あだ花姫は18禁ジャンルからジャンル替えしたいみたいです。

チョコパイ

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学園編

私達同棲しませんか?

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「先程は命を救ってくれてありがとう。」

馬車に乗り込むと
皇太子は私に頭を下げる。

「どうやら、帝国に故郷を奪われた者の犯行らしい。それにしても、あんな離れた場所の犯人を捕まえるなんて、クリスティーナは
すごいな。」

「ありがとうございます。
これも騎士団の指導のおかげです。」

「今回のことでわかったかも知れないが、私の隣はかなりの危険がともなう。
帝国に国を奪われた者、貴族派、それと第二皇子派。これに懲りず、側にいて欲しいと願っている。」

「モテる男は大変ですね。」

「???」


帰宅すると父の執務室に来るよう家令に言われ、そのまま執務室へと通される。

「暗殺者を捕まえたそうだな。」

父の言葉にコクンとうなずく。

「クリスティーナさえよければ2ヶ月後にある、
騎士団の新人戦にリオン騎士団の代表として、出てみないか?」

「!!!
私がリオン騎士団の代表でよろしいのでしょうか?」

「もう一度聞く。
出るのか?出ないのか?
どちらだ。」

「出ます。
出させて下さい。
後悔させないよう頑張ります。」

毎年11月に行われる騎士団の新人戦は、新人騎士の憧れの舞台だ。

まさか私がその場所に立てるなんて、ちなみに昨年の優勝者はスネイクだ。

リオン騎士団はここ12年間連続優勝だ。

「皇太子との婚約式もあるが、がんばりなさい。」

私はなめていたのだ。
仮初めとは言え皇太子との婚約の大変さを…


早朝から騎士団と朝練に励み、学園へ…
それが終わると城へ向かい、婚約式の衣装やら小物やらを選んでは試着する。
マナーやら、参加国のお偉いさんの名前を覚えたり、
大学受験ぶりのハードなスケジュールをこなしていく。

「ふぅ~」

庭園の一画にある四阿で
皇太子とお茶をしながら
婚約式の進行を頭に入れていく。

「皇太子殿下、お元気でしたか?」

声のする方を見ると侍女を引き連れて見るからに悪役ぽい美魔女がこちらを見つめている。

「あぁ、久しぶりだな。」

「私には紹介して下さらないの?」

「クリスティーナ、こちらは父上の側妃だ。それと
第二皇子の母でもあるナターシャだ。」

私は椅子から立ち上がり

「ナターシャ様、初めまして私はこの度、皇太子殿下の婚約者になりましたクリスティーナ·アデル·リオンです。
よろしくお願いします。」

「あなたがクリスティーナね。とても美しくて優秀だと聞いてるわ。こちらこそよろしくお願いね。」

私の第六感が叫んでいる。
コイツはヤバイ奴だと。
オーラが人のものとは違うのだ。

人よりどす黒くて禍々しいのだ。
身体中に鳥肌がたつ。

と同時に違和感を覚える。
私ですら感知できるのに
何故、皇太子つきの護衛騎士は感知できないのか?
横目で私の護衛騎士のパンジーを見ると、私と同じように苦悶の表情を浮かべている。

ナターシャが去った後
私は皇太子の耳元で囁く。
「護衛騎士の身辺調査をした方が良いかと…」

ダンスパーティーの時も護衛は近くにいた…
もしかしたら側妃の…
そっちがその気なら…

こっちはこっちでいいわよね?

「皇太子様、私達同棲しませんか?」
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