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落ちたその先で
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暫くして目が覚める、どれぐらいたったかはわからないが
それなりの時間は立っているように感じる
自分の状況を確認する、体中が痛むが幸い骨折などの大きな怪我はなさそうだった
どうやら下に積もった土の山がクッションになって助かったようだ
落ちてきた穴の真下に都合よくクッションになるものがあって助かった
辺りを見回したり、この竪穴の中を確認する
暗くてよく見えないがそこそこの高さがあるように思える、恐らく落ちてきたところから昇るのは厳しいだろう
耳を澄ますと風の音が聞こえる、多分この音を辿っていけば出口だろうと推測する
想像していたよりもスリリングな旅になってしまったが
竪穴の中は空気が淀んでいる気がしてなんだかねっとりと絡みつく感じの空気がとても不快だった、そして何よりもくさかった。
しかし自分の軽率な行動が招いた事故だ。受け入れるしかあるまいと気持ちを切り替える
一応の目星がついたところで、お腹が鳴る。こんな事態でも腹は減るものなのだな、と考えながら荷物の麻袋からパンを取り出す
適当に座る場所を探し、結局自分が落ちてきた土の山の上が一番ふかふかで座り心地がよかったのでそこで食べることにした
パンを食べ終わり、もっと味のついたパンにした方がよかったかななんて考え
いつ歩き出そうかと考えながら、あまり気のりがしなくて、暫くその場に座り込む
動かなきゃいけないのはわかってるし、動く気もある、ただタイミングを探してるだけで、なんかめんどくさくなって来てしまったとかそういうわけではない
第一ここでめんどくさがっていたら一生をこの穴の中で過ごすことになってしまう
こんな穴倉のなかで一生を過ごしたがるのは相当な変人か蝙蝠ぐらいなものだろう
そこでぼくは気づく、この穴の中になら蝙蝠の住処があってもおかしく無いのでは?もしかしたら出口へ向かう途中で見つけられるかもしれない
そうなれば不幸中の幸いだ、そう思ったら俄然やる気がわいてきた
その時頭の上からバサバサと羽音が聞こえてくる
一つや二つじゃなく、尋常じゃない数の羽音だ
なんだと思い上空を見上げる、落ちてきたであろう穴からうっすらと光が差し込んでいるだけだ
やがてその光が覆われる、何か近づいてくる
多分だが、僕の観察眼が間違っていなければあれは蝙蝠だ、それも大量の蝙蝠の群れ。朝になり狩りから帰ってきたところなのかもしれない
やっぱり、ここには蝙蝠の住処がある、僕は歓喜で踊りだしそうだった
喜んでいる僕の頭上に何かがパラパラと振ってくる、地上の土だろうか?と思いまた上空を見上げる
ぱらぱらと落ちてきたものの正体、それは
糞だった蝙蝠の。それも大量の
そういえば聞いたことがあったきがする、蝙蝠の中には便所の場所が決まっていて
からならず決められたところで排便をする種類がいる、と
つまりこの場所は、蝙蝠たちが出かける前と帰宅したときに排便するトイレのような場所だったのである
つまり僕の命を救ってくれたこの山も、さっきまでふかふかだといって座っていた場所もつまりは・・・
さっきまではありがたいと思っていたのに途端にその糞の山に嫌悪感を抱く
しかしまぁ何はともあれ、一つ目の目的の物は入手できそうだ
悲しくなんかない、悲しくなんか
僕は上空から糞が降ってくる中で暫く立ち尽くしてしまっていた
それなりの時間は立っているように感じる
自分の状況を確認する、体中が痛むが幸い骨折などの大きな怪我はなさそうだった
どうやら下に積もった土の山がクッションになって助かったようだ
落ちてきた穴の真下に都合よくクッションになるものがあって助かった
辺りを見回したり、この竪穴の中を確認する
暗くてよく見えないがそこそこの高さがあるように思える、恐らく落ちてきたところから昇るのは厳しいだろう
耳を澄ますと風の音が聞こえる、多分この音を辿っていけば出口だろうと推測する
想像していたよりもスリリングな旅になってしまったが
竪穴の中は空気が淀んでいる気がしてなんだかねっとりと絡みつく感じの空気がとても不快だった、そして何よりもくさかった。
しかし自分の軽率な行動が招いた事故だ。受け入れるしかあるまいと気持ちを切り替える
一応の目星がついたところで、お腹が鳴る。こんな事態でも腹は減るものなのだな、と考えながら荷物の麻袋からパンを取り出す
適当に座る場所を探し、結局自分が落ちてきた土の山の上が一番ふかふかで座り心地がよかったのでそこで食べることにした
パンを食べ終わり、もっと味のついたパンにした方がよかったかななんて考え
いつ歩き出そうかと考えながら、あまり気のりがしなくて、暫くその場に座り込む
動かなきゃいけないのはわかってるし、動く気もある、ただタイミングを探してるだけで、なんかめんどくさくなって来てしまったとかそういうわけではない
第一ここでめんどくさがっていたら一生をこの穴の中で過ごすことになってしまう
こんな穴倉のなかで一生を過ごしたがるのは相当な変人か蝙蝠ぐらいなものだろう
そこでぼくは気づく、この穴の中になら蝙蝠の住処があってもおかしく無いのでは?もしかしたら出口へ向かう途中で見つけられるかもしれない
そうなれば不幸中の幸いだ、そう思ったら俄然やる気がわいてきた
その時頭の上からバサバサと羽音が聞こえてくる
一つや二つじゃなく、尋常じゃない数の羽音だ
なんだと思い上空を見上げる、落ちてきたであろう穴からうっすらと光が差し込んでいるだけだ
やがてその光が覆われる、何か近づいてくる
多分だが、僕の観察眼が間違っていなければあれは蝙蝠だ、それも大量の蝙蝠の群れ。朝になり狩りから帰ってきたところなのかもしれない
やっぱり、ここには蝙蝠の住処がある、僕は歓喜で踊りだしそうだった
喜んでいる僕の頭上に何かがパラパラと振ってくる、地上の土だろうか?と思いまた上空を見上げる
ぱらぱらと落ちてきたものの正体、それは
糞だった蝙蝠の。それも大量の
そういえば聞いたことがあったきがする、蝙蝠の中には便所の場所が決まっていて
からならず決められたところで排便をする種類がいる、と
つまりこの場所は、蝙蝠たちが出かける前と帰宅したときに排便するトイレのような場所だったのである
つまり僕の命を救ってくれたこの山も、さっきまでふかふかだといって座っていた場所もつまりは・・・
さっきまではありがたいと思っていたのに途端にその糞の山に嫌悪感を抱く
しかしまぁ何はともあれ、一つ目の目的の物は入手できそうだ
悲しくなんかない、悲しくなんか
僕は上空から糞が降ってくる中で暫く立ち尽くしてしまっていた
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