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第110章 全ては、一つ
宇宙の風に乗る。
しおりを挟むロビンソンは、YouTubeで毎日聴いている。
毎回、コメントを読みながら、聴く。
若い子(中高生)も、ロビンソンを聴いているのが、なんだか嬉しい。
あるコメントに、目が留まる。
「そんな長く生きてないのに懐かしい気分になる」
そんな長く生きてないのに懐かしい……
そう思うのは当然かもしれない。
私たちは、何千年も生きて輪廻転生を繰り返しているから。
宇宙の風に乗れば、過去へも行ける。未来へも行ける。
それが真理なのだから。
懐かしい…と思う。
魂がそう感じるのだから、その感情には偽りはないだろう。
ところで、キリスト教には、輪廻転生の概念はないらしい。(※グノーシス派には、あったらしいが…)
レオナルド・ダ・ヴィンチは、神聖幾何学を学び、様々な組紐模様を考案し、
“真実の神”を導き出した。
自然の中、森羅万象の中に、神は宿る。
それも、至極当然だ。
元々は、一つだった。
私たちは、神の分霊を持つ。
そして、輪廻転生は繰り返される。
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