訳あり能力者 芙蓉儚の幽能力世界 (ハカナは国連傘下組織の依頼により、普通では解決困難な事件を担当する。)

ヨシオ ヤマモト

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2U 夢とカコ頑張る

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2U 夢とカコ頑張る     大学1 フィリピン  彩の件  学生連合 4月 
  
 U-1  格闘プロと戦闘 前より強い奴
 U-2  デモで暴走 警官を誘拐
 U-3  彩 不良に絡まれる
 U-4  学生連合 喧嘩


 U-1  格闘プロと戦闘

儚と嘉紀は、大学から帰宅の途中、数人の男達に囲まれた。
「ヨシオ、今度は、前の様には行かんぞ。北米一と言われる、プロの男だぞ。」
「又か?  大概にしつこいな?  儚、頼むわ。」
今度の奴も白人だったが、かなりの大男である。
儚は、余りやりたく無い様子だったが、嘉紀に押されて、やむを得ず前に出た。 
「私も、やりたくは無いんだけどね?  早く済ませよう。」
それを聞いた、男は怒った。
「えゃー。」
言うだけ有って、かなり鋭い。儚は、蹴り足を打ち落とす。
「ほう、あれを止めるか?」
後に居た白人が儚を襲う。飛び蹴り、アッパー、ジャブ、回し蹴り、踵落とし等、攻撃の嵐だ。
「凄いね?  中々の物だ。」
「あれでも届かぬか?  お前達は、一体何なんだ?  」
「我々は、護身の為に古武術をやっている。忍者の系統でも有るらしい。」
普通なら、当たった攻撃も有りそうだが、儚や嘉紀の場合は、非常に感応が敏感だ。悪意や害意を感じた時、自動的に身体が逃げる。ナイフや拳銃にも通じる。
最近、儚と嘉紀そして仁美は、合同で古武術の訓練もしている。恐らく、嘉紀が祖父から貰った古武術の力が、儚と仁美に再感応を起こした。天勝流古武術の奥義が、儚と仁美にも伝染った。
相手の男達は、何とも胡散臭げに、儚や、その他の女の子達を眺めて居た。


 U-2  デモで暴走

その日嘉紀は、一人でお茶を飲んでいる。儚の都合が悪く、嘉紀は一人だ。
そんな時、組織から電話が掛かった。
次の日の午前、夢とカコと嘉紀は、組織の飛行機の中に居た。
「山臥さん、今回は何なのですか?」
「反政府組織の暴走だ。」
今回の事件は、東南アジアの某国で、反政府組織が起こした事件だ。デモの途中で暴走を起こし、周囲の店舗を破壊した。警察が介入したのだが、双方怪我人を出しながら衝突し、反政府側の暴徒に、警察官の一人が捉まった。それでも、政府は退く訳にも行かず、膠着状態に陥った。
今回の様な場合、どちらに正義が有るかの判定は難しい。それでも人質は駄目だ。
「どちらが正義か解らないが、人質は駄目だ。卑怯だと思う。」
「難しい所ですね?」
嘉紀は、人質を認めていない。どう考えても卑怯だと思うのだ。その本人の視点から見るならば、大迷惑である。正直、どちらが正義かは分からないが、嘉紀としては、人質は解放して置きたい。
「着いたよ。今からは車だ。」
組織の車に乗り換えた三人は、一時間半程で、組織の現地事務所に着いた。
「ここから、どのくらいの位置ですか?」
「三キロ余り先の民家だ。人家はまばらだから、近づきにくい。」
「外灯なんかは、有りますか?」
「いや、そんな設備は無い。」
状況は大体分かった。三人は地図を貰って、現地の民家に近づく。
明るい内は身を隠す所もない。夜間なら、少しは隙が出来るかも知れない。
「暗視ゴーグルを持って来たのは、正解だった。」
「だけど、見廻りのスキが無いですよ。」
見廻りの間隔は狭いのだが、見廻りが通路を曲がれば、若干時間が有る。
「見廻りが通り過ぎたら、家に突入する。」
家に入るには、そんな時しか隙がないのだ。
「いつまで待っても、同じ状況ですね?」
「カコは、直ぐに床下に潜り、人質の気配を保護圏内に取り込んでくれ。」
「分かりました。人質の気配を探します。」
「人質に近づければ、取り敢えず、こちらの勝ちだ。」
「そうか、保護圏内に入れば、人質は死なずに済みますね?」
「そう言う事だ。騒ぎが小さければ幸いだけど、人質の命が最優先だ。」
見廻りか行き過ぎた。嘉紀の合図で三人は突っ込んだ。
カコは、直ぐに床下にもぐる。続いて嘉紀と夢が、壁を抜く。
「人質が、こちらに居る。」
その男に間違いがないか、写真と照合し、皆んなは小屋を飛び出した。
ここからは、いつもと同じだ。敵兵は、やみくもに撃ってくる。
「止まるな、そのまま、突っ込め。ジグザグに走るぞ。」
行く手に回り込む奴も居るが、嘉紀が、蹴ったり投げたり、片っ端から排除をする。
「えーっい」
カコも、敵を投げ飛ばしている。
夢は、銃撃の中を、人質を引っ張って、闇の中に逃れる。
人質は、銃撃に怯え通しだったが、夢の他保護能力で、何とか命は救えた。
これだけ距離が短いと、防御幕を張る暇も無い。
「すばっしっこいな?  ああ動かれては弾が当たらん。」
当たった弾も有るのだが、他保護範囲に入った瞬間消滅するので、当たらないふりをしている。
一同は、雑木林の中で、追撃を振り切り、大廻りして組織の陣営に走り込んだ。
これで何とか作戦は成功した。
「疲れたね?  一時は、どうなるかと思った。」
「よしんば、周りを囲まれても、強引に進むしか無いからね?」
「それに慣れてるから、儚姉さんも仁美姉さんも、何にも動揺しないのかな?」
「多分ね?  撃たれても死なないけど、弾に当たっていない振りもする。」
それから、組織の交通手段で、日本に帰って来た。ちょうど二日間掛かった。


