだ、額から血が出てるけど。そのあといつもの次の試合の日時や予定を聞いた。どうやら今から4日後らしい。あと3回戦だから僕らはベスト8に入っている。
チームが減って大会運営がしやすいのだろう。うまくいってるみたいだ。クラリーナの報告が終わって帰ったあと、アイリ―にちょっとと言われて、僕を呼び止めた。もちろんメリッサがぎらついた目で見はっている。
「そんな怖い目で見ないでくださいよ、さっきの冗談ですって。まあ、その気になったなら別にいいですけどね。これ、佑月さんへの騎士団からの報告書です、いちおうチームのリーダーはメリッサさんで登録されていますが、実質佑月さんが指揮してるんで、クラリーナ先輩の報告書は貴方に渡しますね、はい」
そう言って、僕に丁寧に封に入った手紙を渡された。報告書か面倒だな。でも僕この世界の言葉知らないんだけど。ああそうだ、クラリーナはたどたどしいけど日本語が書けるんだった。
メリッサにも読まれないし、いろいろ私的に相談したいことがあるし丁度いいな、ポスト役として、アイリ―は。
僕が部屋で手紙の封を開けると、中身を見てびっくりした。
メリッサが何事かと思って、のぞくが日本語で書かれているので彼女は中身を理解できないらしく、すぐさま盾の整備をし始めた。どうやら、試合で使えるように、銃を持ちながら盾で体をかばえるよう仕立て直しているようだ。
どら猫先輩ってあだ名はこういう事するからだろうか……クラリーナは……。
彼女の過去を知ってしまった以上、僕は手を伸ばすことを止められなかった。きっとこの手は破滅への情動となるだろう。それでいいんだ。彼女たちが幸せならそれでいい、家族の意味、昔は理解できなかったが、今ならわかる。
僕はきっと終わるだろう。でも彼女たちは僕の想いを受け継いでくれる。そのための礎、それが、父親としての役目なんだ。これに気づいたとき、やっと心の中で、父と母を許せた。彼らが僕に託した思いを、メリッサとナオコが受け継いでくれる、きっとそうさ……。
わずかな時間だったが、メリッサとナオコとの時間をすごした。あまりにも普通で刺激のない当たり前の日常。この時間が尊いというのは僕が終わりを悟っているからだ、僕はいずれ滅びる、だから、いま生きる時間を大切にする。
滅びがない世界は余りにも暇で、つまらない刺激に溺れることだから、僕は彼女たちに溺れる。それが愛だと信じている。
僕たちはナオコを寝かした後、メリッサと愛情をはぐくんだ。性の情動と欲望は違う、ごっちゃにしてしまえば人類そのものへの冒涜だ。僕たちはこうして産まれてきたのだから。人と動物の違いは何か、それは行動に意味があるかないかだ。
生きるために生きるのではなく、自分の理想を叶えるために生きる。それで死んだ意味の、生きた意味の存在が生まれる。僕という存在に意味があるかないかは、自分がどう生きたという意味だ。金や富、名声では買えない。
結局自分は、誰も自分ですらも買えない。自分が証明するしかない、意味を持って生きるということで、意味を持って死ぬということで。
行為が終わった後、ベッドの中で息を整えつつ僕はメリッサに尋ねた。
「君は何のために人間になりたいんだい?」
彼女は少し戸惑いを見せて、不思議そうに僕に言った。
「言わなかったか? 普通の女の子になりたいって、ヴァルキュリアじゃなく本当の人間に」
「それは今とどう違うんだい?」
彼女は少し考えて、頬を染めながら照れながら告げた。
「すべてが違う。私はお前の子どもが産みたい、きっと優しくて強い子が生まれる、お前と私の子どもなら……」
そうか、なら、いいんだ、僕は満足げに微笑んで見せた。心からの笑顔だ、僕の人生はこの言葉で完結できる。
「──メリッサ、僕は君を人間にするよ。君の幸せのために、僕は戦う。このラグナロクを勝利で終わらせる、絶対に」
自分でこの言葉が呪いとなることは知っていた、でも僕は心からこれを望んだ。愛する少女を救う王子様。バカみたいで子どもみたいな話だけど、僕はそれでよかった。僕はそのために死ねる。彼女を、メリッサを救う。
ミリアが言った、“自分だけが幸せって本当の幸せじゃない”という言葉。そうだ、その通りだ。これが僕の人生の意味、生きる意味だった。これまでの辛いことも、悔しいこともこの結果で、すべて救われる。彼女が人間になることで。
「佑月? どうしたんだ、怖い顔して……?」
「ひどいな、それ、男の顔って言ってくれよ、僕だって男なんだよ、こんなんでもね」
「こんなんでもって、それ、終わった後で言うか?」
「何が終わったって?」
「そんなこと言わせるのは男じゃない」
わかったよ、だから彼女を抱きしめてキスをする。子どものキスじゃない、大人のキス。生きるためのキス。連綿たる歴史の中の一部の人間としてのキスだ。
そして、僕たちはどういう家族になりたいか語り合った。夢の時間は一瞬だけど、夢を見る時間は永遠だ、それが叶えられるまで。
次の日僕たちは、いつものように応対室に集まった。クラリーナが現状報告に来たためだ。彼女のおかげで無事にナオコが傷一つなく僕たちのもとに帰ってこられたし、感謝してもしきれない。
