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第二部三章 風を切る翼
昼下がりのほのめき
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「一戦って…まだ出会ったばっかりだろう!!」
顔を赤らめるシュナイダー。
「なんだ見かけ倒しなのね。そんな大きな図体をしているくせに!!
意気地がないのね。」
私の言葉にシュナイダーが、ワナワナと震える。
「いっとくが…初めてだからうまく出来るかわからないけど……」
だから…あんなにワナワナとしているのね。
「私に任せて、こう見えても毎日のようにしているから…」
「まっ…毎日するのか?」
驚きを隠せないシュナイダーに
「使う武器はなに?
私は薙刀なんだけど...」
そう言ってイヤリングを外し念をこめるとイヤリングは薙刀へと変わる。
シュナイダーは驚いた表情を見せると同じようにイヤリングを外す。
イヤリングが剣へと変わると
「君は裁きの剣を使うのか?
私は許容の剣を扱うのだが…君が裁きの剣を……」
どちらともなく剣と刃をあわせる。
互いの間を取りながら、互いの力を見せつけあう。
太刀筋は悪くはない。
だが……
私は薙刀の柄の部分で剣を弾き飛ばすと刃をシュナイダーの喉仏ですんどめする。
「手を抜かれるほど、私の剣の実力はないのかしら?」
屈辱的だった。
あからさまに手を抜かれるのも、流されるのも…
「すまなかった。
両親に女性には手を上げるなと言われて育ってきたから…」
ばつが悪そうな顔をすると
「すまなかった。
ここは君を女性としてではなく、剣を学ぶ同志として扱うべきだった。」
ペコリと頭を下げた。
「じゃあ…もう一戦やらない?手加減なしで…」
義兄もスネイクも最近では剣をあわせてくれなくなった。
久しぶりの打ち合いに心が踊る。
刃が火花を散らす。
裁きの剣と許容の剣が互いの意思を持ってぶつかりあう。
対の剣は己の主張を曲げない。
それは一陣の風になって吹き上げる。
「前世て信じるかい?」
疲れ果て横になるとシュナイダーが左手で拳を作ると空へと突き上げる。
「母親に本当なら君が私の婚約者だったと言われた時、知らない記憶がよみがえったんだ。
君は今よりも…華奢でか弱い女性で私は君と帝国の教会で出会ったんだ。
君は言われなき噂話に苦しんでいてね。
話を聞いているうちにお互いの想いが深まっていったんだ。
気がつけば私は君を愛していて、君も私を愛してくれて私達は帝都の教会で幸せに暮らしていたんだ。
君が私を捨てて姿を消すまで…」
顔を赤らめるシュナイダー。
「なんだ見かけ倒しなのね。そんな大きな図体をしているくせに!!
意気地がないのね。」
私の言葉にシュナイダーが、ワナワナと震える。
「いっとくが…初めてだからうまく出来るかわからないけど……」
だから…あんなにワナワナとしているのね。
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「まっ…毎日するのか?」
驚きを隠せないシュナイダーに
「使う武器はなに?
私は薙刀なんだけど...」
そう言ってイヤリングを外し念をこめるとイヤリングは薙刀へと変わる。
シュナイダーは驚いた表情を見せると同じようにイヤリングを外す。
イヤリングが剣へと変わると
「君は裁きの剣を使うのか?
私は許容の剣を扱うのだが…君が裁きの剣を……」
どちらともなく剣と刃をあわせる。
互いの間を取りながら、互いの力を見せつけあう。
太刀筋は悪くはない。
だが……
私は薙刀の柄の部分で剣を弾き飛ばすと刃をシュナイダーの喉仏ですんどめする。
「手を抜かれるほど、私の剣の実力はないのかしら?」
屈辱的だった。
あからさまに手を抜かれるのも、流されるのも…
「すまなかった。
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ばつが悪そうな顔をすると
「すまなかった。
ここは君を女性としてではなく、剣を学ぶ同志として扱うべきだった。」
ペコリと頭を下げた。
「じゃあ…もう一戦やらない?手加減なしで…」
義兄もスネイクも最近では剣をあわせてくれなくなった。
久しぶりの打ち合いに心が踊る。
刃が火花を散らす。
裁きの剣と許容の剣が互いの意思を持ってぶつかりあう。
対の剣は己の主張を曲げない。
それは一陣の風になって吹き上げる。
「前世て信じるかい?」
疲れ果て横になるとシュナイダーが左手で拳を作ると空へと突き上げる。
「母親に本当なら君が私の婚約者だったと言われた時、知らない記憶がよみがえったんだ。
君は今よりも…華奢でか弱い女性で私は君と帝国の教会で出会ったんだ。
君は言われなき噂話に苦しんでいてね。
話を聞いているうちにお互いの想いが深まっていったんだ。
気がつけば私は君を愛していて、君も私を愛してくれて私達は帝都の教会で幸せに暮らしていたんだ。
君が私を捨てて姿を消すまで…」
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