母が生きていれば、それで十分

希臘楽園

文字の大きさ
2 / 2

あとがき

しおりを挟む
 AIに書かせた短編小説第2弾。今回はAIにClude を使っています。
 実は、それまでにもAIに書かせた小説は何作もストックしており、いずれ公開する事になるでしょう。
 それらに先駆けて、今回は短時間で読める極く短編で、処女作『テンプレ通りに悪役令嬢ものを書いてみた』と同じく、逆行ものです。

 義妹の陰謀により処刑された主人公が逆行して二度目の人生を歩む。そして、前世の経験から義妹の悪事を次々看破し、最後にざまぁする。これは爽快です。

 しかし、そもそも義妹なり、その母親の側室なりを貴族家に引入れなければ、王家と接触する機会は全くといっていいほど無くなる。断罪劇も起こらない。それを元から辿れば、基点となった母親の死を阻止すれば、全てが丸く収まるはずでは? これが今回のコンセプトです。

 ところが、このコンセプトを構成するのには、いささか頭を使いました。
 まず、最上位貴族である公爵家で、こんな側室を囲うという、体たらくな状態では、他の貴族家に示しがつかないし、王家としても婚約者として選ぶという事をしないでしょう。そこで公爵家でなく侯爵家とし、お相手も王太子でなく庶子王子と、それぞれ一ランク落としました。しかし、それでは義妹が主人公を蹴落として婚約者の座を射止めても所詮は二番手止まり。将来王妃となることは困難となり、野望の意図は薄くなってしまいます。そこで王位簒奪を狙った陰謀としました。ところがこれは非常にリスクを伴うものであることは本文の通りです。つまり義妹の野望を削ぐのは王家にとっても良いことだったのです。

 まあ、こんなで、断罪は無し、ざまぁも無し(強いていえば賢妻の尻に敷かれている父親の侯爵にざまぁかも)の地味な作品ですが、御拝読いただき、ありがとうございました!
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

乙女ゲームの悪役令嬢、ですか

碧井 汐桜香
ファンタジー
王子様って、本当に平民のヒロインに惚れるのだろうか?

問い・その極悪令嬢は本当に有罪だったのか。

風和ふわ
ファンタジー
三日前、とある女子生徒が通称「極悪令嬢」のアース・クリスタに毒殺されようとした。 噂によると、極悪令嬢アースはその女生徒の美貌と才能を妬んで毒殺を企んだらしい。 そこで、極悪令嬢を退学させるか否か、生徒会で決定することになった。 生徒会のほぼ全員が極悪令嬢の有罪を疑わなかった。しかし── 「ちょっといいかな。これらの証拠にはどれも矛盾があるように見えるんだけど」 一人だけ。生徒会長のウラヌスだけが、そう主張した。 そこで生徒会は改めて証拠を見直し、今回の毒殺事件についてウラヌスを中心として話し合っていく──。

原産地が同じでも結果が違ったお話

よもぎ
ファンタジー
とある国の貴族が通うための学園で、女生徒一人と男子生徒十数人がとある罪により捕縛されることとなった。女生徒は何の罪かも分からず牢で悶々と過ごしていたが、そこにさる貴族家の夫人が訪ねてきて……。 視点が途中で切り替わります。基本的に一人称視点で話が進みます。

悪役令嬢の独壇場

あくび。
ファンタジー
子爵令嬢のララリーは、学園の卒業パーティーの中心部を遠巻きに見ていた。 彼女は転生者で、この世界が乙女ゲームの舞台だということを知っている。 自分はモブ令嬢という位置づけではあるけれど、入学してからは、ゲームの記憶を掘り起こして各イベントだって散々覗き見してきた。 正直に言えば、登場人物の性格やイベントの内容がゲームと違う気がするけれど、大筋はゲームの通りに進んでいると思う。 ということは、今日はクライマックスの婚約破棄が行われるはずなのだ。 そう思って卒業パーティーの様子を傍から眺めていたのだけど。 あら?これは、何かがおかしいですね。

婚約破棄されたけど、逆に断罪してやった。

ゆーぞー
ファンタジー
気がついたら乙女ゲームやラノベによくある断罪シーンだった。これはきっと夢ね。それなら好きにやらせてもらおう。

いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持

空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。 その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。 ※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。 ※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。

卒業パーティーのその後は

あんど もあ
ファンタジー
乙女ゲームの世界で、ヒロインのサンディに転生してくる人たちをいじめて幸せなエンディングへと導いてきた悪役令嬢のアルテミス。  だが、今回転生してきたサンディには匙を投げた。わがままで身勝手で享楽的、そんな人に私にいじめられる資格は無い。   そんなアルテミスだが、卒業パーティで断罪シーンがやってきて…。

傍観している方が面白いのになぁ。

志位斗 茂家波
ファンタジー
「エデワール・ミッシャ令嬢!貴方にはさまざな罪があり、この場での婚約破棄と国外追放を言い渡す!」 とある夜会の中で引き起こされた婚約破棄。 その彼らの様子はまるで…… 「茶番というか、喜劇ですね兄さま」 「うん、周囲が皆呆れたような目で見ているからな」  思わず漏らしたその感想は、周囲も一致しているようであった。 これは、そんな馬鹿馬鹿しい婚約破棄現場での、傍観者的な立場で見ていた者たちの語りである。 「帰らずの森のある騒動記」という連載作品に乗っている兄妹でもあります。

処理中です...