  U-3  彩

儚たちが、お茶を飲んで居る時、遅れて居た夢とカコが現れた。
「済みません。遅くなりました。」
「いや、大丈夫。」
「この前は、お疲れ様。」
儚が、ねぎらいの言葉を掛けた。
「はい、良い経験になりました。」
色々と話は進んだが、夢が、伊豆旅行の話を振った。
「それより、この前の旅行が、面白かったですね?」
「あぁ、伊豆旅行ね?  久し振りに、のんびりしたしね?」
「時々は、ああ言うのも、いいわね?
話は弾んだが、嘉紀が、数ヶ所先の席を見て、頭を傾げている。
「夢、あそこの子、彩じゃないか?  男に囲まれてる女の子。」
「えっ、本当だ。彩だ。ちょっと行って見る。」
夢は、その席に近づき、女の子に声を掛けた。
「彩じゃない、久し振りだね?」
「何だ、お前は?  関係の無い奴は引っ込んで居れ。」
男が喚く。
夢は、彩の顔を見ていたが、突然、彩の側へ行き彩の手を引く。
「彩、こんな所に居る必要は無い。山臥さんの所へ行こう。」
「うるさい。向こうへ行け。」
「せっかく会ったのに、話しぐらい、させてくれる?」
夢は、そう言いながら、彩を引っ張って来る。
「こっちで話をしよう。しばらく、彩を借りるわね?」
「何を勝手に言ってやがる?  こっちへ戻れ。」
今度は、儚が男達に言っている。
「少しぐらい、お喋りさせてやりなさいよ。男らしく無いよ。」
「彩、どうしたの?  あいつ等は知り合い?」
彩は顔を横に振った。目には涙を溜めている。夢は覚った。彩は脅されている。
「夢、外へ出ようか?  店に迷惑を掛ける。」
儚の声に、夢も頷いた。カコも腰を浮かせている。
「君達、声が大きいから、店に迷惑だよ。外へ出よう。」
儚は、男達に、そう告げた。
「勝手に仕切るな、彩、ここに居ろ。」
彩はびく付いていたが、夢は、強引に外へ連れ出す。
「彩、大丈夫だよ。儚姉さん達に任せれば。その代わり皆んな話して。」
儚は、夢とカコに囁やいた。
「夢、最初は二発程殴られてよ。監視カメラが有るから。反撃はそれから。」
夢は頷いて外へ出る。
男達も怒って、儚達の後からついて出た。
外には、他に何人か集っている。男達の仲間だろう。電話で呼ばれた様だ。
「この落とし前は、どう付けてくれるんだ?」
「いや、彩を連れて行くだけだよ。あんた等はもう要らないわよ。」
儚は、却って煽る様な言い方をしている。
「なに?  俺等を舐めとんのか?」
「いや、そんな顔、舐められないわよ。」
男の一人が、儚の肩を掴みに来る。儚は、するりと逃げる。男は髪を掴んだ。
夢の方にも男が迫る。夢は右に左に逃げている。痺れを切らした男が、夢を殴る。
「きゃー。」
夢が叫ぶ。カコも殴られている。
「いやー、助けて。」
「夢、カコ、もういいよ。」
すれ違いざま、嘉紀が囁いた。男に髪を掴まれて、引っ張られていた儚が、最初に動いた。取り敢えず、髪から男の手を離す。
「よくも、やってくれたわね?」
言いざま、儚は男の足を払った。男は一瞬宙に浮き、背中から落ちる。
夢も、殴られるのを止め、男の腕を掴んで、背負いを掛ける。
「ぎゃっ」
