あだ花姫は18禁ジャンルからジャンル替えしたいみたいです。

チョコパイ

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第2章 学園編

ほうれんそうは基本です。

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「父上と母上に今すぐ会いたいと伝えてくれ。」

皇太子の専属の護衛騎士すら側妃側に取り込まれているとしたら、皇城は皇太子にとってもはや安全な場所ではない。

皇帝はどこまでこの状況を理解しているのかしら?

執事長の案内で応接室へと通される。
部屋には皇帝と正妃が私達を待っていてくれた。

「お前がこうやって頼みごととは初めてだな。」

「父上、母上
私はクリスティーナと一緒に侯爵邸で暮らそうかと思います。」

「何を言うかと思ったら、お前は…」

私は父から預かったブレスレットを擦りながら
Sound, disappear
Sound, disappear
と詠唱する。

「皇帝陛下と正妃様にお話があります。 
今日、側妃様にご挨拶したのですが、アレは側妃様ではありません。
多分、邪悪な者だと。
そして、皇太子殿下の護衛騎士はすでに調略されてます。可能ならば皇太子殿下を侯爵家で守らせていただけませんか?」

「それは神子としての意見か?」
皇帝が私の目を見る。

「神子か否かはわかりませんが、私と護衛のパンジーには禍々しい何かに見えました。」

しばらくの沈黙の後
皇帝は私達の顔を見つめ

「二人とも今度は間違うんじゃないぞ。」

そう笑うと
父にわたすようにと封筒を皇太子に渡す。

「名目は帝国一の騎士団での訓練としておこう。
ところでクレア、君は侯爵から神子について、なんと聞いている。」

「お恥ずかしい話ですが、未だ何も教えてはもらえていません。
私がまだ両親に信頼されていないと言うことでしょう。」

「それは違う。クリスティーナ、侯爵夫妻は君を愛しているからこそ言えないのだろう。
しかし一つだけ、私から言わせてはもらえないだろうか?」

「はい。一つとは言わず
いくつでもお願いします。」

「クリスティーナ、君は何も悪くなかった。私達大人が悪かったんだ。
それだけは忘れないでくれ。いいね?クリスティーナ。」

「はい。」

侯爵邸に向かう馬車の中
皇太子が

「君のご両親は許してくれるだろうか?」

と不安気につぶやく。

「もちろん、私から誘ったんですもの。
良かったら
このままお婿さんにでもなりますか?」

「ぬわぁ……婿なんて…」

真っ赤に顔を赤らめる皇太子を見つめながら
案外それも悪くないかもと思う私だった。
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