【完結】18年間外の世界を知らなかった僕は魔法大国の王子様に連れ出され愛を知る

王族の初子が男であることは不吉とされる国ルーチェ。
妃は双子を妊娠したが、初子は男であるルイだった。殺人は最も重い罪とされるルーチェ教に基づき殺すこともできない。そこで、国民には双子の妹ニナ1人が生まれたこととしルイは城の端の部屋に閉じ込め育てられることとなった。

ルイが生まれて丸三年国では飢餓が続き、それがルイのせいであるとルイを責める両親と妹。
その後生まれてくる兄弟たちは男であっても両親に愛される。これ以上両親にも嫌われたくなくてわがまま1つ言わず、ほとんど言葉も発しないまま、外の世界も知らないまま成長していくルイ。

そんなある日、一羽の鳥が部屋の中に入り込んでくる。ルイは初めて出来たその友達にこれまで隠し通してきた胸の内を少しづつ話し始める。
ルイの身も心も限界が近づいた日、その鳥の正体が魔法大国の王子セドリックであることが判明する。さらにセドリックはルイを嫁にもらいたいと言ってきた。

初めて知る外の世界、何度も願った愛されてみたいという願い、自由な日々。

ルイにとって何もかもが新鮮で、しかし不安の大きい日々。

セドリックの大きい愛がルイを包み込む。





魔法大国王子×外の世界を知らない王子

性描写には※をつけております。


表紙は까리さんの画像メーカー使用させていただきました。

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