男は、見事に放り投げられた。カコも仁美も、男達を投げ付けて居る。瞬く間に半分以上が倒された。
「しようが無いか?」
残っている男が、重い腰を上げた。スキが無さそうだ。そこで嘉紀が動いた。
「儚、こいつは任せた。中々強そうだよ。」
「え、私?」
「儚で、丁度良さそうだ。」
「女だと?  舐めやがって。」
「私に勝ってから言ってね?」
儚が、男を挑撥する。
男は、じりじり、間合いを詰めて来る。嘉紀は呑気に眺めている。
「かっー」
気合と同時に蹴りが来る。儚は手で払う。次は正拳突きだ。それは平手で受ける。
その次は、組み技で来た。儚は、呑気に構えている。相手は投げ技を掛けた。
儚は宙を飛んだが、相手の頭を支えに、ポンと足から降りた。
「もう、いいかな?  満足した?」
「くそ、何だお前は?」
「単なる大学生だよ。柔刀術は習っているけどね?」
「柔刀術だと?  そんな術に、そんな余裕があるか?」
「経験が違うんだよ。あんたの何倍も戦ってるよ。」
「くそ、皆引け。警察が来る前に、ここを出るぞ。」
男達は諦めたのか、路地裏に消えた。
「彩、夢かカコを、泊めてくれないか?  護衛をさせる。無理なら良いが?」
「そうだよ。朝、学校迄一緒に行くよ。」
明日から当分、目に付かないように護衛を付ける。彩には内緒になる。

幸い、朝までは大丈夫だった様だ。後は、SSS に護衛を頼んだ。
「夢、カコ、学校でも気を付けていて。専門家には、頼んでいるけど。」
数日後、まだ、彩に絡んだ奴がいた。護衛に、顔が歪む程殴られた
そして散々脅された。それからグループが代わり、その度に脅された。
「いい加減に、止めた方が良いと思うぞ。山臥君は怒ると怖いぞ。我々でも手が付けられない奴だぞ。」
ところが、男達は懲りていない。まだ絡む奴が居た。恐らく別のグループだろう?
嘉紀は本気で怒った。奴等は、殺されるかと思う程、投げ付けられた。
全く懲りない奴等だ。これでは、夢とカコの時と、全く同じでは無いか?


 U-4  学生連合

話は戻って、入学式から数日後、フィリピンから帰った直後である。
儚と嘉紀は、いつもの駅でお茶を飲んでいる。何も、ここで飲む必要は無いのだが、二人共、自宅がこの街である。さて帰ろうかと、店を出て、大通りを歩いて居ると、大学生のグループと鉢合わせた。
「山臥君だな?  我々は、学生連合を組織している。山臥君にも入って貰いたい。芙蓉さんにも、神園さんにも、頼みたいと思っている。」
「多分無理でしょうね?  今、名前を挙げられた三人は、アルバイトが有りますので、二ヶ月に一週間は、用事で休みます。とても、そちらを手伝え無いでしょう。」
「それを曲げて、手伝って貰いたい。」
「どう思っても無理の様です。たまになら、ともかく。」
「今日のところは、この位にして置くが、我々は諦めていない。」
そう言って、彼等は去って行ったが、煩い事になりそうだ。
「こちらも、一波乱有りそうだ。面倒だな?」
その日は、そのまま帰ったが、学校の用事で、いつも悩まされる。
中学も高校もだったが、大学で迄、用事をさせらるのは、勘弁して貰いたい。

「山臥さん、山臥さん、学長室まで、お願いします。学長がお呼びです。」
「山臥さん、学長室まで、お越し下さい。学長がお呼びです。」
山臥嘉紀は今日、儚と共に講義を聞いていた。そんな時、学長に呼出された。
何度も呼出されるのは煩いな?  そう思った嘉紀は、学長室に出向いた。
「山臥ですが、何か用事ですか?」
「来たか、ちょっと、頼みたい事が有るんだが?」
「何でしょうか?  出来る事が有れば、やりますが?」
「聞いてくれるか?  それでは、明日に頼みたい用事が、有るんだが?」
「明日は無理です。予定が有ります。」
「こちらの用事を、優先して欲しいのだが?」
「先約が有るので、それは無理です。」
「生徒連合に、頼まれているので、無理を聞いて貰いたい。」
「決まってしまった用事は、今更変更出来ませんので。」
学長も中々しつこい。嘉紀は、きっぱりと断って、学長室を出た。
儚も仁美も、要請が有った様だが、どちらも断っている。

嘉紀は今日、儚の買い物に付き合っている。仁美も一緒で有る。
街並みに入る手前で、又、学生等に捉まった。
「山臥君、この前、学長に頼んだが、考えてくれたか?」
「それは、断わりましたよ。無理ですからね?」
そいつは、儚と仁美を指差して、君達にも頼んだ筈だが?  と言う。
「いえ、私も断りましたよ、仁美も、断ったと言ってたね?」
「学長でも駄目なのか、お前達は何を考えている?  ちょっと来い。」
そいつ等は、横の路地に、嘉紀達を引き込んだ。嘉紀は、後ろの壁にもたれて、儚の話を聞いていたが、欠伸をした振りをして、壁に何かを貼り付けた。
「君達は、何故そんなに聞き分けが悪い?  先輩ちょっと頼みます。」
そいつは、後ろの奴に囁いた。そいつは嘉紀の胸を取った。
そして、嘉紀の顔に、往復ビンタを食らわせた。そこで嘉紀が動いた。
そいつの腕を外し足を払う。そいつは、一瞬宙に浮き背中から落ちる。
「ぎやっ。」
後ろの奴の蹴りが来る。それを避けて足を払う。
「ぐっー。」
足払いは、一番簡単な技で有るが、タイミングが難しい。重心のスキを狙わないと、倒せない。嘉紀としては、一番省エネの技になる。
襲って来る様子が無くなったので、嘉紀達は、そこを離れた。
「結局こうなるか?  いつもいつも、鬱陶しい事だな?」
「仕事柄、やむを得ないわね?  詳しい事は言えないし。」
「そうだよね? 普通の人は、大学の用事を、喜んで受けるからね。」
「本当は、大学の近くでの喧嘩は、やりたく無いんだけど。」
「本当だね?  大学有利の証言が集まるね?」
それも有って、嘉紀は動画を撮る。壁に貼り付けた物も、カメラと発信器だ。
「僕は、出来るだけ動画を撮っている。動画が駄目な時は、音声を取って、ネットに保存している。」
「どんな動画が、取れてるの?  ちょっと見せてよ。」
「これだよ。」
嘉紀は、そのデーターを、儚の携帯電話に送った。
儚は、その画面を見ている。最近の携帯電話は、スマホと称しているが、本体は超小型コンピューターだ。動画もしっかり撮れる。
「なるほど、ばっちりだね?  先に殴られてるのも、撮れてるね?」
「これ等は、ネットにも、保存されている。」
「この位の用心は、必要かな?」
「だから、先に殴られろって、いつも言ってる。」
「全く、用心深い事だね?」
しかし、これからの大学生活も、前途多難だ。
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