いつも通り僕たちが待っていると、クラリーナは一人の女の子を連れてきた。歳は20前後だろうか、クラリーナと変わらないぐらい。むしろクラリーナの方が若く見えた。髪の毛はピンクなのだろうか、クラリーナが紅い髪だから、それよりも明るい赤毛と言っていいだろう。
それで騎士の衣装をしている。聖教徒騎士団の一人だろうか、彼女のことが気になるが、まずクラリーナの話を聞こう。
「このたびは皆さんの勝利おめでとうございます。先の戦いは上層部も満足しており、聖マレサ様より神聖なる戦いを繰り広げたと、寿ぎいただきました。しかし、それと同時に懸念を申されたそうです」
「何かい?」
僕はクラリーナにこたえる形で言葉を待った。
「今回の場合、佑月さんがナオコさんの救出のために賊であるアメリーに立ち向かったことは、致し方ないことであり、それも上層部も理解しています。また、試合会場はしまっており、佑月さんが戦いに参加できなかったのは、こちらの手落ちとして了解はしております。ただ……」
「ただ……?」
「闘技場外から攻撃するというのは、試合を進めるうえで正当性と、あるいはその攻撃が選手によるものか判断がつかなくなります。
今回は審問官の報告により、佑月さんの攻撃と認められて正当な勝利と認めていますが、これを逆手にとって、外部から選手を攻撃する不届き者が現れる可能性があります。
ですので、これ以降は外部からの攻撃は全面的に禁止といたし、それで試合が左右された場合、無効試合になります。次からは……」
「教会団が選手やその周りの奴を守らねえくせに無理難題いうんじゃねえよ」
またアデルが毒づく。それに対しクラリーナは咳払いをした。
「まだ私の話は終わってません、こういう不測の事態を招かないように、各選手チームに騎士を派遣することになりました。となりにいる彼女は従騎士、アイリ―と申します、あいさつしなさい、アイリ―?」
「どもども、アイリ―です。私自身は大したことできませんけど、すぐさまクラリーナ先輩にチクりますんで、安心してください! よろしくです!」
「……アイリ―、騎士の礼を忘れたのですか、貴女は。きちんとなさい。教会団の威信にかかわりますよ」
「クラリーナ先輩は固いんですよ、何もかも。裏ではいろいろとやらかすのにね。ねえ、どら猫先輩?」
「古いあだ名を思い出させないでください。次言ったら殴りますよ、ガントレットで」
「おーこわ、というわけで何かあったら私に言ってくださいね。先輩がぼこぼこにしますから。よろしくお願いいたしまーす。あと私この館に住まわせてもらいますんで、いろいろちょっかいを出してくださいね。イケメンは歓迎ですよー、フリーですから」
「騎士団は処女じゃないとだめです! 忘れたのですか!」
「寿退団したーい、だって先輩と違ってただの人間だから、若いうちに結婚しないとマレサ様みたいに性格をこじらせ……」
その言葉を言うや否やクラリーナはアイリ―の後ろの頭をはたいた、テーブルに頭が突っ込んで、ひび入っているぞ、大丈夫かおい。いろんな意味で。
「いったーい、先輩──暴力ヒロインは今どきウケませんよ、流行を考えましょうよ」
「意味の分からないことを言わないでください、不敬罪です。斬られなかっただけましと思いなさい」
「はーい。めんどくさいんだよなあ、先輩は……」
僕はとりあえずアイリ―に向かって言った。
「よろしく頼むよアイリ―、何かと君に頼むことがあるかもしれないけど、いいかい?」
「おっけーです。ニンジンの皮むきから不倫相手まで大丈夫です! よろし……」
その瞬間彼女はまた、クラリーナに無言で後頭部をはたかれた。テーブルが割れたぞ、大丈夫か……?
「いったいーですぅ。何するんですか先輩……」
どうやらエイミアみたいに丈夫みたいだ、額から血が出てるけど。そのあといつもの次の試合の日時や予定を聞いた。どうやら今から4日後らしい。あと3回戦だから僕らはベスト8に入っている。
チームが減って大会運営がしやすいのだろう。うまくいってるみたいだ。クラリーナの報告が終わって帰ったあと、アイリ―にちょっとと言われて、僕を呼び止めた。もちろんメリッサがぎらついた目で見はっている。
「そんな怖い目で見ないでくださいよ、さっきの冗談ですって。まあ、その気になったなら別にいいですけどね。これ、佑月さんへの騎士団からの報告書です、いちおうチームのリーダーはメリッサさんで登録されていますが、実質佑月さんが指揮してるんで、クラリーナ先輩の報告書は貴方に渡しますね、はい」
そう言って、僕に丁寧に封に入った手紙を渡された。報告書か面倒だな。でも僕この世界の言葉知らないんだけど。ああそうだ、クラリーナはたどたどしいけど日本語が書けるんだった。
メリッサにも読まれないし、いろいろ私的に相談したいことがあるし丁度いいな、ポスト役として、アイリ―は。
僕が部屋で手紙の封を開けると、中身を見てびっくりした。
メリッサが何事かと思って、のぞくが日本語で書かれているので彼女は中身を理解できないらしく、すぐさま盾の整備をし始めた。どうやら、試合で使えるように、銃を持ちながら盾で体をかばえるよう仕立て直しているようだ。
どら猫先輩ってあだ名はこういう事するからだろうか……クラリーナは……。
0
あなたにおすすめの小説
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる