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第2章 学園編
安心して下さい。それは見せパンです。
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「クリスティーナ
そろそろ踊ってみないかい?」
皇太子が私の手を握り
ダンスフロアーへと誘う。
フロアーへおりると
「婚約者とワルツを踊りたいのだが……」
楽団にリクエストする。
ワルツを踊りたいのではなく、私がワルツしか踊れないのだ。
三拍子のリズム。
ステップは基本、
「前進」と「後進」のみ。
後は皇太子のフォローにおまかせするスタイルだ。
皇太子は優雅に私をフロアーの真ん中へと連れていく。
向かい合い姿勢を正すと
皇太子が手をとる。
「大丈夫!!
練習通りに……」
皇太子が耳元で囁くと
音楽が流れはじめる。
皇太子にリードされ
流れるようステップを踏む。
いつも騎士団といるせいで、マッチョになれてしまった私にとって、皇太子は頼りないガリガリ君に見えていた。
でもこうして一緒に踊ってみてわかるのは、
ちゃんと鍛えられている体だということだ。
クリスティーナは気づいていない。
スリットから見える。
太ももに多くの男達の視線がむけられていることを
白くて長い腕がどれほど
魅惑的に映っていることを
クリスティーナは気づいていない。
何故ならクリスティーナは他の視線に集中しているから、
「皇太子様、合図したら
私を高く持ち上げてください。」
「???」
「今です」
皇太子がグイッとクリスティーナをリフトする。
クリスティーナは太ももから、ダガーを抜き取ると
素早く投げる。
「うわぁ~」
男の悲鳴と金属が落ちる音が音楽を打ち消した。
「キャー」
周囲はパニック状態の中
クリスティーナは素早く
男のもとへ向かい
腕をねじあげる。
側にはナイフが落ちている。
「狙うなら殺気を隠さなきゃ…これ基本だから。」
遅れてきた護衛騎士に
男を任せると
皇太子が、
「もう大丈夫。再開してくれ!!」
と、宣言する。
音楽が奏でられ
空気を読んだのか、第二皇子が婚約者と踊り始める。
「それにしても見事な腕前だった。」
皇太子が笑う。
「将来、父みたいに騎士団を率いるのが夢なんで。」
会場中の男達は今夜は眠れないだろう。
クリスティーナが皇太子のリフトから飛び降りる際、
黒いショーツが目にとびこんだから……
「クリスティーナ
すまない。見るつもりはなかったのだが、君のショーツを……」
「あぁ、アレは見せパンですから、見られても平気ですよ。」
「見せパン?」
「はい。見せパンです。」
「……」
そろそろ踊ってみないかい?」
皇太子が私の手を握り
ダンスフロアーへと誘う。
フロアーへおりると
「婚約者とワルツを踊りたいのだが……」
楽団にリクエストする。
ワルツを踊りたいのではなく、私がワルツしか踊れないのだ。
三拍子のリズム。
ステップは基本、
「前進」と「後進」のみ。
後は皇太子のフォローにおまかせするスタイルだ。
皇太子は優雅に私をフロアーの真ん中へと連れていく。
向かい合い姿勢を正すと
皇太子が手をとる。
「大丈夫!!
練習通りに……」
皇太子が耳元で囁くと
音楽が流れはじめる。
皇太子にリードされ
流れるようステップを踏む。
いつも騎士団といるせいで、マッチョになれてしまった私にとって、皇太子は頼りないガリガリ君に見えていた。
でもこうして一緒に踊ってみてわかるのは、
ちゃんと鍛えられている体だということだ。
クリスティーナは気づいていない。
スリットから見える。
太ももに多くの男達の視線がむけられていることを
白くて長い腕がどれほど
魅惑的に映っていることを
クリスティーナは気づいていない。
何故ならクリスティーナは他の視線に集中しているから、
「皇太子様、合図したら
私を高く持ち上げてください。」
「???」
「今です」
皇太子がグイッとクリスティーナをリフトする。
クリスティーナは太ももから、ダガーを抜き取ると
素早く投げる。
「うわぁ~」
男の悲鳴と金属が落ちる音が音楽を打ち消した。
「キャー」
周囲はパニック状態の中
クリスティーナは素早く
男のもとへ向かい
腕をねじあげる。
側にはナイフが落ちている。
「狙うなら殺気を隠さなきゃ…これ基本だから。」
遅れてきた護衛騎士に
男を任せると
皇太子が、
「もう大丈夫。再開してくれ!!」
と、宣言する。
音楽が奏でられ
空気を読んだのか、第二皇子が婚約者と踊り始める。
「それにしても見事な腕前だった。」
皇太子が笑う。
「将来、父みたいに騎士団を率いるのが夢なんで。」
会場中の男達は今夜は眠れないだろう。
クリスティーナが皇太子のリフトから飛び降りる際、
黒いショーツが目にとびこんだから……
「クリスティーナ
すまない。見るつもりはなかったのだが、君のショーツを……」
「あぁ、アレは見せパンですから、見られても平気ですよ。」
「見せパン?」
「はい。見せパンです。」
「……」
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