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第2章 学園編
ほうれんそうは基本です。
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「父上と母上に今すぐ会いたいと伝えてくれ。」
皇太子の専属の護衛騎士すら側妃側に取り込まれているとしたら、皇城は皇太子にとってもはや安全な場所ではない。
皇帝はどこまでこの状況を理解しているのかしら?
執事長の案内で応接室へと通される。
部屋には皇帝と正妃が私達を待っていてくれた。
「お前がこうやって頼みごととは初めてだな。」
「父上、母上
私はクリスティーナと一緒に侯爵邸で暮らそうかと思います。」
「何を言うかと思ったら、お前は…」
私は父から預かったブレスレットを擦りながら
Sound, disappear
Sound, disappear
と詠唱する。
「皇帝陛下と正妃様にお話があります。
今日、側妃様にご挨拶したのですが、アレは側妃様ではありません。
多分、邪悪な者だと。
そして、皇太子殿下の護衛騎士はすでに調略されてます。可能ならば皇太子殿下を侯爵家で守らせていただけませんか?」
「それは神子としての意見か?」
皇帝が私の目を見る。
「神子か否かはわかりませんが、私と護衛のパンジーには禍々しい何かに見えました。」
しばらくの沈黙の後
皇帝は私達の顔を見つめ
「二人とも今度は間違うんじゃないぞ。」
そう笑うと
父にわたすようにと封筒を皇太子に渡す。
「名目は帝国一の騎士団での訓練としておこう。
ところでクレア、君は侯爵から神子について、なんと聞いている。」
「お恥ずかしい話ですが、未だ何も教えてはもらえていません。
私がまだ両親に信頼されていないと言うことでしょう。」
「それは違う。クリスティーナ、侯爵夫妻は君を愛しているからこそ言えないのだろう。
しかし一つだけ、私から言わせてはもらえないだろうか?」
「はい。一つとは言わず
いくつでもお願いします。」
「クリスティーナ、君は何も悪くなかった。私達大人が悪かったんだ。
それだけは忘れないでくれ。いいね?クリスティーナ。」
「はい。」
侯爵邸に向かう馬車の中
皇太子が
「君のご両親は許してくれるだろうか?」
と不安気につぶやく。
「もちろん、私から誘ったんですもの。
良かったら
このままお婿さんにでもなりますか?」
「ぬわぁ……婿なんて…」
真っ赤に顔を赤らめる皇太子を見つめながら
案外それも悪くないかもと思う私だった。
皇太子の専属の護衛騎士すら側妃側に取り込まれているとしたら、皇城は皇太子にとってもはや安全な場所ではない。
皇帝はどこまでこの状況を理解しているのかしら?
執事長の案内で応接室へと通される。
部屋には皇帝と正妃が私達を待っていてくれた。
「お前がこうやって頼みごととは初めてだな。」
「父上、母上
私はクリスティーナと一緒に侯爵邸で暮らそうかと思います。」
「何を言うかと思ったら、お前は…」
私は父から預かったブレスレットを擦りながら
Sound, disappear
Sound, disappear
と詠唱する。
「皇帝陛下と正妃様にお話があります。
今日、側妃様にご挨拶したのですが、アレは側妃様ではありません。
多分、邪悪な者だと。
そして、皇太子殿下の護衛騎士はすでに調略されてます。可能ならば皇太子殿下を侯爵家で守らせていただけませんか?」
「それは神子としての意見か?」
皇帝が私の目を見る。
「神子か否かはわかりませんが、私と護衛のパンジーには禍々しい何かに見えました。」
しばらくの沈黙の後
皇帝は私達の顔を見つめ
「二人とも今度は間違うんじゃないぞ。」
そう笑うと
父にわたすようにと封筒を皇太子に渡す。
「名目は帝国一の騎士団での訓練としておこう。
ところでクレア、君は侯爵から神子について、なんと聞いている。」
「お恥ずかしい話ですが、未だ何も教えてはもらえていません。
私がまだ両親に信頼されていないと言うことでしょう。」
「それは違う。クリスティーナ、侯爵夫妻は君を愛しているからこそ言えないのだろう。
しかし一つだけ、私から言わせてはもらえないだろうか?」
「はい。一つとは言わず
いくつでもお願いします。」
「クリスティーナ、君は何も悪くなかった。私達大人が悪かったんだ。
それだけは忘れないでくれ。いいね?クリスティーナ。」
「はい。」
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「君のご両親は許してくれるだろうか?」
と不安気につぶやく。
「もちろん、私から誘ったんですもの。
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